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<インタビュー>w-inds.が考える“日本のダンスポップに求められていること” 『20XX “We are”』で示した今とこれから



 今年、結成20周年を迎えたw-inds.が、3月にリリースしたベストアルバム『20XX “THE BEST”』に続く、新作アルバム『20XX “We are”』をリリースした。

 進化や自分らしさを追求する姿を表現する歌詞がそこかしこに散りばめられた本作は、2人体制になったw-inds.としては初めてのオリジナルアルバムとなる。また、本作のプロデュースは、前作アルバム『100』に続き、メンバーの橘慶太が再び全曲プロデュースを担当。ボーカル面での役割も増した千葉涼平とそのポテンシャルをうまく引き出した橘のプロデューサーとしての手腕が光る内容になっていることも本作の特徴だ。

 コロナ禍やメンバーの脱退など、これまでにない危機に見舞われながらも、誰かの光になるようなアルバムを目指したという本作。その制作過程やアルバムに込められた意味や現在のw-inds.、そして、12月29日(水)に開催を控える彼らにとって2度目となるオンラインライブについても話を伺った。

Text:Jun Fukunaga / Photo:Yuma Totsuka

これからのw-inds.を示すようなアルバム『20XX “We are”』

――今年3月にデビュー20周年を迎え、ベストアルバム『20XX “THE BEST”』をリリースされましたが、それを経てリリースされる今回の新作アルバム『20XX “We are”』は、w-inds.にとってどのような位置付けのアルバムなのでしょうか?

:今年の前半、僕らは今年で結成20周年を迎えたことで、オンラインライブだったりベストアルバムをリリースするなどこれまでの歴史を振り返りながら、ファンに今までの感謝の気持ちを伝えるということをやってきたんですけど、20周年の後半ではなにか未来を提示するようなアルバムを作りたいということを以前からメンバー間で話していました。なので、今作はこれからのw-inds.を示すような内容のアルバムになっています。

:それとアルバムのコンセプトとして、自分たちのメッセージを届けるということを構想段階から決めていました。今までは、そういうアルバムの作り方をしたことがなかったのですが、この2年間は、メンバーの脱退やコロナ禍もあって、自分たちとしても本当に苦しい時期が続いたし、色々悩んだり、迷ったりもしました。ただ、今年3月のオンラインライブ【20XX“THE MUSEUM”】をやったことで、自分たちの中でひとつの大きな何かを超えることができたので、今度は同じようにコロナ禍だったり、何かで苦しんでいる人の背中を押せたらと思うようになりました。それで今作では少しでも誰かにとっての光になるような、アルバムを聴いた人が前向きになれるメッセージを歌詞に込めることにしました。

▲「Beautiful Now(from Online Show『20XX”THE MUSEUM”』)」

――今作は、緒方龍一さん脱退後、初のオリジナルアルバムとなりますが、2人体制になったことでこれまでのアルバムとはどういった制作過程の変化がありましたか?

:ボーカル面では、歌う量が増えたことで涼平くんがすごく前に出てくるようになったことが、これまでとの大きな違いですね。

千葉:やっぱりそれひとつで以前とはかなりアルバムの内容も違ってきます。今回、僕自身もより楽曲に変化を与えることができるたらということでその部分ではすごくチャレンジさせていただきました。

――これまでよりも千葉さんの責任が大きくなったことに対するプレッシャーはありましたか?

千葉:今回はあまりそういったプレッシャーは感じませんでしたね。逆に以前の方が「これは絶対にああしなきゃ、こうしなきゃ」とか色々考えたり、自分の考え方も割と凝り固まっていたと思うんです。もちろん、それが良い場合もあるのですが、今にして思えば、逆に決め込みすぎていることで柔軟性に欠けていたような気もします。だから、そんな風に考えるのをやめて、フラットな状態に気持ちを持っていくことで、楽しんで今回はアルバム制作に臨むことにしました。

千葉:なので、ボーカルのレコーディングに関しても今回は、事前に作り込みすぎず、現場で慶太とキャッチボールしながら曲を作り込んでいくというか、これまでとは違い、肩の力が抜けたリラックスした状態で進めていくことができました。

:側で見ていても涼平くんがプレッシャーを感じているような感じはあまりなかったですね。普段、レコーディングでは僕がボーカルディレクションするのですが、今回はそれにすぐに対応してくれるというか、なるべくフラットな状態で取り組んでくれました。そういうレコーディングのやり方は僕らが長年一緒にやってきたことでお互いに信頼しあっているからこそ、できるやり方なんです。その点では僕も今回のレコーディングは無理なく楽しんでやれた印象がありますし、今作では涼平くんのボーカル面でのポテンシャルを十分に引き出すことが発揮できたし、これまでのファンが聴いてもすごく驚いてもらえるようなアルバムになったと思っています。

――前作アルバム『100』に続き、今作でも橘さんが全曲プロデュースを担当されていますが、橘さん自身のプロデューサーとしての進化はどのようなところに現れているとお考えでしょうか?

:元々僕がトラックを作り始めたのはEDMとかヒップホップ、R&Bが好きだったことが理由なのですが、最近の海外のポップス、たとえばアリアナ・グランデの曲を聴いていると、ポップスとトラップだったり、ポップスとEDMというように、1つのポップス曲の中に別のジャンルの要素が混ざっているというか、そういう印象があるんですよね。個人的にもそういう曲が作りたくて、前回のアルバムでもポップスの中に別のジャンルの要素を取り入れていくことは結構意識していましたが、今回のアルバムでは、その取り入れ方が以前よりもうまくなったことで、プロデューサーとしてもステップアップできたかなと思っています。

――では、今回のアルバムでも、海外のポップスにインスパイアされた部分は大きかったということでしょうか?

:そうですね。ただ、今回のアルバムではそういう曲だけじゃなく、純粋にクリスマスっぽい曲も作ったり、すごくシンプルなギターメインのバラード系の曲だったり、海外のトレンドを意識したチープなドラムが鳴る曲など、本当に曲によって、全然違ういろいろなタイプの曲を作りました。

▲「The Christmas Song (feat. DA PUMP & Lead)」

――千葉さんから見て、橘さんのプロデューサーとしての進化はどんなところに現れていると思いますか?

千葉:元々、制作スピードが早い印象がありましたが、それがここにきてまた一段と早くなった気がします。普通、1つアルバムができたら、そこで落ち着くと思うんですが、またすぐに次の曲を作りたいと言っていたり、そういう感じは以前はなかったので正直、驚いています(笑)。

――ちなみに曲作りは普段どのようなプロセスで行っておられるのでしょうか?

:基本的にまず自分がこういう感じの曲を作りたいという方向性を決めてから、それをメンバー、スタッフ全員で打ち合わせして方向性を固めていく感じですね。その後に2コーラス分作ってみたものをみんなに送ってみて、それに納得してもらえたら作業を進めていくという方法でやっています。

――最初の段階で千葉さんがこういう風にパフォーマンスするだろうなということを想定して作られているのでしょうか?

:いえ、それよりも「こういうことをやってみたほうがおもしろい」というようなチャレンジの部分を作るようにしています。もちろん、ある程度は涼平くんに曲のテイストがマッチした曲にすることは意識していますが、やっぱりチャレンジが人を成長させると思っているので、基本的に難題をつけるというか、1か所苦労させるような、自分でも難しいと思うフレーズをあえて入れるようにしています。

――千葉さんにとって、今回のアルバム収録曲中、パフォーマンスするのが1番難しかったのはどの曲ですか?

千葉:いくつかチャレンジングな曲はありましたが、そのなかでも1番苦労したのは「Strip」ですね。この曲はデモが届いた段階で難しいなと思ったのですが、それ以上にトラックがめちゃくちゃカッコ良かったので、実は全体の完成度に関する不安みたいなものは特にありませんでした。ただ、実際に歌ってみると何回もレコーディングし直したり、完成までにはかなりの時間がかかりました。

▲「Strip」

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w-inds.が考える“日本のダンスポップに求められていること”

――今作は前作と比べて、ディスコライクでファンキーな4つ打ちの「Strip」、ドラムンベース調の「EXIT」やほかに「Show Me Your Love」、「DoU」のような4つ打ちでアップリフティングな曲が増えた印象があります。そのあたりはいかがでしょうか?

:それは単純に前作でフューチャーベースのような自分が以前ハマっていた曲をやり尽くしてしまったことが原因ですね。それと最近はドラムンベースとかファンクを取り入れた海外のポップスも増えているので、今っぽさも取り入れるためにも今回のような海外トレンドともリンクするような曲を作りたいという気持ちもありました。その意味では、曲調だけでなく、キックやベースの低音の鳴り方だったり、音作りの面でもそういった海外のポップスのトレンドはかなり意識しています。

――20年に渡り、日本のダンスポップの第一線で活躍されてこられましたが、最近では、音楽のリスニング習慣やヒットの法則も以前とは随分変わりました。そんな中で現在の日本のダンスポップにはどのようなことが求めらていると思いますか?

:たとえば、K-POPと日本のダンスポップシーンでは、そもそもプレイヤーの育て方が全く違います。たとえばK-POPだと、仕事よりも練習優先ですが、日本はその逆で仕事が優先なので、当然練習できない日も多々あります。そういうことが習慣になってしまっていることで、もしかしたらK-POPと日本のダンスポップグループの実力差が生まれているのかもしれません。そういう意味では今のK-POPは世界中で活躍していることを考えると、見習うべきところは沢山あると思います。

――では、そのなかでw-inds.のダンスポップグループとしての強みはというと?

:僕たちの強みは、ダンスボーカルグループだけど踊りがないパフォーマンスやバンドアレンジをやってみたりとか、他のダンスグループにはない、オリジナリティのある表現ができるところにあると思っています。それと純粋に音楽が好きなので、ダンスポップに限らず、様々な音楽を取り入れていくことで音楽表現の幅を広げていけるところも僕らの強みですね。

千葉:それと今のw-inds.は、2人なので他のグループのように入れ替わりが激しいパフォーマンスはできない(笑)。そういう意味ではやっぱり、今のダンスポップグループとは少し毛色が違うと思います。

:ただ、2人だからこそできることもありますね。例えば、7人組グループだと7人全員が自由にダンスパフォーマンスすると結構ゴチャつくと思いますが、その点僕らは2人それぞれが自由に動いてもパフォーマンスが成立するし、その分サウンド重視でステージングを作ることができるんです。そういった2人であるが故のチャレンジしやすい感覚はありますし、本当にいろんな表現ができるので自由度の高さもあって楽しいです。

――年末には今年3月のオンラインライブに続く新たなオンラインライブ【20XX”We are”】を開催されますが、今回はどのようなライブになるのでしょうか?

:前回のオンラインライブは自分たちの中でもターニングポイントになりました。実は、2人体制になったことで自分たちが2人でパフォーマンスするイメージがあまり持てなくて、もうやめ時なのかなとも考えていました。ただ、とりあえずやってみようということでリハーサルをやっていくうちに僕らとしてもそこで少しずつ光が見えてきたんです。それにオンラインライブを見たファンからもすごく良い反応があったので、そこでまだ続けていいんだと思えるようになりましたね。

だから、今回はこれまでとはまた違う新たなw-inds.の一面を見せられるような要素を今、考えています。それと前回も、MVとリアルのライブ、映画の3つの要素を融合させたものを意識していましたが、オンラインライブにはリアルのライブにはない世界観の作り込みやすさがあるんです。そういう意味では本当に自分が想像したことが何でも自由にできるので、今回もリアルのライブにはないオンラインならではの楽しみ方ができるようなものにしたいですね。

――既存のファンだけでなく、『20XX “We are”』を機に新たにw-inds.に興味を持つ方もいるかと思います。そのような方にもし、『20XX “We are”』を簡単に一言で紹介するとすればどう紹介しますか?

:今作では、w-inds.を演じているというイメージがなく、本当に素直な自分たちの人間性をこの1枚のアルバムに詰めることができたと思っているので、タイトルどおり、“We are”、つまり、“これが今の僕たちです”ということを表現したアルバムだと言いたいですね。

千葉:毎回何か作品をリリースする時は、いろんな人に聴いてほしいと思いますけど、今回は僕らのメッセージが強く込められているので、それが本当に誰かの背中を押してくれるようなことになれば嬉しいので、ファンの人に限らず多くの人の元に届いてほしいです。

――現在のw-inds.の状態をどう表現されますか?

:今は変なプレッシャーもなく、無理もしていないすごくヘルシーな状態です。ありがたいことに20年も活動しているとファンとの信頼関係も生まれてきていると思っていますし、すごく精神的にもフラットな状態でチャレンジができる。やっぱり、自分が不安な状態だとチャレンジするのは怖いと思いますが、今は、そういった信頼関係があることで全く怖くないし、むしろ得られるものの方が多いと思っています。

千葉:そういう状態なので好きな音楽だったり、パフォーマンスがやれているし、そういうことを繰り返している状態なので、本当にすごく楽しんでますし、こういう楽しんでやれる環境がありがたいです。

:やっぱり苦しみながら人を楽しませるというのは不健康だと思うんです。だから、自分たちが楽しんでかつみんなも楽しんでもらえるっていうのが、一番良い関係性じゃないかなと。

――最後にw-inds.としての今後の展望を教えてください。

:僕らとしては、かっこよく見せられるなくなった時はやめ時かなって思っているので、30周年となると正直、わからないのですが、今はまだデビューした時よりもかっこいいものを見せられるという自信があります。なので、これから先、何か失敗することもあるとは思いますが、あと5年はまだ成長していけると思っているので、次は25周年を目標にがんばっていきたいです。

w-inds.「20XX “We are”」

20XX “We are”

2021/11/24 RELEASE
PCCA-6085 ¥ 2,750(税込)

詳細・購入はこちら

Disc01
  1. 01.Strip
  2. 02.EXIT
  3. 03.With You
  4. 04.Show Me Your Love
  5. 05.Little
  6. 06.Beautiful Now
  7. 07.The Christmas Song (feat.DA PUMP & Lead)
  8. 08.Distance
  9. 09.Get Down (20XX version)
  10. 10.DoU (20XX version)

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