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<インタビュー>9人で走り始めた超特急がこれからの10年へ向ける「宇宙ドライブ」
Interview&Photo:Yuma Totsuka
超特急が新体制として初のニューシングル「宇宙ドライブ」をリリースした。本楽曲は、8月に加入した新メンバー4名を含む9名で放つパーティーチューン。収録曲は、デビュー曲「TRAIN」をリテイクした「Re-TRAIN」を含む全5曲で、新生・超特急の門出を祝うのにぴったりな作品となった。
今回はメンバー9人そろって初のインタビューを敢行。ツインボーカルになったばかりの2人のレコーディングの様子や、オリジナルメンバー5人が見据えるこれからのビジョン、そして新メンバーによる今後の展望など、なにもかもが新鮮なメンバーに話を訊いた。
新メンバーのみなさん、はじめまして!
――新メンバーのみなさんは、Billboard JAPANに初登場となりますので、自己紹介からお願いできますでしょうか?
シューヤ:11号車バックボーカルのシューヤです。特技はハイトーンヴォイスです。
マサヒロ:12号車のマサヒロです。特技は野球と水泳です。
アロハ:13号車アロハです。好きなものは車です。
ハル:14号車のハルです。好きな食べ物はチョコです。
――ありがとうございます。【EBiDAN THE LIVE 2022】を拝見して、新メインダンサーのみなさんのダンスのレベルが高くて驚きましたが、元々ダンスはどれくらいやられていたんですか?
マサヒロ:僕は元々ダンスをやりたくて上京したんです。そこから専門学校に入ってダンサーをしていました。
アロハ:僕は最初実は嫌々ダンスをやらされていました(笑)。でも恩師に出会ってから世界大会に出たり、色んな経験をさせてもらって、どんどん気持ちが変わっていって気が付いたらダンスの虜になっていました。
ハル:僕は本格的にダンスを始めたのは事務所に所属してからです。きょうだいの影響でダンスをやらされていたので、僕も最初は嫌々だったんですが、色々と活動していく中で徐々に好きになっていきました。
――紆余曲折がありながら今は皆さんダンスが好きになったんですね。
ハル:はい、大好きです。
――シューヤさんもダンス経験者ですよね?
シューヤ:僕は元々ダンスボーカルでやっていたので、歌ってはいますがダンスも好きです。
――歌も昔から好きだったのですか?
シューヤ:そうですね。歌は昔から憧れていて、本格的に習い始めたのは大学1年生くらいのときだったかな。
――最初にタカシさんの歌を聴いた時はどんな印象でしたか?
シューヤ:シンプルに「うまいな」と思っていましたが、直接聴いた時の方がびっくりしましたね。
――パワフルですもんね。タカシさんはシューヤさんの歌を初めて聴いた時の印象はいかがでしたか?
タカシ:僕にないハイトーンヴォイスと甘い歌声、バラードでは繊細に歌い上げるイメージがありました。「Burn!」や「My Buddy」だったり超特急らしい曲を歌ってみてもらった時に、合宿や審査を通してだんだんと超特急の歌を掴んできてくれているんだなと感じました。最初はバラードを歌う印象が強かったけど、なんでもできるんだなって思いました。
ユーキ:ボイトレを重ねていく中でシューヤの歌声に変化があって、沢山の引き出しがあることに可能性を感じましたし、もっと見せてほしいなと思ったことを僕もよく覚えています。
――ライブの演出を担当しているユーキさんの中では、新メンバーを選考していく中で既にステージ上での姿がイメージできたんでしょうか?
ユーキ:そうですね。まずは、タカシが心から安心している姿を見ることができたし、タカシ自身にも「もっとやらなきゃあかん!」という気持ちが芽生えていて、相乗効果にもなるなと思いました。
――そんな新メンバー4名が加入して初のシングル『宇宙ドライブ』がリリースされるわけですが、みなさんが出演されたドラマ『超特急、地球を救え。』の主題歌にもなっていました。ドラマの撮影を終えてみていかがですか?
マサヒロ:僕は初めての経験だったので、まず台本の読み方から教わったり、シューヤとの掛け合いのシーンがあったりしたので、何度も練習に付き合ってもらって、緊張しながらも何とかやり遂げました。
ユーキ:正直僕も台本の読み方からちょっとわからなくて……(笑)。周りのみんなに聞いて助けて頂きながら、必死についていきました。
――特にどのメンバーがサポートしてくれましたか?
ユーキ:やっぱり経験のあるカイやタクヤには助けられましたね。雰囲気を作ってくれたりもしたので、僕はただそこに乗っかっていきました。
リョウガ:僕も同じで、ただ文字を覚えるということだけに集中しました。
カイ:リョウガは台詞を録音して、それを聞いて覚えるんです。今回はやってなかった?
リョウガ:長い尺の時はやってた! 自分の台詞以外を録音して、間が空いたら自分の台詞だと気が付けるようにするんです。
タカシ:覚え方斬新!
シューヤ:でもそれ歌にも使えるかも……。
ユーキ:たしかに、いいかもね?
リョウガ:僕は今までの俳優人生ずっとそれでやってきたので。
ユーキ:俳優人生(笑)。
リョウガ:オファーお待ちしてます!
タクヤ:『超特急、地球を救え。』ではやってないですけど、リョウガみたいな手法は僕も過去にやったことがあります。
リョウガ:ほらほら! 一緒じゃん!
タクヤ:覚え方は人それぞれなので正解は無いし、ちゃんと本番にできればいいと思うんですけどね。今回のドラマに関しては、僕がとやかく言える立場ではないですが、メンバー全員精いっぱいやっていたと感じました。でも、自分自身の演技を改めて見たときに「芝居をしてしまうな」って、“本人役”がしっかりできてないなと思ってしまったんですよね。
――レベルの高い話ですね……。
ユーキ:うん……。
タクヤ:ドラマって30分時間を頂いていて、その中で起承転結の流れがあるから、僕はそれをより視聴者さんに届けようと芝居をしてしまうんです。それが今回はより出てしまっていたので……。
カイ:めちゃくちゃわかる。自分でも見てて思ったし、見た人から「ここアドリブでしょ~」と言われた時に、芝居と素の自分が切り替わっちゃってるということが伝わってしまってすごく悔しかった。 “自分の役”というのは難しかったですね。
タクヤ:逆に演技経験の無いメンバーの方がナチュラルにやれていたかもしれないね。
ユーキ:つい最近別ドラマで本人役をされてた方もいましたからね。
タカシ::そうですね。僕は本人役の先輩として。『みなしょー(みなと商事コインランドリー)』でのカメオ出演があったから『超特急、地球を救え。』を乗り越えられました。今回のドラマに関しては、台本上でちゃんと台詞を関西弁にしてくれていて、標準語よりもナチュラルに演技ができたと思うし、スタッフさんがやりやすくしてくださっているな、と感謝の気持ちでいっぱいでした。
――シューヤさんが加入後初めてお2人でレコーディングをしてみていかがでしたか?
タカシ:レコーディングする前は全部シュー君(シューヤ)と打ち合わせして、方向性を決めて挑んていたので、レコーディング自体は順調に録れました。「宇宙ドライブ」は僕としては“超特急らしさ”がある楽曲だと思っていて、歌詞に“寿司”とかコミカルな内容が散りばめられているけれど、トラックはすごくカッコよくて「かっこいい」に振り切ってみてもいいのかなと思って、そういう部分は話し合いましたね。
シューヤ:僕はまず初めに、この歌詞を「どう歌えばいいんだろう…」と思い、世界観を自分の中で消化できなかったんですが、タカシくんと2人でどう歌っていくかを話して、そこからは入り込みやすかったです。
――お話を訊いていると、既にお2人は仲が良さそうですね。
シューヤ:そうですね。
カイ:それ新メンバー側が即答しない方がいいのよ(笑)。
シューヤ:あ、そっか(笑)。
タクヤ:でも実際仲良くなっているし、歌のすごく細かい部分まで話し合っているのをよく見かけるんですが、タカシには今までそういう存在がいなかったので。俺らが何か言ったって……ねえ?(笑)
カイ:説得力がないよね。
タクヤ:そうそう。だから別の部分でサポートするしかなかったので、今は言い合えるような仲間ができたことは、グループにとってもでけぇなって思います。
タカシ:本当にでけぇです。今までは言葉にするようなことじゃないと思っていたから言ってなかったけど、やっぱり心の奥では「誰かと一緒に歌いたいな」という気持ちがあったので、それが解き放たれたというか、気持ちが軽くなりました。だからレコーディングの時に打ち合わせをするとか、それ以外でたわいもない話をするだけでもあっという間に時間が過ぎているし、これまでしていなかった時間を取り戻せているような気がしてすごくうれしいです。偶然にもシュー君とは今までの境遇も似ていたりするので、運命だなと思う時もあります。
――方向性などで意見がぶつかることはないですか?
タカシ:うーん、現状ないですね。そもそも新メンバーにシューヤを選んだ決め手が、僕を引っ張っていってもくれそうというのもあって「お互いを尊重して高め合っていけそうだな」という部分だったんです。僕は煮詰まってしまう時があるんですが、そういう時はいつもシュー君が支えてくれています。
カイ:いつかめちゃめちゃ喧嘩してるかもよ。ツアー中に舞台裏でめっちゃ言い合ってる可能性も0じゃないよね。シューヤが「タカシくん! 今のは無かったんじゃないかな!」って怒ってるみたいな(笑)。
シューヤ:(爆笑)
タカシ:わからん、俺が怒るかもしれんで? 「あれはちゃうんちゃう?」って。
カイ:怒り方めちゃめちゃ関西弁(笑)。まあ、良いものを作るためにぶつかり合うことは良いことだと思いますけどね。
シューヤ:今回の楽曲もそうでしたが、僕が「こうした方が良いかもですよ」と提案した時に、それをタカシくんは必ず試してくれて、それが良ければ採用してくれました。逆に微妙だった時もありますが、その感覚が同じことが多いです。
タカシ:うん、偶然にもちゃんと重なってるよね。
――シューヤさんが先程「どう歌うか悩んだ」とおっしゃられていましたが「宇宙ドライブ」以外の楽曲でも苦労した場面はありましたか?
シューヤ:はい!
タカシ:即答(笑)。
シューヤ:僕の人生でこういった楽曲を歌うのが初めてだったので、特に自分のパートをどう歌うかはすごく考えました。タカシくんが歌っているのを聴きながら消化していって、歌って、アドバイスをもらって、というのを繰り返しながらやっていくうちに形になっていきました。
――タカシさんはいわゆる“超特急らしい楽曲”を、いつもどうやってご自身の中で消化しているんですか?
タカシ:僕は歌う時のキャラクターのストックがあるから、そこから引っ張り出してやることが多いです。でも初めて歌うとなると戸惑うだろうし、レコーディング前に「タカシくん、この曲ってどういう風に歌えばいいんですか?」って素朴な疑問を投げかけられることもありましたね(笑)。
――シューヤさんも今回のレコーディングでご自身のキャラクターの引き出しを増やしたイメージですか?
シューヤ:僕はキャラクターというか、歌ってみてその声の感じが曲の雰囲気に合ってるか合ってないかだったり、歌ったニュアンスで歌い分けていきましたね。タカシくんのキャラクターというところで言うと、タカシくんが「BakaBakka」で笑い声を入れる部分があったんですが、「笑って」と言われてから10種類以上の笑い声を出していたのがすごくて! レコーディングブースで聞いていて僕も笑っちゃったくらい(笑)。シンプルに「すごいな!」と思ったし、そういう引き出しがあるのって強い。見習うべきだなって思いました。
――タカシさんの中のキャラクターも日を追うごとにどんどん増えている感じがします。
タカシ:そうですね。「激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリームわ~るど」みたいな曲があるからこそ増えていきますし、今後も使える場面があるかもしれないので、その場限りにせず、またいつでも使えるようにしておいています。
――今回はメインダンサーのみなさんも「宇宙ドライブ」のレコーディングに参加されているんですね。
マサヒロ:僕はレコーディングも初めてだったので、機械の使い方を1から教えてもらいました。本当はマイクを触っちゃいけないんですが、触ろうとしちゃって……。
メンバー一同:(爆笑)
マサヒロ:マイクは持つものだと思ってたので握ろうとしちゃって、注意されました。
カイ:カッコつけて歌おうとするなよ(笑)。
タクヤ:かわいい~!(笑)
タカシ:あれは絶対に触っちゃいけないやつ! すごい音鳴っちゃうから!
マサヒロ:楽しい経験になりました。
シューヤ:その場面見たかったなぁ……。
カイ:マーくんだから許されたやつだからね。俺たちがやったらブチギレられるから(笑)。
――他の新メンバーの皆さんはいかがでしたか?
アロハ:超特急としての初めてのレコーディングだったので、改めて新しいものを得られた感覚はありましたね。
カイ:実際新メンバーの収録現場にはいませんでしたが「よくやったな……沢山録ったんだろうな」と思いました。ガヤ系で言うと、超特急の曲って色んなパターンで録って、最終的にその中で良かったものを使うというのが多くて。新メンバーの試行錯誤が聴き取れました。
――オリジナルメンバー4人もそうなんですね?
カイ:僕らもそうですね。でも残念なことに、僕らはこなれちゃってますが!
ユーキ:ガヤの引き出しは人一倍あるので。
タクヤ:曲聴かずにレコーディング行けますもん。1回聴かせてもらったらもうそのままガヤできますから。
カイ:す、すごいな……。天才肌ではありますけど、仕事への姿勢としてはいかがなものか(笑)。
リョウガ:タクヤ、野沢雅子さんみたい……! でも僕は今回のガヤでは苦戦しました。<行くでござる>という部分だったんですが、武士のようなイメージだったみたいで、1度録った後スタッフさんがざわつき始めたんです。そこから「ちょっと発声練習しましょう」と言われ、太い声を出す練習をしたりしながら何度も録り直してようやくOKが出たんです。でも、できあがったものを聴いてみたらめちゃくちゃ加工されてました。
カイ:たしかに、めっちゃ加工されてた!(笑)
タクヤ:加工はされてなかったけど、俺も自分の声ってあんまりわからなかったかも。<GREEN WASABI>というところです。
カイ:俺は<えっ? なんかごめん>です。
シューヤ:カイくんの声はわかりやすかった!
タカシ:メンバーそれぞれが参加することに意義があると思うので! 歌ではなくガヤで盛り上げてくれるのはメインダンサーだし、みんなには絶大な信頼を置いています。
――ライブでも盛り上がりますもんね。
タクヤ:カイはライブで毎回ちゃんと忠実にやってますよ。
カイ:俺ライブで2時間半声出してますから。
――もはやボーカル(笑)。
リョウガ:はい、ダンサーの域を超えています。メイン煽り担当です。
ユーキ:メイン煽り! 新しい!
カイ:今後はサブ煽りも、アロハあたりがやってくれると思います。【EBiDAN THE LIVE】の時は、リハで「Burn!」のサビの煽りを新メンバーみんな全然言ってくれなかったので「本番は言っていいんだからね」と言ったら、アロハが意気揚々と「いいんすか?っしゃあ!」って(笑)。本番は気合い入れて楽しんでくれてたので助かります。
――それではサブ煽りはアロハさんに決定ですかね。
アロハ:もう決まったんですか!? でもやりたいっちゃやりたいです。ライブ中は僕も声を出したい派なので、そういうの好きなんですよね。
タクヤ:ラップもやっちゃう? カイと一緒にサブ・ラップとして。
ユーキ:もうダンサーがどっか行っちゃったよ(笑)。
――ラップはユーキさんも……?
タクヤ:ユーキがメイン・ラップです。
ユーキ:やめてやめて! 黒歴史!
カイ:ユーキは大体ラップに<パーリナイ>を入れるんだよね。
ユーキ:ラッパーといえばのイメージが<パーリナイ>なの(笑)。
タカシ:ライブでラップ失敗して、ボーカルの僕より反省してましたから。
ユーキ:唯一の見せ所だったので……。
――いやいや、唯一ってことはないですよね(笑)。アクロバットとか、他にも色々あったと思いますけど……。
ユーキ:いやー……。あ、でも、アクロバットは今でも練習してますけどね! 新メンバーにもできる人がいるので。
リョウガ:新メンバーの方がユーキよりできます!
カイ:……て言うと、ユーキは燃えるタイプなので。
ユーキ:メラメラしちゃいますね。負けてられないです!
タクヤ:シューヤもバック転できるので、アクロバットからの高音ボイスで話題になりそう。
カイ:なんかもっと見せ方あるでしょ(笑)。
――シューヤさんはマルチですね。
シューヤ:はい!
ユーキ:自分で言うな!(笑)
――心強いですね。
タクヤ:本当にそうです。俺たちは煽っているだけで、何もしなくても大丈夫です。
リョウガ:すごいこと言ってる人いるー! タクヤもメイン煽りに転職ッ!
――そんな心強い新メンバー4人が加入して、リーダーとしてリョウガさんの心境はいかがですか?
リョウガ:まだ“リーダーとして”みたいな感情はあまりないですが、スキルの高くてキャラクターも濃いメンバーが加入して、これからの10年に向けての未来が楽しみに感じています。今まで5人で手分けしていた演出や衣装のプロデュースも得意なメンバーがいたら協力し合えるし、超特急を構成するのに重要なメンバーが増えたなと思います。僕もあぐらかいていられるなって。
カイ:こらこら(笑)。
――リーダーは新メンバーに代わるんでしたっけ?
カイ:あ、【超特急、地球を救え】1話のシーンだ。
リョウガ:き、聞いてない……。
ユーキ:再現すな(笑)。
カイ:(手でバツのポーズをして)それまだ決定じゃないんで…!
――新メンバー加入後はフォーメーションでのセンターは決めずにやっていくんでしょうか?
ユーキ:いや、そういうわけでもなくて、その曲に合わせていく感じかなって思ってます。普段は信頼している振付師の方々にお任せしたり、僕からリクエストをしたりしています。『宇宙ドライブ』についてはハルとタクヤのWセンターにしていますが、カップリングでは色々遊べた方がいいと思ってるし、その楽曲に合っているメンバーで決めたり、バランスを見ながら決めていこうと思っています。
――過去に各々のセンター曲をシングルでリリースしていましたが、それを新メンバーでもやってみるのも楽しそうですね。
ユーキ:ああいうのがまたあればやりたいですね! 新メンバーもそれぞれカラーがあるので。ハルにはあったかい曲でやってほしいし、アロハにはすっごく爽やかな曲をやってほしい。マー君にはゴリゴリのダンスナンバーをやってみてほしいなとか思っています。
アロハ:楽しみです!
マサヒロ:僕も踊るのが好きなので、楽しみです。
――そして、デビュー曲の「TRAIN」を「Re-TRAIN」として新たに録り直したんですね。
タカシ:はい。10年前にやって頂いたSHIBUさんという作家さんに今回もアレンジしていただきました。当時はデビューしたての超特急を、「Re-TRAIN」では今の僕らを表現してくださっています。メロディーにも少し変化があったり、同じ曲ではあるんやけど、新しい楽曲に生まれ変わったような感じです。「Re-TRAIN」の“Re”は“リテイク”と、これまでの楽曲と超特急に対しての“リスペクト”そして“連結”の3つの意味を込めています。
――ダンスもリアレンジする予定ですか?
ユーキ:そうですね。やっぱり新しいトラックにどうしても合わない部分もあるので。デビュー当時よりもより進化したパフォーマンスになるようなダンスが理想だなって思ってまいす。
――「宇宙ドライブ」に収録されている楽曲は全てダンスナンバーでしたが、なにか意図があったんでしょうか?
カイ:意図があったというよりは、やっぱり超特急はライブが主軸なので、聴いた時にボーカル2人の掛け合いがあることはもちろん、これが「どんなパフォーマンスになるんだろう?」とワクワクできるところが超特急の楽曲の良さです。そういう意味で“ライブが見える5曲”になったんじゃないかなと。サウンド面でも進化した超特急をお見せできると思っています。
――たしかに、楽曲を聴いていてライブで見るのが楽しみだなと思いました。既にライブの構想はあるんでしょうか?
ユーキ:振り付けがまだできていないのが「BakaBakka」と「きみとシンギュラリティ」、あとはリアレンジする「Re-TRAIN」だけなので、もう大体想像できています。
――年末にライブ【新世界 -NEW WORLD-】も決まっていますしね。
ユーキ:はい。【新世界 -NEW WORLD-】の大枠は決まっていて、あとは土台ができるかできないかで演出が大きく変わって来るので、今土台を頑張って作ってもらっているところです!
――楽しみですね。最後になりましたが、読者の皆さんに向けて新メンバーのみなさんからメッセージをいただけますか?
シューヤ:こうしてデビューさせていただいてから2か月と少し、早いか遅いかわからないですが、毎日充実した日々を送らせていただいていて、この先には僕たちが立ったことないような大きなステージでのツアーも控えています。1つのライブを9人で作り上げるのは初めてになるので、まずそこで新メンバーが「こんなにできるんだよ」というところと、「2023年は9人で、全力で走っていくぞ」というのを、8号車のみなさんに見ていただけるように頑張ります。そのために僕たちも全身全霊をかけていくので見ていてください。
マサヒロ:年末のライブに向けて、普段の行動から超特急のメンバーとして意識を持った行動をして、ライブでは8号車のみなさんが帰る時に「9人になってよかったね」と思ってもらえるようなダンスをしたいと思います。
アロハ:シューヤくんが言ってくれたように、成長した部分を見せることも肝心ですし、僕個人としては期間がクリスマスなので、他のグループも沢山その時期にライブをやっている中「超特急が一番よかった」と言わせたいです。
ハル:オリジナルメンバーがいなければ僕たちはここにいないですし、まず自分のいる状況に感謝して、自分の出せる精いっぱいのパフォーマンスをクリスマスで出せれたらと思います。
超特急「宇宙ドライブ-ZERO G ver.-」MUSIC VIDEO
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