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<インタビュー>DISH//卒業、超特急新メンバー加入――EBiDAN激動の2022年を振り返る

インタビューバナー

 スターダストプロモーション所属 新人&若手俳優集団・恵比寿学園男子部 ”EBiDAN”(エビダン)。彼らが一堂に集う夏の恒例イベント【EBiDAN THE LIVE(通称:エビライ)】が2022年8月20、21日に3年ぶりの開催に至った。史上最多の15グループが出演となった今年は、一期生として長年EBiDANを支えてきたDISH//が卒業を発表。メンバーにとってもファンにとっても思い出深いライブとなった。

 今回、EBiDANの各グループから1名ずつ登場してもらいインタビューを敢行した。メンバーは超特急・カイ、M!LK・曽野舜太、SUPER★DRAGON・田中洸希、さくらしめじ・髙田彪我、ONE N' ONLY・NAOYA、原因は自分にある。・吉澤要人、BUDDiiS・KEVINの7名。2022年の【EBiDAN THE LIVE】の思い出から、最近の活動について、そして先輩・後輩同士の関係性についてなど、たっぷり話を訊いた。 (Interview & Text / Photo: Yuma Totsuka)

エビライで印象的だったグループは?

――普段このメンバーでの絡みはあるんですか?

カイ:毎年の【EBiDAN THE LIVE】で、あとはプライベートで遊びに行ったりするメンバーもいたりいなかったり……という噂があります。

田中洸希:僕はずっと(吉澤)要人をご飯に誘ってるのに、一生ご飯に行ってくれません。ずっと断られています。

吉澤要人:いや、僕も何度か誘っているんですが……。

カイ:やり合い(笑)。

田中:割と連絡は取るんですけど、なかなか予定が合わなくて。


――先輩・後輩という立場もあると思いますが、構えたりは?

カイ:KEVINと要人は今日緊張してる(笑)。

KEVIN:ずっとソワソワ……でも楽しいですよ!

カイ:俺は超特急の中では話しやすいほうだと思う。タクヤよりは(笑)。

一同:(笑)。

髙田彪我:皆さん優しいです!

カイ:気を遣ってますね(笑)。


――そんなEBiDANのみなさんですが、今年3年ぶりに開催した【EBiDAN THE LIVE】はいかがでしたか?

KEVIN:BUDDiiSは初めて出演させていただきました。EBiDANとしてもすごく大事なライブでしたし、先輩方が作ってきた歴史をちゃんとBUDDiiSも継承して、もっと大きいグループになりたいなと思いました。


――尊敬してる先輩はいますか?

KEVIN:やっぱり超特急さんはすごくて……。

カイ:太鼓持ち!(笑)

KEVIN:パフォーマンスを見ていて学ぶ部分が多いですし、人としても凄く大切な先輩方です。

カイ:KEVINはPRIZMAX(※2020年3月解散)のメンバーだったから、後輩だけど先輩グループにいて、今度は後輩グループになったのが、ちょっと不思議な感じなんですよね。

KEVIN:確かに。僕個人としては、2回目の【EBiDAN THE LIVE】だったんですが、グループが変わっての出演で、これまで一緒にやってきた先輩方の気持ちも抱えて、今後もEBiDANとしてやっていくという覚悟の気持ちもあったので緊張しました。


――なるほど。印象に残ったグループはいますか?

KEVIN:M!LKさんはすごい。

曽野舜太:おーー!

KEVIN:シャッフルユニットコーナーで、M!LKさんをやらせていただいたので、そこで絡んでいただいたのも楽しかったです。

曽野:僕たちもめっちゃ楽しかったです。やっぱり【EBiDAN THE LIVE】って祭りだなと感じました。各チームがこの1年間磨きあげてきたものを発表する場でもあるので、どこかしらプライドというか、燃えてる部分があって。「俺らこんなのできるんだぞ!」という成長した姿を見せられる場でもあるんです。


――M!LKとしては今回どういう姿を見せることができましたか?

曽野:今年メジャーデビューして一発目の【EBiDAN THE LIVE】だったので、よりM!LKらしさを見せられたと思います。メジャーデビューして特段変わったことはないんですけどね。


――他のグループで印象深かった方はいますか?

曽野:難しいな。本当によいしょをするわけではないですけど、超特急さんは……。

カイ:いい、いい、いい!(笑)

曽野:(笑)。新メンバーも含めて「どうやって演出するんだろう?」と思っていたら、オリジナルメンバーと新メンバーを分けて演出されていて、いろんなことを考えてやっているんだろうなと感じました。ダンスの振りが会場中に浸透していて「これがEBiDANの先頭を走って来た人か」と。

カイ:俺、今年の【EBiDAN THE LIVE】が一番忙しかった気がする。最年長なのでみんなの楽屋に顔出しに行ったり、ずっとせかせかしてた印象があります。


――裏ではそんなことが。ライブではいかがでした?

カイ:楽しかったけど、やっぱりDISH//の卒業があったから2日間ともちょっとエモーショナルだったな。みんなボルテージが上がっているけど、どこかに少しエモさがあるというのが不思議な空気感で、なんか変な感じでしたね。


――切磋琢磨してきたグループが卒業するというのは感慨深かったですよね。

カイ:そうですね。連絡も取ってるし、会おうと思えばいつでも会えますけど、やっぱり寂しさはありました。【EBiDAN THE LIVE】は開催自体が久しぶりだったので、みんなのライブがすごくいいなと思ったし、みんなかっこよかった。また来年開催できることになればすごく楽しみだなって思います。





――今年1番印象深かったグループは? 曽野さんが祈ってますが……。

曽野:お願いします!!

カイ:うーん……原因は自分にある。ですね。

一同:おおおおお!

カイ:もちろんM!LKも印象に残ってるよ! 原因は自分にある。は、出演しない予定だった杢代(和人)が2日目に来たというのもあったんですが、それを差し引いてもみんなの想いが凄く強かった。6人で立ってる舞台も素晴らしかったし、2日目の7人の気持ちのまとまり方も素敵だったという印象があります。

吉澤:和人という大きな存在がいない部分をどれだけプラスに見せるかというのをみんなで考えました。6人でも「7人でやっている気持ちで挑もう」と、立ち位置など変えずに構成したので、その気持ちは伝わったと思います。


――2日目に杢代さんが参加して、初日とのコントラストはどうでした?

吉澤:やっぱり安心感がありました。最年長の武藤潤は、終わった後泣いてました。

一同:(笑)。

吉澤:みんな7人が恋しいんですよね。


――他のグループで印象深かった方はいますか?

吉澤:SUPER★DRAGONさんです。

田中:おっ、まさかの……!

吉澤:原因は自分にある。のメンバーみんな、SUPER★DRAGONさんが大好きなんです。僕にとってはグループに入って一番近くにいる憧れだったんですけど、今回の【EBiDAN THE LIVE】を見て、頑張らないとどんどん離れて行っちゃうなって……。

田中:(笑)。

吉澤:それぐらいパフォーマンス力がすごくて。特にスパドラさんのラップが好きなんですけど、誰がラップしてるか一瞬で伝わってくるのがすごいなと思う。スパドラさんのライブ中はずっと、僕たちのイヤモニからも歌が聞こえてくるので、イヤモニをずっとつけて聴いてました。

田中:すごっ。ガチじゃん!

吉澤:かっこいいです。

田中:いえいえ……ありがとうございます。


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各グループのTikTokとの付き合い方

田中洸希:今年の【EBiDAN THE LIVE】は3年ぶり、そしてDISH//さんが卒業ということで、だいぶ思い入れは強かったですね。2日目に関しては、DISH//さんの前という大きな出番をいただいたので「DISH//さんの前にフロアを温めないと!」と、セトリを必死に試行錯誤しました。毎月シングルを連続リリースしているんですが、8月の新曲を披露できてメンバー全員爆上げでした。


――DISH//さんの前というのは相当プレッシャーだったのでは?

田中::そうですね。このライブ終わったらDISH//さんは卒業するというのもあったし、言い方が悪いかもしれないですが、荷がちょっと重かったです。でも逆にそれが俺らを燃えさせてくれて、感動的なライブになったんじゃないかなと思います。


――他グループは誰が一番印象深かったですか?

田中:リハーサルから見させていただいていたんですけど、さくらしめじは昔から変わらないスタイルで音楽を届けてるし、ONE N' ONLYは演出にすごくこだわっていると思いました。BUDDiiSはとにかく曲が良いんです。やっぱりKEVINくんが作ってる曲すごいなって思うし、原因は自分にある。はすごくおしゃれ。M!LKは、衣装チェンジすごくなかった?

髙田彪我:あー! すごかった。

田中:ワンマンかと思うくらい、短時間ですごいパフォーマンスをするなと思いました。超特急さんは一番魅せ方をわかってる。「やっぱり超特急だな」という感じにプラスで、新メンバーの皆さんが入った事によって、さらに盛り上がってた。DISH//さんはリハーサルから「(ファンだけでなくスタッフも含めた)みんなに向けて歌います」と言っていたのが「すげぇな」と思いました。いろんなグループにそれぞれの色があって、違った魅せ方ができてすごいと思ったので、1番は決められないですね。

髙田:DISH//さんの卒業や、超特急さんの新メンバー加入など、それぞれのグループの始まりを実感した【EBiDAN THE LIVE】でしたね。今年は例年よりも“EBiDANしてた”と思ったし、思い出に残るライブでした。




――さくらしめじとしての【EBiDAN THE LIVE】はいかがでしたか?

髙田:2人ともついに二十歳になって、初の【EBiDAN THE LIVE】でもあったので、今までのイメージを殻破りしたくて「ここからまだまだ始まっていくぞ」というのを見せようとしていました。オケを極力使わず、ギターだけで表現するというのはさくらしめじの特色でもあるので、生音を響かすというのを強調して見せるライブにしました。


――MCでの「幼いままで止っているイメージを変えたい」という言葉が印象的でした。

髙田:そうなんですよ。「かわいい」とか「愛らしい」と言われるのが嫌なわけではないですが、その一歩向こう側の感情を引き出していきたいなとずっと思っているんです。これからどんどん出していきたいです。


――印象的だったグループはいらっしゃいますか?

髙田:全グループ印象的でしたが、そうですね……ワンエンさんです。1日目 ではクールな印象で、2日目では世界平和のような明るい気持ちになれる曲を演出されていました。ステージ演出を僕たち2人も考えるので、ふり幅が大きくあるのは羨ましいなって、舞台袖で見てて思っていました。


――ワンエンは海外でのライブも成功させていますしね。

髙田:そうですね。海外行きたい!(笑) 一度海外に行ったからこその見分の広さというか、インプットしてこそのアウトプットでもあるので、羨ましい経験をされてるなと思いますね。

NAOYA:ブラジルにライブをしに行って僕たちのライブの楽しみ方や感覚が全然違うなと感じました。日本でライブをする時は、しっかりリハをして完成したものを披露するという見せ方なんですが、ブラジルではラリーをしているような感じなんです。こっちが出したものに対して、向こうからも「バンッ」と反応が来るので、こっちも上を行くわって。だからメンバーみんなが真ん中に入らないといけないフォーメーションなのに動いて歌ったり、練習にない動きをしたりするんです。そういう予想もしてない動きをめちゃくちゃみんなしていましたね。今年はTikTokがきっかけで『日本テレビ「ヒルナンデス!」』やいろいろな番組に出演させてもらったり、ブラジルでライブをしたり、ステップアップできた年でした。


――NAOYAさんは今年の【EBiDAN THE LIVE】はいかがでしたか?

NAOYA:今年が今までで一番刺激をもらいました。「EBiDANのグループってレベルが高いな」と思ったし「負けてられないな」とも思いました。ワンエンとしては、新しい試みとして、2日間でガラッとセットリストを変えて、「Video Chat」や「LUCKY」など明るい曲をやってみました。そこでの手応えはありましたし、良いライブを見せられたかなと思いました。明るい曲は、ファンのみなさんと繋がってるというか、一緒に盛り上がれるのでやっていて楽しいですね。


――今回印象的だったグループは?

NAOYA:僕はスパドラです。2日目の超特急とDISH//に挟まれてる枠で、さらにDISH//が卒業のタイミングで、プレッシャーが相当すごかったと思います。でも、ステージに出てきたらそんなのを感じさせないくらい自分達のグループの良さを前面に出しきっていて、イカしてましたね。モニターで見てたんですけど、ジャン(海渡)がサングラスしてたり。

田中:あはははは!

NAOYA:堂々としててすごかった。


――EBiDANのみなさんはTikTokに力を入れている印象があります。先程NAOYAさんから「TikTokがきっかけで色んな広がりがあった」というお話がありましたが、みなさんも変わったことはありましたか?

曽野舜太:M!LKはTikTokの毎日投稿を頑張っていて、日々研究しています。変わった事と言えば、何か事件があればすぐに動画を回すようになったことですね。対処する前にとりあえず動画を回すという。スタッフさんも、普通だったら対処しに行くところをみんな傍観者になるみたいな(笑)。「いやいや撮ってないで!」みたいなのが多いです。


――曽野さん階段から落ちてませんでした?

曽野:あー! 落ちてました。あれは演出です(笑)。


――よかった。少し心配していました(笑)。毎日投稿の反響ってありました?

曾野:数か月やっていて、フォロワーが伸びたり知ってくれる人が多くなりましたね。友達からも「TikTokで流れてきたよ」って連絡があったり、頑張っているかいがあるなと思います。

田中:なんだかんだで実は、僕EBiDANで初めてTikTokを始めたんですよ。最近は不定期で上げているんですけど、毎日投稿をしていた時期はフォロワーがグンっと増えて、20万人いったんですよ。


――すごいですね!

田中:まぁ今は投稿頻度が減ってしまったので、フォロワーもちょっと減ってしまいまして……(苦笑)。でも、一番最初に反響があった動画がビートボックスだったのもあって、ビートボクサーの方に認知していただいたり、いろんな方に知ってもらえたというのは大きいです。今でも仲良くさせてもらっている方も多いです。

 スパドラとしては、去年ぐらいからTikTokを始めて、最近はメンバーみんなで撮影しています。更新頻度をもっと上げないととは思ってて、メンバーとも「もっと頑張ろうぜ」と話してはいるんですが、みんなにやり方教えてほしいです。

曽野:とりあえず動画を回してください。

一同:(笑)。

カイ:そこ大事だよね。

NAOYA:仕事って思わないほうがいいかもしれないですね。自分達が楽しんでやるのは大事かも。僕たちも最初にTikTokを始めたきっかけがたまたまそういう感じで、そこから1年以上毎日アップしてます。

田中:なるほど。家に帰ったらTikTok撮りたいなと思って投稿したり。でも、今のTikTokってバズるものが前と変わって、甘い世界では無くなってしまった感じがあって……。


――そうなんですね。

田中:そこから悩んじゃいました。やっぱり一人のアカウントだと、一人でふざけるのは無理があって、メンバーと撮るのも難しかったり。そこで一度止まってしまった時期がありました。TikTokってすぐに流行りが変わるのでどんどん乗っていかないと、追いかけるのが難しいですね。


――難しい世界ですね。そしてTikTokと言えば、BUDDiiSが。

田中:いや本当にね。すごいです。

KEVIN:最初はハモリを歌った動画がバズって、そのあとも歌っている動画を出し続けて、ライブでもハモリのパートが生まれました。BUDDiiSは生歌を大事にしているので、歌を武器に今できているのはTikTokでバズったおかげです。僕も個人のアカウントで歌の知り合いが増えて、楽曲の制作依頼を頂いたり、一緒に曲作ったりさせていただいています。アーティストの方と関わる機会がなかなかないので、そういった経験もTikTokのおかげです。


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世界でもEBiDANを知ってもらえるように

――2022年、EBiDANとしてはどんな年でしたか?

カイ:EBiDANとしての仕事が増えたんですよ。わりと毎年【EBiDAN THE LIVE】の前くらいに出してた“エビ本”というのが、いつの間にかなくなったなと思ったら、まさかのEBiDANとしての仕事が増えるっていう(笑)。

髙田彪我:確かに! 懐かしい!

カイ:TBSの『夜よるのブランチ』や、ドルチェ&ガッバーナ、今日の取材もそうですが、EBiDANとしての仕事が増えていくというのはありがたいです。団体にフォーカスを当てていただけるのはすごくうれしいです。


――EBiDANはこれまで超特急とDISH//が築き上げてきた部分が多いと思いますが、今後、後輩に継承していきたい事ってありますか?

カイ:「こうしてほしい」というのはないですけど、僕は最年長として「こういう姿であろう」という想いはあるので、それを感じ取ってくれる後輩がいたらいいなと思っています。ただ、僕たちとDISH//が同期でやってきたことを、完全な同期ではないけれど、M!LKとスパドラがそういう関係性でいてくれたらいいなと思うことはあります。まだ全くわからないですが、いつかは僕たちも卒業していくと思うので、その時にEBiDANが「超特急はもういなくて大丈夫」と思ってもらえるような団体でいられればいいかなと思います。


――まだそこには達していないと?

カイ:そうですね。EBiDANという存在自体がまだまだ知られていないので、もっと頑張るべきだと思います。超特急としては「いつまでいるんだろう」って思われないように……。

一同:(笑)。

髙田:思わないですよ!(笑)。

カイ:「まだいるじゃん」とか「お前ら無駄にトリとるなぁ」みたいなさ(笑)。実際、僕たちの歴が長いからトリをやるんじゃなくて、他のグループが伸びていったらそのグループがトリを務めるべきだと思う。それぐらい切磋琢磨すべきだと思うし、そういう団体でいたいです。

曽野舜太:実は超特急の新メンバーのハルは、(研究生のEBiDAN NEXTとして)うちのライブのバックダンサーをしてくれていたので「超特急になります」という報告を受けたときすごく嬉しかったです。一緒にライブを作り上げてくれた仲間なので、我が子が旅立ったような。






――グッとくるエピソードですね。複雑な気持ちとかは無かったんですね。

曽野:複雑!? なんで!?むしろ嬉しいです! 確かに、それこそPRIZMAXさんみたいな感じで、後輩が先輩グループに行ったみたいな感覚はありますけど、嬉しい限りでしたね。純粋に「ハルやったやん!」っていう。


――現場で会ったときは絡んだりするんですか?

曽野:ハルとは絶対喋ります。ハルがEBiDAN NEXTだった時に、僕と山中(柔太朗)が、スペシャルゲストとしてEBiDAN NEXTの番組に呼んでいただいて、その時もずっとハルと喋っていて、 本当に弟のような存在です。


――そうなんですね。2022年はEBiDANとしてどんな1年でしたか?

曽野:EBiDANとしてM!LKが感じたのは、それこそ【EBiDAN THE LIVE】でもそうですが、それぞれの楽曲でそれぞれのチームに魅力があって、これからEBiDANの時代が来るだろうという風を感じた、ということです。なので負けないようにより力を入れて行きたいなって。僕らはメジャーデビューして1年目という嬉しさもありつつ、活動自体7年やっています。“変幻自在”とは言いつつも“M!LKらしさ”も固まりつつもあります。11月30日に発売される「STARS」という曲でもそれを感じていただけると嬉しいです。「あなたの幸せを一途に願う」というラブソングなので楽しんでいただければと思います。

田中:カイくんも言ってましたが、EBiDANでの仕事が増えたと思います。僕に関してはドルチェ&ガッバーナのお仕事させていただいたりとかしてたんですが、こうやってみんなで集まって取材をしていただくのはなんだかんだ初めてなんです。スパドラのメンバーと、他のグループのメンバーと話す内容って全然違うので、いろいろと話せて楽しいです。


――ちなみに、どんな話をされるんですか?

田中:メンバーは家族みたいに一緒にいるから、基本話すこともそんなに内容が濃いものではないんですけど、他のグループだったら「最近どういう活動をしているのか」とか。他のグループの音楽は気になるので、刺激になります。


――情報交換をしてるんですね。

田中:ラーメンの情報交換もします。僕ラーメンが好きなんですけど、こんなにラーメンで話が広がるんだってびっくりしました。どこのラーメン屋を知っているとか、このラーメン屋いいんだよねみたいな、そういうので僕はもう楽しい。メンバーとも話しますけど、こんなに楽しそうには話してくれませんから(笑)。

髙田:ラーメンの話ができてよかったー!

吉澤要人:EBiDANのお仕事をすることで会う機会が増えたというのもありますが、改めて先輩が大きい存在に見えます。すごく遠くに見えるけど、話してみたら優しくて、自分もそういう存在になりたいと思っています。同じEBiDANとして活動できている事が本当に嬉しいと思いますし、EBiDANの原因は自分にある。のメンバーという責任感も改めて再確認できた年になりました。


――吉澤さんが尊敬している先輩はどなたですか?

田中:いいんだよ、気を使わなくて(笑)。

吉澤:ジャン君です。

一同:へぇ~!

田中:確かにジャンくんとよく話してるね。

吉澤:ドラマ『FAKE MOTION - 卓球の王将』の現場で、どうしていいか分からなかった時に、洸希くんもそうなんですけど、ジャンくんがいきなりよくわからない話をしてくれて。始めはどうしていいかわからなかったんですけど、だんだんとそれが面白くなって。


――困らせてる(笑)。

田中:(笑)。

吉澤:最初は困ってました(笑)。でも、いつも緊張している時に来てくれるんです。言葉にしないけど感じ取って寄り添ってくれているのが、優しい男だなと思いました。

KEVIN:僕たちは今年の【EBiDAN THE LIVE】でやっとBUDDiiSとしてお会いできました。直接先輩のライブを見ることができて、勉強になることしかなかったです。僕たちはライブを自分達で作り上げてきた部分があるので、良い所をみんなで研究して次のライブに繋げようとめちゃくちゃ走りまくってます。


――KEVINさんは曲も作っているのでお忙しそうですよね。

KEVIN:いろんな人の歌い方とか表現の仕方を考えています。デモの段階でメンバーやパートによって全部歌い方を変えて入れていて、洸希くんの歌とか結構低いので、ラップパートで声を真似させてもらったり、身近に参考になる方がたくさんいらっしゃるのでありがたいです。それこそジャンには、ラップはどんな曲を聴けばいいかとか、どういう入れ方をしたらいいとか、新曲ができたら送ったりとか、制作面でも意見をいただいたりしてます。


――すごいですね!

KEVIN:12月5日に「her+art」と「The One」という曲を配信リリースするんですが、「her+art」は僕の過去一の自信作なので、ぜひ聞いてほしいです。

NAOYA:今年の【EBiDAN THE LIVE】を見ても思いましたが、やっぱりEBiDANってめちゃくちゃいいグループが多いなって思いますね。もっとたくさんの人方に知ってもらいたいなってすごく思いました。まだまだみんなで大きくなってっていけるし、これからもっと盛り上げたいという思いが強くなりました。世界は僕たちワンエンが広げていくので、世界でもEBiDANを知ってもらえるように頑張りたいです。あと、【EBiDAN THE LIVE】は全グループが出ますが、たまにツーマンや対バンをしたりするのも面白そう。

髙田:今年はEBiDANの団結力が如実に固まっていった年だなって思いますね。それと共に、さくらしめじはEBiDANの中で特殊なグループではあるので、そこでどうEBiDANをかき乱すかっていうところは、これからもっと考えていこうかなと思ってます。楽しいこといっぱいしていきたいですね。


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・応募締め切り:2022年12月15日(木)23:59
・当選者の方には、@Billboard_JAPANよりDMをお送りします。当選時に@Billboard_JAPANをフォローされていない場合、当選は無効となります。
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