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<インタビュー>初の海外ライブ間近! 英語詞に挑戦した新曲「LUCKY」でONE N' ONLYが伝えたいこと
J-POPでもK-POPでもない“JK-POP“として唯一無二のスタイルを貫くダンス&ボーカルユニット=ONE N’ ONLYが、6月17日に新曲「LUCKY」を配信リリースした。同曲は、GoodなことよりもBadなことの方が多い今の世の中で、“色々な困難を抱えている人に少しでも力になってもらえたらいいな”という強い想いから生まれた一曲だ。
7月にはブラジル最大のアニメフェスティバル【Anime Frineds São Paulo】にて初の海外ライブも控えているONE N’ ONLY。ほぼ英語詞の最新曲を引っ提げ、今まさに正念場を迎えようとしている彼らに近況を訊いた。(Interview & Text:吉田可奈 / Photo:Photo:Shintaro Oki (fort))
新たなワクワクを感じた最新ツアー
――5月14日からワンマンライブ【ONE N’ LIVE 2022~YOUNG BLOOD~】が開催されていますが、手ごたえはいかがですか?
REI:こういう状況下になって、直接ファンの方と顔を見合わせることができたのが本当にうれしかったですね。なにより、1st.EP『YOUNG BLOOD』に収録されている「FOCUS」を初披露したことで、ワンエンの新たな魅せ方ができたんじゃないかなと思うんです。さらにこれからワンエンが進化していくことも実感できたので、ぜひライブに来てもらいたいですね。
――「FOCUS」の反応はいかがでしたか?
HAYATO:ツアーの1曲目に披露したんですが、イントロが鳴った瞬間から盛り上がってくれたんですよ。この曲はこれまでずっと披露してこなかったんですが、あらためてここに持ってきて正解だったなと思っています。
KENSHIN:ツアー初日って、他とは違うワクワク感があるんです。そこでこの曲を披露できたことがすごく幸せでしたし、振り付けもオシャレでカッコいいんですよ。やっと披露できてすごくうれしかったです。それに、コロナ禍になってからは、東京でのライブがほとんどだったので、地方に行けることがすごく嬉しかったですね。
HAYATO:今回のライブは、前半のパートに大人っぽい雰囲気の曲を並べているんです。ワンエンって、いつもなら激しくてガツガツしたアッパーな曲が多いんですが、最近はセクシーな曲も増えてきたので、いつもと違ったワンエンを見せられた気がします。コロナ禍でもライブ自体はしてきているんですが、遠征は難しかったと思うので、地方では、会えなかった期間に成長した、大人になった僕たちを見せたいと思いながらパフォーマンスをしていました。
――みなさんの年齢も大人になってきましたし、よりセクシーさを表現しやすくなったのではないでしょうか。
HAYATO:たしかに! みんなが成人して、衣装も黒で統一していて、大人な雰囲気をちゃんと出せるようになったんです。中盤から後半にかけては、定番曲やみんなで楽しめる曲をパフォーマンスしたので、ライブ全部を通してジェットコースターのような、最後に向けてさらに盛り上がるライブができた気がします。
EIKU:今回、パフォーマンスでフェンスを使ったものがあったんですよ。そこでは覚えることも多かったんですが、やった後の達成感がすごかったんです。ものすごく楽しかったからこそ、もっともっとレベルアップして、より感動させるようなライブを作っていきたいなと思いました。
NAOYA:僕たちは、次にリリースする曲をライブで早めにやったりするんです。でも、この「YOUNG BLOOD」に関してはまったく披露してこなかったからこそ、この曲の衣装を着て出てきたときに、すごく盛り上がってくれたんです。やっぱりみんなが待ってくれていたんだなって感動しました。
TETTA:それに、とにかく運動量の多いライブなんですよ。いつもはカッコいいパフォーマンスとMCでギャップを見せていたんですが、今回は曲を詰めまくって、ほぼMCがない構成にしたんです。だからこそ体力が試されるし、自分達にとっても大きな挑戦になりました。なので、最初はすごく不安だったんですが、EIKUも言っていたように、今まで以上に達成感が大きかったですね。これからももっと体力をつけて、「どこで水飲んでるの!?」って言われるくらいのアーティストになりたいですね。
――そこなんですね!?(笑)
TETTA:そこです! ポール・マッカートニーさんは、水を飲む姿を見せないと言われているんですよ! カッコいいですよね。僕はMC始まった瞬間に水飲んじゃうし、トイレもすぐ行くんで。
――代謝は大事ですからね。
TETTA:たしかに(笑)。あと、今回「FOCUS」のイントロでは、みんなでステージ上に立って待機をするんです。そこでステージからお客さんの顔が見えて、目があったんですよ。そこでみなさんが本当にキラキラした目でこちらを見ていて、“どんなパフォーマンスなんだろう”ってワクワクしていることが伝わってきたんです。
――そこでお客さんと目が合った時、TETTAさんはどんな表情をするんですか?
TETTA:すぐ目をそらします。
HAYATO:そらすなよ(笑)。
TETTA:だって恥ずかしいから(笑)。
一同:(笑)
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