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<インタビュー>eillがメジャー1stアルバム『PALETTE』で歌う「自分自身であること」と「他者を想うこと」



 シンガーソングライターのeillがメジャーファーストアルバム『PALETTE』を完成させた。TVアニメ『東京リベンジャーズ』エンディング・テーマとして話題を呼んだ「ここで息をして」から、自身の年齢を刻んだ「23」に至るデジタルシングル、1月に先行で配信されたリードトラック「いけないbaby」などを含む全12曲(パッケージは全13曲)は、タイトル通りパレット上の絵の具のようにカラフルで、そのすべてがeillというオンリーワンなアーティストを形成し、きっと誰かの人生も彩るだろう。「また音楽に救われました」というeillに、アルバムに込めた想いを聞いた。

Interview:金子厚武/Photo:堀内彩香

アルバムタイトルと表題曲、それぞれの“PALETTE”に込めたメッセージ

――「ここで息をして」でのメジャーデビュー以降、コンスタントにデジタルシングルを発表してきましたが、アルバムの方向性はいつごろ見えてきましたか?

eill:最初はアルバムの全体像をまったく決めてなかったんですけど、曲を作っていくうちに、やっぱり自分の音楽は一色じゃなくて、いろんな色を持ってるなと思ったんです。これまでもずっと、ひとつのパレットに一色一色、色を乗せていくような感覚で音楽を作ってきたことに改めて気づいて、それでタイトルを『PALETTE』に決めて。なので、実は今回全部の曲ごとに色が決まってるんです。

――たしかに、曲調やアレンジは曲ごとに様々で、実にカラフルですよね。そのうえで、これまで以上にeillさんの「歌」であり「言葉」が軸になっている印象もあって、そこはバンドやチームの中での共通認識だったのかなと思ったのですが、いかがでしょうか?

eill:「eillの作った曲と歌詞をみんなでもっといいものにしよう」ってホントに思ってくれてるチームなんだなっていうのは、今回アルバムを作ってすごく感じました。一緒に作ってる人たちは、私が何も言わなくても、私の頭の中にある音をどんどん構築してくれて、ライブをしたり、曲を作ったり、今まで過ごしてきた時間が音になって帰ってきた感じがすごくあって、だからこそできたアルバムだと思います。みんなで飲みに行ったりご飯食べに行ったりすると、口癖のように「みんなのことが大好きだー!」って連呼するんですけど(笑)、ホントにすごくいいチームだなって改めて思いました。

――eillさん自身の中では、これまで以上に「歌」であり「言葉」を大事にしたいという想いはありましたか?

eill:「palette」の歌詞でも言ってるように、私が言いたいこととかやり遂げたいことは最初から何も変わってないんです。自分の人生と向き合って歌を作ることで、私が音楽に救われたように、私の歌が誰かの人生と一緒に歩んで、それがその人にとっての希望とか光に変わったらいいなって、ずっとそう思って音楽を作り続けてきました。曲ごとにいろんな色にお化粧したり、香水をつけたりはしてるけど、本質は変わってないなっていうのもアルバムを作って改めて感じたことで、そこはこれからもずっと大事にしたいです。

――「20」と「23」もメッセージは同じだけど描き方が変わった曲だったし、「SPOTLIGHT」と「palette」も同じように〈オンリーワン〉であることを歌いながら、その描き方が変わっているように感じました。ただ光を当てるだけではなく、自分の色を探し求めたのがこのアルバムの制作期間で、でも結果的には〈ひとつのパレット 好きな色を自由にのせればいいの〉と歌う「palettte」に辿り着いたっていう。

eill:「花のように」を書いたときは、オンリーワンの自分になろうとしてたけど、「でも、ずっとオンリーワンだったじゃん」と思ったんですよね。いろんなジャンルの音楽を作ることに悩んだ時期もあったけど、でもずっと芯は一緒で、eillは何も変わってなかった。だったら、ひとつのパレットにいろんな色を乗せた方が楽しいし、その色が一個なくなっても、永遠に増え続けても、その全部が私だし、みんなそうなんじゃないかなって。「ひとつの色に縛られなくてもいいじゃん!」みたいな(笑)。いっぱいやりたいことがあってもいいし、別になくてもいい。無色なら無色でもいいよって、そんな気持ちで書きました。

――「無色」もその人なりの色のひとつと言えますもんね。でもやっぱり、そこに確信を持つまでは、悩んだ時期もあったと。

eill:そうですね。でも「23」を書いたくらいから、音楽を作るときに落ちなくなったんですよ。もちろん、歌詞と向き合う時間とかは必要だけど、そのとき自分の心を落として歌詞を紡ぐというよりは、ちゃんと向き合って、目と目を合わせて歌詞が書けるようになったというか、それが辛いことではなくなったんです。
なので、今回途中で「2曲増やしたい」って急に言い出して(笑)、今までこんなことなかったんですけど、一か月に4曲書いたんですよ。でも最後まで楽しくアルバムが作れて、それは自分でも結構びっくりしました。『PALETTE』っていうテーマが見えたことで、自分を肯定してあげられたんだと思います。
だから、いま音楽が死ぬほど楽しくて、「いくらでも作れる!」って感じなんですよね。前は「曲ができなかったらどうしよう?」って不安になることもあったけど、今はそれがまったくなくて、「絶対どうにかなる、大丈夫」みたいな、そういう気持ちになりました。

――最後に増やした2曲はどの曲ですか?

eill:「palette」と「letter…」です。

――あ、アルバムのテーマとして重要な2曲だと思うので、納得です。

eill:「これがないとeillのパレットにならないんだよ!」とか言って(笑)。みんな「嘘でしょ?」ってめっちゃ心配してたけど、でもスケジュール全部組んでくださって、ホントにわがままを言いながら作ったアルバムなんです。

――「palette」はどんなアイデアからスタートした曲なのでしょうか?

eill:特にリファレンスとかはなく、レフティさん(宮田“レフティ”リョウ)と一緒に何も考えずにスタジオに入って、「これはこのアルバムで何を伝えたいかを歌う曲だから」とか言って、コードを決めて、どんどん作っていった感じです。

――一昔前だと「こういう曲調」とか「こういうサウンド」っていうリファレンスがあったと思うんですけど、今はまず最初にeillさんのソングライティングがあって、それを最大限に生かすアレンジを考えるっていう順番になっていて、だから最初に言ったように「歌」や「言葉」の印象が強くなってるのかもしれない。

eill:たしかに。去年は何か音楽を聴いてそこから曲を作るっていうことはほとんどしなかった気がします。

――とはいえ、ただ歌に寄り添うだけのアレンジになっているわけではなくて、バンドの生感とボコーダーのデジタルな質感、さらにはゴスペルの風味もあったりと、いろんな要素がミックスされてますよね。eillバンドにとってはこの感じももはや自然にできてくる印象ですが、実際アレンジはスムーズに進みましたか?

eill:一日でやりましたね。みんなでスタジオに入って、めちゃくちゃ集中してやりました。

――その感じはまさに「バンド」ですね。歌詞には9色の色が出てきますが、これは何を意味しているのでしょうか?

eill:これが最初に言った各曲の色なんです。色が被ってる曲もあるから、全体の曲数よりは少ないんですけど。この曲を作ったときはまず実際にパレットを買って、絵の具も買って、色をパレットに乗せながら作りました。例えば、「ここで息をして」が赤、「片っぽ」が白、「HARU」が緑とか、私の中のイメージで決めていって。この曲のイントロにはパレットを開く音とかも入ってるんです。よく聴かないとわからないですけど(笑)。

――最後に〈I got a 9.yellow〉とありますが、黄色はどの曲ですか?

eill:「hikari」です。

▲「ここで息をして」

▲「hikari」

――あ、色のイメージ的にも確かに。あと最後の最後に「🙂(笑顔の絵文字)」も入ってますね。

eill:今回は遊びながら真剣に音楽を作るっていうことに出会ったアルバムでもあるので、最後は「てへぺろ」みたいな感じで終わりたくて。みんなから「これは意味わかんない」って言われたけど、「いいの、そういうメッセージなんだから」とか言って(笑)。

――曲を作ることが楽しくなって、ある意味「遊び」の感覚で作れるようになったっていうのは、子供がパレットを使って絵の具で絵を描く感覚にも近いかもしれませんね。
あと、前回「23」についてインタビューをしたときに、「次は〈幸せ〉について書いてみたい」っておっしゃってましたよね?(<インタビュー>eill「20」から2年半「23」で描いた変化と揺るぎない意志
「palette」には〈幸せの意味なんて 好き嫌いをして はじめて気づくものでしょ〉という歌詞が出てきますが、ここはどんな想いで書いたのでしょうか?

eill:私はハッピーだけが幸せじゃないと思っていて、つらいことがいっぱいあっても、それを乗り越えて幸せに辿り着くこともあるし、好き嫌いがあってこその人生だと思うんです。そう思ってあの歌詞は書いたんですけど、まだちゃんと「幸せ」をテーマには書けてなくて。でも、その答えを早く見つける必要はないとも思ったんですよね。今回のアルバムを作って気付いたことがたくさんあって、それがなくなっちゃったら楽しくないというか、ずっといろんなことに気付いて、ずっと変わり続けたいなと思ったんです。

――結論が出ちゃうとそこで止まっちゃうから、それよりも探し続けて、ワクワクし続けていたいと。

eill:もしかしたら、それが「幸せ」なのかもなって思ったりもしますね。

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「自分自身であること」と「他者を想うこと」

――もう一曲、最後に作ったという「letter…」もアルバムの中の重要な一曲だと思います。

eill:この曲はファンのみなさんや自分のチーム、友達とか、大切な人に手紙を書く感覚で書いた曲です。

――まさにタイトル通りの曲ですよね。このタイミングでそういった内容の曲を書こうと思ったのはなぜだったのでしょうか?

eill:自分が気持ち的に難しかったときも、みんなが一緒に音楽を作ってくれたからこそ乗り越えられたし、やっぱり自分は音楽に救われてるなって改めて感じたんです。この人たちとずっと一緒にやっていくぞ!とも感じました。そんなこともあって、温かく歌詞を書けました。この曲ができた帰り道に、爆泣きしながら泣いてる自撮りをみんなに送り付けちゃって(笑)。

――そういうところがやっぱりギャルですよね(笑)。

eill:泣いてる自撮りを送ってくるギャルは怖すぎますけど(笑)、でもこの曲って、人の顔が浮かぶ曲なんですよね。

――「letter…」の前に「片っぽ」のアコースティックバージョンが置かれていて、この曲をライブでやったときに泣いている人がいたりして、オーディエンスの重要性を再認識したとも以前話してくれましたよね。だからこそ、この並びにも意味があるのかなって。

eill:それこそファンレターが家にたくさんあって、最近箱に入り切らないくらいになってて。そこには一人ひとりの人生が書かれていて、「この曲に救われました」って言ってくれる人もいて、歌詞を書くときにそういう言葉を見たりもするんです。この歌詞は実際便せんに書いたりもして、ファンの人たちからの手紙に音楽で返事をするような感覚で作ったので、本当に大切な曲になりました。

――「palette」で歌っている「自分自身であること」と、「letter…」で歌われている「他者を想うこと」って、一見矛盾してるようにも思うけど、でも実はイコールだなって思うんですよね。この2曲が一枚のアルバムの中で共存してるのがスペシャルだと思うし、現代的なメッセージを発していると感じます。

eill:やっぱり、私はみんながハッピーになるのが最高だと思うから、そういう風に音楽を作っていきたいんです。〈君を置いていったりはしないから〉って書いてるけど、それは私のことを置いてけぼりにしないように、みんなが考えてくれてるから言えることだし、そうやってファンのみなさんとも相思相愛になれたらなって思います。最近ファンの子たちからもらった手紙を読んでると、「どんな風に変わっていっても、eillちゃんの音楽がリアルだってことを私はわかってるから、周りから何を言われても大好き」って言ってくれる子もいて。だからこそ、そういう風に思ってもらえる音楽をずっと届けていきたいし、ずっとそういう関係性でありたいなって、それはすごく思ってます。

――〈月になって照らしてくれた 君がいたから光になれる〉という歌詞も、「SPOTLIGHT」からの年月を感じさせて、グッと来るポイントでした。

eill:闇を変換して光を生むような音楽を作ってるってずっと言い続けて、ホントにそうやって作ってきたと思うし、このアルバムもやっぱりそういうアルバムで。いろんなことがあったけど、それが結果的には全部自分にとっての光に変わって、「また音楽に救われました」っていう、そんな感覚もありますね。

「いけないbaby」に込めた、恋愛に悩んでるリスナーへの思い

――一曲目の「いけないbaby」はまずイントロが非常に印象的です。

eill:早く曲の世界に入り込んでほしいというか、一人の帰り道で誰かのことを思い浮かべる準備を20秒くらいの間でしてほしくて、あのイントロにしました。でも面白かったですね。こんなにいろいろアルバムで録音したのに、結局最初は外で自分の携帯で録った歌から始まるの? みたいな(笑)。まあ、これまでも自分で効果音を録って、曲に入れてきたから、「じゃあ、自分の歌も自分で録っちゃおう。それもeillだ」みたいな感じです(笑)。

▲「いけないbaby」

――曲自体はどんなアイデアからスタートしているのでしょうか?

eill:もともとアタマの1フレーズがあって、すごくいいデモだったんですよ。で、「この曲どうしよう?」と思ったときに、最初のフレーズに敵うサビがなかったから、「じゃあ、とにかくこのメロディーをいろんな形で聴かせる曲にしよう」と思ったんです。なので、サビの部分で転調して、その後にもう一回転調したり、実はずっと同じメロディーを形を変えて歌い続けていて。あと、この曲生ドラムと打ち込みのミックスなんですけど、フィルが入ってるのに、「ブレイクビーツ行くんかい!」みたいなところもあったり、そういう遊び心も入れたりして、すごく素敵なアレンジになったなって。頭を使ったけど、根幹にある歌詞とメロディーは自分の素から出てきたもので、タイトルも最初からこれでした。

――アルバムの一曲目にしたのは、やっぱりイントロが大きかった?

eill:「ここで息をして」かどっちか迷ったんですけど、私こういうラブソングのバラードを歌うことってそんなになくて、でも今年はこういう歌もたくさん歌っていこうと思ってるから、「今年のeillはいけないbabyだぜ」みたいな意味も込めて、一曲目にしました。これまでは「恋の歌を書きたい」って思うこともなかなかなかったんですけど、それこそラブソングを作るっていうことが「幸せ」っていうテーマに繋がる気もするし、そういう曲も書いていこうかなって。

――曲を作るときに落ちたり、アップダウンが激しい時期は自分のことを曲にすることである種のセラピーになってた部分もあったと思うけど、今は気持ちがフラットになったからこそ、もっといろんなモチーフについて書ける余裕が出てきたということかもしれないですね。ただ、ラブソングにしても、そこにリアルを投影するか、他からインスピレーションを得るか、いろんなタイプがあると思いますが、eillさんはどうですか?

eill:めちゃくちゃ自分自身です(笑)。「いけないbaby」に関しては、ちょっとコロナが落ち着いた時期に、ひさしぶりに友達とご飯を食べに行ったら、「実はあの子が好き」とか「実はあのときあの人と付き合ってた」とか、そんな話ばっかりなんですよ。で、ちょうど「いけないbaby」を作ってたときだったから、「みんないけないbabyやん」と思って(笑)。ということは、この曲はいろんな人に刺さるんじゃないかと思ったから、リードにしたんです。ただ、最後は「不可能なことはないよ」っていうメッセージを、恋愛に悩んでる子たちに残してあげたくて、そういう自分のメッセージの芯の部分っていうのは、ラブソングでもやっぱり変わらないと思います。

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ずっと変わらない伝えたいこと

――Yaffleがアレンジで参加した「プラスティック・ラブ」に続いて、「ただのギャル」にはLYNN、「honey-cage」にはUKのROMderfulと、外部からのプロデューサーも参加しています。

eill:「ただのギャル」は20歳くらいのときに作った曲で、「VISIONの常連」(※渋谷のクラブ「SOUND MUSEUM VISION」)みたいな感じの曲をやってたときに、楽屋にいる「だれ?」みたいな若い男の子に、「見た目ギャルなのに、自分で曲作れんの?」みたいに言われて。

――あ、この曲もリアルなんですね。

eill:そのころ肌を見せるのが好きだったし、髪もピンクだったっていうのはあるけど、めっちゃ言われて、めっちゃ悔しくて。で、LYNNくんとその話をしたときに「なめんなって曲作るか」ってなって、そのときバーッてデモを作って。で、そこから3年くらい経って、彼もこの期間音楽漬けで、ビートがすごく強くなって帰ってきたのが嬉しかったし、私のフロウもアップデートできたし、あとはオペラが入ってて(笑)。Netflixに『ヴィンチェンツォ』っていうイタリアのマフィアのドラマがあって、それを見てオペラを入れたくなったんです。この曲をシングルにするっていう話もあったんですけど、アルバムに入ったことで、『PALETTE』の意味がより強くなったと思います。

▲Netflix『ヴィンチェンツォ』予告編

――「ただのギャル」と「honey-cage」はパレット上をよりカラフルなものにしていますよね。そして、アルバムのラストを飾るのは「HARU」です。

eill:この曲は昔作ったデモが基になってるんですけど、アルバムの中で一番音楽を楽しんでる曲というか、2コーラス目のバンドが入ってくるあたりとか、アレンジの仲良し感がすごくて(笑)、ライブの絵がすごい浮かぶ曲です。だから最後に置いたというか、「一緒に作ってくれてありがとう」みたいな気持ちもあります。歌詞に関しては、夏でも秋でも冬でも、自分が「これをやりたい」「これを始めたい」と思った季節を「HARU」と呼べばいいんだよっていうことを、最後に言ってあげられたらいいかなって。間奏のギュイーンって音はスタジオにあった電動ドリルを使ってて、そういう遊びも楽しかったです。

――MR.BIGのポール・ギルバートみたい(笑)。(※アメリカのハードロック・バンド=MR.BIGのギタリスト、電動ドリルを使った奏法が有名)

eill:え、同じことやってる人いるんですか? 知らなかった!

――知らずにやってるのむしろすごいと思います(笑)。

――では最後に、このアルバムを作り終えて、今自分が理想とするアーティスト像について、改めて話してもらえますか?

eill:伝えたいことはずっと変わらないんだなって、最近やっと気づけたので、もっといろんな色になればなるほど、もっといろんな人に寄り添えると思うんです。それはただたくさんの人に聴いてもらいたいっていうだけじゃなくて、これまでもやってきたように、ちゃんと一人ひとりと向き合える音楽を作って、一人ひとりの人生を照らしていきたい。そういうアーティストになりたいと思います。

――パレットの色が増えれば増えるほど、誰も置いていくことなく、一緒に進んでいけるでしょうからね。

eill:そうですね。この作品がたくさんの人に届きますように。

eill「PALETTE」

PALETTE

2022/02/02 RELEASE
PCCA-6106 ¥ 3,300(税込)

詳細・購入はこちら

Disc01
  1. 01.いけないbaby
  2. 02.ここで息をして
  3. 03.23
  4. 04.palette
  5. 05.hikari
  6. 06.花のように
  7. 07.プラスティック・ラブ
  8. 08.ただのギャル
  9. 09.honey-cage
  10. 10.片っぽ - Acoustic Version
  11. 11.letter...
  12. 12.HARU
  13. 13.ここで息をして - Extended Version

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