Billboard JAPAN


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ビルボードジャパン、2021年年間チャート発表~【JAPAN HOT 100】は優里「ドライフラワー」、【HOT Albums】はBTS『BTS, THE BEST』が獲得



ランキング2021


 【ビルボードジャパン2021年年間チャート】が決定した。本特集では総合ソング・チャート【JAPAN HOT 100】、総合アルバム・チャート【HOT Albums】、さらに【HOT 100】と【HOT Albums】のポイントを合算したアーティスト・チャート【Artist 100】などのチャートを解説とともに発表する。

 2021年は昨年に引き続き、優里やAdoといったニューカマーによるヒットの連発が目立った。また、1年にわたって日米ビルボード・チャートで好成績を収めたBTSのヒットを支えるファンダムの有り様にも注目が集まっている。アーティストごとに、アーティスト起因と楽曲起因の異なるファンダムがあり、次に登場(あるいは飛躍)が待たれるのは、その両方を兼ね備え、様々な局面で世界と繋がりを持つアーティスト達だ。2022年の音楽シーンはどう変わっていくのか。シーン活性化の一助であるために、アーティストとリスナーを繋ぐ最もシンプルなタッチポイントがチャートであるよう、ビルボードは今後もブラッシュアップを続けていく。

※集計期間:2020年11月23日(月)~2021年11月28日(日)

JAPAN HOT 100

優里「ドライフラワー」が上半期に続きイヤーエンドも総合首位に

 2021年年間Billboard JAPAN総合ソング・チャート“JAPAN HOT 100”は、優里の「ドライフラワー」が総合首位に輝いた。

 2020年8月にメジャー・デビューを果たした優里による「ドライフラワー」は、今年度上半期首位の勢いが6月以降も衰えず、2020年11月25日公開チャートから現在までトップ10圏内を維持する異例のロングヒットを記録して、昨年度のYOASOBI同様、CDシングルのリリースが無いなか、総合首位を獲得した。各指標では、ストリーミング、ダウンロード、カラオケで1位となり計3冠を達成。他指標では動画再生3位、Twitter 43位、ラジオ54位だった。

 長く続いているストリーミングの高ポイント維持に目が行きがちだが、もうひとつ注目すべきはカラオケ指標だ。同指標では、2月10日公開分から当週まで44週にわたって1位を守り続けていて、これは当楽曲の歌詞とメロディーの秀逸さを物語る結果といえる。昨年から萌芽したTikTok・YouTube→ストリーミング・ダウンロード→カラオケという、新たなヒットパターンを確立させたという意味でも、大きな役割を果たした楽曲となった。



▲ 「ドライフラワー」MV / 優里


 今年6月の上半期チャート発表直後からJAPAN HOT100の台風の目となったのはBTSだ。動画再生、ラジオで2冠達成、ストリーミング2位、ダウンロード5位、Twitter13位、カラオケ46位となり、「Dynamite」が総合2位、「Butter」が同6位、「Permission to Dance」が同15位となる大躍進を遂げた。

 国際的に広がる彼らのファンダムは、「Dynamite」以降、大きく潮目を変え、文字通り世界規模へと拡大。米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”にて「Dynamite」は3回、「Butter」は10回、「Permission to Dance」は1回総合首位を獲得した。日本では「Dynamite」が上位を守り続けるなか、デジタル解禁された「Butter」が5月26日公開分で総合2位、6月2日分で総合1位となり、通算4回の総合首位を獲得。この3曲が7月から10月までトップ10圏内にほぼチャートインする展開が続いた。

 グラフに示すのは、優里とBTSのストリーミング指標における獲得ポイントを面グラフにしたものだ。このグラフから、優里は「ドライフラワー」がトリガーとなって他の曲もストリーミングされる連続性が生まれ、BTSは「Dynamite」以降、各曲の連続性に一層のドライブがかかり、以降では新曲リリースごとに全ての楽曲のストリーミング数を伸ばす展開となっていることが分かる。


ランキング2021

ランキング2021


 ストリーミングに限らず、このように、アーティストとユーザーとのコミュニケーションにおいて連続性を生み出すことが、自律的なファンダムの拡充に結びつき、楽曲やアーティストのプレゼンスを上げていく重要な鍵となっている。2010年代後半から、デジタル領域へアーティストの活動範囲が拡大したことで、その戦略をより多くが実行することが容易になった。その結果、アーティスト起因か楽曲起因か、フィジカル・メインかデジタル・メインかあるいはその両方か、シングル・セールスやストリーミング再生数などの単指標ランキングでは把握が難しい、多彩なグラデーションのファンダムが複数形成され、国内音楽シーンが活性化しつつあるのが現在だ。

 また、昨年から今年にかけての大きなトピックとして、ニューカマーによるヒットの連発が挙げられる。総合1位の「ドライフラワー」を筆頭に、総合7位のAdo「うっせぇわ」、10位のEve「廻廻奇譚」、11位のAwesome City Club「勿忘」、19位の藤井 風「きらり」、25位の川崎鷹也「魔法の絨毯」、39位の変態紳士クラブ「YOKAZE」、43位のBLOOM VASE「Bluma to Lunch」、46位のVaundy「napori」と、50位圏内を見渡すだけでも9組に及ぶ。昨年は、YOASOBI、瑛人、NiziU、Snow Man、SixTONES、yama、Rin音の7組だった。アーティストに起因するファンダムと、楽曲に起因するファンダムが拮抗した昨年から、今年は明確な転換が起きている。



▲ 「うっせぇわ」MV / Ado


 優里とAdoが複数曲をチャートインさせていることからも、YOASOBIに続き両アーティストが頭一つ抜けつつあるが、彼らニューカマーによるヒットの連発が20年代のJ-POPシーンを大きく塗り替え始めている。そして、昨年の瑛人やYOASOBIがTikTokやYouTubeでブレイク後に地上波テレビ等のメディアがフォローするのに1~2カ月のタイムラグがあったが、今年のAdoは1か月弱でキャッチアップされたことから、局所的なスマッシュヒットがメディアに後押しされてビッグヒットに繋がりやすくなった=ヒットの土壌が整備された、のが今年のトピックと言い換えることも可能だろう。メディアもまた、変革のときを迎えているともいえそうだ。

 この状況から、来年の音楽シーンはどう変わるのか、楽しみな2022年はもう間もなくだ。願わくば、ひとつのファンダムに留まる必要は無いのだから、活性化するシーンが生み出す様々なアーティストや楽曲に触れて頂きたい。そのための最もシンプルなタッチポイントがチャートであるよう、ビルボードは今後もブラッシュアップを続けていく。

Text by 礒崎誠二

  • Billboard JAPAN HOT 100 of the Year 2021
  • #1
    ドライフラワー
    優里
  • #2
    Dynamite
    BTS
  • #3
    夜に駆ける
    YOASOBI
  • #4
    LiSA
  • #5
    怪物
    YOASOBI
  • #6
    Butter
    BTS
  • #7
    うっせぇわ
    Ado
  • #8
    群青
    YOASOBI
  • #9
    菅田将暉
  • #10
    廻廻奇譚
    Eve


優里
インタビュー抜粋

「こうして1年間を通しての1位というのは、まったく想像もしていなくて、すごく驚いています。僕にとっても本当に大切な曲なので、たくさんの方に届いたんだなとすごく嬉しく思います。」

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HOT Albums

BTS『BTS, THE BEST』が総合アルバム首位

 2021年年間Billboard JAPAN総合アルバム・チャート“HOT Albums”で、BTSの『BTS, THE BEST』が1位を獲得した。

 BTSの日本ベスト・アルバムとなる『BTS, THE BEST』は、2021年6月16日にリリースされた。初週にはCDセールスが807,056枚、ダウンロード数が7,447DLを記録しており、ルックアップ(PCへのCD読み取り回数)とともに全3指標で1位を記録していた。その後も全3指標それぞれが35位を下回ることなく、およそ5が月半ほど好調をキープ。特にルックアップは常に8位以上を記録しており、トップ3には通算15週チャートインした。結果的に、集計期間内においてCDセールスは1,022,497枚で1位のほか、ダウンロード数は19,940DLで7位、ルックアップは6位を記録。堂々の年間総合アルバム・チャート首位となった。



▲ 「Dynamite」MV / BTS


 ちなみに、2020年度の年間総合アルバム・チャートは米津玄師の『STRAY SHEEP』(本年度は年間総合11位)が獲得しており、2016年の宇多田ヒカルの『Fantome』以来のベスト盤でない作品によるチャート首位となったが、本年度は再びベスト盤が首位となった。しかし、トップ10を見てみると『BTS, THE BEST』以外にベスト盤はチャートインしておらず、2020年以降の傾向が継続されていることもうかがえる。

 2020年以降の傾向の継続としてもう1つ挙げられるのが、グループによる作品が多数チャートインしていることだ。トップ10で見てみると2019年度は3作品だったのに対し、2020年度は6作品、そして2021年度も6作品がチャートイン。2021年度においてその中身を見てみると、2位のSnow Man『Snow Mania S1』、3位のSixTONES『1ST』、5位のKing & Prince『Re:Sense』といったジャニーズのグループ、そして先述の『BTS, THE BEST』、7位のBTS『BE』、8位のSEVENTEEN『Attacca』といったK-POPのグループによる作品がトップ10に名を連ねた。BTSの作品以外は未配信のものもありダウンロード指標が100位圏外だったが、CDセールスやルックアップのポイントを積み上げることでトップ10入りしている。



▲ 「Snow Man「Snow Mania S1」楽曲紹介」


▲ 「SixTONES "1ST" digeST movie」


 11位から20位の10作品を見てみても、グループによる作品は8作品がチャートイン。「Gifted.」が11月10日公開(集計期間:2021年11月1日~11月7日)の総合ソング・チャートで首位を獲得したBE:FIRSTや、「Rocketeer」が同じく11月10日公開の総合ソング・チャートで2位を記録したINIなど、オーディションから生まれた勢いのあるグループで、まだアルバムをリリースしていないアーティストがいることから、2022年度以降どのような動向になるか注目される。

 そんなグループの作品が目立つなか、年間4位にチャートインしたYOASOBIの『THE BOOK』はダウンロード数が84,127DLで1位、ルックアップも1位で2冠を記録。CDセールスは30位だった。2021年1月6日にリリースされた本作は、特にルックアップでチャートイン初週から47週連続で7位以上をキープ。YOASOBIは2021年も「怪物」や「三原色」などといった新曲や、「Into The Night」といった英語版の楽曲もリリースするなど、精力的に楽曲をリリースしたほか、2月に新宿ミラノ座ビル跡地で配信された【YOASOBI 1st LIVE 『KEEP OUT THEATER』】や、7月にユニクロ・UTとコラボして行われた無料生配信ライブ【SING YOUR WORLD】など、継続的に楽曲リリース・ライブ配信を行うことで話題が途切れなかった。その影響もあって常にルックアップやダウンロードの上位をキープしていき、年間4位に繋がったと考えられる。

 そのほか、年間6位のMr.Children『SOUNDTRACKS』や年間9位の宇多田ヒカル『One Last Kiss』と、30年や20年以上のキャリアを持つアーティストの作品もトップ10にチャートインしている。『SOUNDTRACKS』はCDセールスが357,347枚で6位、ダウンロードが19位、ルックアップが4位とフィジカル関連の2指標で特に高い順位を記録している一方、『One Last Kiss』はCDセールスが22位、ダウンロードが36,852DLで2位、ルックアップが11位とダウンロード指標で特に高い順位を記録していることから、タイプは異なるものの、どちらも継続的にポイントを積み重ねたことで年間トップ10入りとなった。



▲ Mr.Children「SOUNDTRACKS」Trailer


 そして、年間10位のOfficial髭男dism『Editorial』はチャートイン通算15週でトップ10入り。2020年の年間総合アルバム・チャートにもトップ10にチャートインしていたアーティストとしてはBTS、King & Princeが挙げられるが、Official髭男dismもそこに加わることになる。2019年の「Pretender」以降、ストリーミングで特に結果を出してきたアーティストで、年間総合アルバム・チャートに2年連続でトップ10にチャートインしていることから、Official髭男dismが次のフェーズに進んでいることも感じられるだろう。

Text by Akihiro Ota

  • Billboard JAPAN HOT Albums of the Year 2021
  • #1
    BTS, THE BEST
    BTS
  • #2
    Snow Mania S1
    Snow Man
  • #3
    1ST
    SixTONES
  • #4
    THE BOOK
    YOASOBI
  • #5
    Re:Sense
    King & Prince
  • #6
    SOUNDTRACKS
    Mr.Children
  • #7
    BE
    BTS
  • #8
    Attacca
    SEVENTEEN
  • #9
    One Last Kiss
    宇多田ヒカル
  • #10
    Editorial
    Official髭男dism


BTS
インタビュー抜粋

「『BTS, THE BEST』はARMYと僕たちの思い出が詰め込まれている宝箱のような作品です。僕たちの歌を愛してくださり、このアルバムがこのような光栄な賞をいただけたことに感謝の気持ちでいっぱいです。そして、これからの音楽活動への励みにもなります。ARMYの皆さんがいなかったら、このような大きな成果を出すことはできなかったと思います。ありがとうございます。」

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Artist 100

BTSが総合首位に、僅差で上半期トップのYOASOBIを逆転

 2021年年間Billboard JAPAN総合アーティスト・チャート“Artist 100”は、BTSが総合首位に輝いた。

 BTSは、Billboard JAPAN総合ソング・チャート“JAPAN HOT 100”イヤーエンドにて、「Dynamite」が総合2位、「Butter」が同6位、「Permission to Dance」が同15位にチャートイン。総合アルバム・チャート“Hot Albums”では、『BTS, THE BEST』が総合1位、『BE』が同7位、『Butter』が同17位となり、6月以降、両チャートにてポイントを大きく積み上げ、秋にYOASOBIを逆転する展開を見せた。ちょうど昨年度でYOASOBIが夏にポイントを急伸させて秋にOfficial髭男dismを逆転したのと同じ構図だ。



▲ 「Butter」MV / BTS


 各指標では、BTSはCDセールスとラジオと動画再生が1位で3冠を達成し、ダウンロードとストリーミングで2位、ルックアップ12位、Twitter 7位、カラオケ31位という結果に。一方のYOASOBIはダウンロードとストリーミングが1位で計2冠、ラジオと動画再生で2位、CDセールス39位、ルックアップ7位、Twitter 8位、カラオケ3位で、両アーティストを比べると、CDとカラオケ指標で明暗が分かれつつも、BTSはアルバムのフィジカル指標が大きくポイントを積み上げた。とはいえ、BTSとYOASOBIの総合ポイント差は約2万ポイントで、3位のOfficial髭男dismと約80万ポイント差であり、いかに両アーティストがダントツの激しい首位争いを繰り広げたかを良く示している。

 YOASOBIは“JAPAN HOT 100”イヤーエンドにて、「夜に駆ける」(総合3位)、「怪物」(同5位)、「群青」(同8位)、「ハルジオン」(同26位)、「アンコール」(同32位)、「ハルカ」(同37位)、「三原色」(同45位)、「もう少しだけ」(同48位)、「たぶん」(同59位)、「あの夢をなぞって」(同67位)、「優しい彗星」(同70位)の計11曲が100位圏内にチャートイン。“Hot Albums”では『THE BOOK』が総合4位と、ソング・チャートを中心にポイントを積み上げた。“Artist 100”の年間2位に加え、作詞家・作曲家チャートでもAyaseが2位以下に大差を付けて総合1位に立っており、昨年の“JAPAN HOT 100”イヤーエンド1位を獲得後、めざましい活躍を繰り広げ、文句なく2021年を代表するアーティストの一組となった。



▲ 「夜に駆ける」MV / YOASOBI


 総合3位のOfficial髭男dismは、“JAPAN HOT 100”イヤーエンドにて、「Cry Baby」の総合13位以下に計7曲、“Hot Albums”では『Editorial』(総合10位)と『Traveler』(同46位)の2タイトルがチャートイン。総合4位の優里は“JAPAN HOT 100”で4曲、総合6位のAdoは“JAPAN HOT 100”に3曲がチャートインと、複数曲または複数タイトルをチャートインさせることで“Artist 100”の上位に食い込んでいる。

 このように、BTSの世界的な活躍によって注目されたファンダムの有り様は、楽曲起因で形作られる場合と、もう一方で、アーティスト起因で形作られる場合に、緩やかに分けることができる。

 今年もウィークリー・チャートを賑わせた総合14位のSnow Manと15位のSixTONESは、CDとルックアップのフィジカル2指標が大きく牽引してポイントを積み上げる代表格のアーティストだ。次に示す棒グラフは、それぞれの“JAPAN HOT 100”にチャートインした全楽曲の各指標のポイント合計を月別に切り分けている。これを見ると、ともにシングルのリリース・タイミングでポイントを大きく積み上げ、それ以外の時期は落ち着いたポイントとなっている。これがアーティスト起因のファンダムの典型的なポイント推移といえる。


ランキング2021

ランキング2021


 同じグラフでBTSとYOASOBIを見てみよう。2アーティストともに、リリース時期とは関係なくダウンロードやストリーミングでポイントを積み上げ続けている。特にBTSに着目すると、Snow ManやSixTONESと同じようなアーティスト起因のファンダムから、2020年から楽曲起因のファンダムに移行したことが分かる。つまり、それぞれの起因によるファンダムを明確に分けることは本来難しい。とはいえ、連続性を生み出し、マーケットが自律的に増幅しやすいのは楽曲起因のファンダムだ。


ランキング2021

ランキング2021


 これをアーティスト起因で生み出すには、音楽番組に限らずバラエティやドラマなど、地上波テレビを中心としたメディアに大量に露出し続けることが必要となるだろう。その出演枠には限りがあるわけで、アーティストが活路をインターネットに求めるのは当然だ。そしてSNSやストリーミング、動画配信では、楽曲をフックにしたアプローチも有効となり、この状況が結果的に楽曲起因のファンダムを多数生み出し、“Artist 100”のラインナップを大きく変えた。

 次に登場(あるいは飛躍)が待たれるのは、BTSをモデルケースとした、アーティスト起因と楽曲起因の両方を兼ね備えるファンダムに支えられ、様々な局面で世界と繋がりを持つアーティスト達だ。おそらくはそのとき、彼らと共に作り手や送り手も変わっていく。

 「ローカライズ」するために必要なこと。「数字を持っている」のはアーティストか楽曲か。「数字」が語ること。「伝えたいこと」と「伝えられること」の距離。集約するならば、「ヒット」とは何か。

 半世紀を超えて問われ続けてきたこの問いが、新たな意義を持って、あらゆる分野の人々の眼前に立ち現れている。まずは、それに長らく直面を余儀なくされてきたアーティスト達に深い敬意と共感を。ビルボードもまた、デジタルやフィジカルの区別なく、ユーザーが一層楽しめるマーケットの成長に向け、その一助となるためにすべきことの実現を目指す。

Text by 礒崎誠二

  • Billboard JAPAN Artist 100 of the Year 2021
  • #1
    BTS
  • #2
    YOASOBI
  • #3
    Official髭男dism
  • #4
    優里
  • #5
    NiziU
  • #6
    Ado
  • #7
    back number
  • #8
    LiSA
  • #9
    あいみょん
  • #10
    米津玄師

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HOT Animation

LiSA×『鬼滅の刃』強し、「炎」が堂々1位

 2021年年間Billboard JAPAN総合アニメソング・チャート“HOT Animation”で、『劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編』の主題歌であるLiSAの「炎」が1位に輝いた。

 昨年10月に公開され、コロナ禍ながらも空前の大ヒットを記録した同映画は、アメリカ、台湾、香港、オーストラリア、中南米など45の国と地域で上映された。国内興行収入は400億円以上で国内歴代興収ランキング第1位(12月9日現在、興行通信社調べ)と、新記録も樹立したことは大きな話題に。「#煉獄さん300億の男」がTwitterでトレンド入りしたことも覚えてはいないか? 映画のヒットと比例して「炎」もチャートを大いに賑わせ、LiSAは歴代シングル最多の累計289,623枚を売り上げた。ダウンロード1位、カラオケ1位、動画再生1位、ルックアップ1位、ストリーミング2位、CDセールス3位、Twitter 3位、ラジオ4位と、どの指標も高い順位をマークして、堂々の1位に輝いた。また、本集計期間中に11度のNo.1に輝き、初登場してから現在までトップ10をキープしている。2020年の年間チャートのトップだった「紅蓮華」に続き、2年連続でLiSA×『鬼滅』コンビがチャートを制した。



▲ 「炎」MV / LiSA


 TV版主題歌の「紅蓮華」は、2019年リリース楽曲ながら年間6位にチャートイン。3年連続トップ10入りだ。この1年の間に総集編が度々オンエアされ、その度にチャート・アクションを起こした。12月5日から放送開始した待望の続編『遊郭編』のオープニングとエンディングをAimerが務めており、ネクストLiSAとなるか、早くも今後の動きに期待が膨らむ。

 続く2位は上半期3位だったYOASOBIの「怪物」(TVアニメ『BEASTARS』オープニング曲)がチャートイン。原作とコラボしたミュージックビデオも人気で、動画再生・カラオケ・ストリーミングの3指標が牽引して、14週連続首位を記録した。本曲も初登場から現在までにトップ5をキープするなど、息が長い。そして年間3位には菅田将暉の「虹」がチャートイン。本曲も昨年11月に公開された映画『STAND BY ME ドラえもん 2』のヒットと合わせて、年中チャートインした楽曲だ。

 そのほか、トップ5には、人気アニメ『呪術廻戦』の第一期オープニングを飾ったEve「廻廻奇譚」と『東リベ』こと『東京リベンジャーズ』のオープニング曲であるOfficial髭男dismの「Cry Baby」がチャートイン。両曲とも共通するのはシングルCDとしてリリースされていない点で、フィジカル・ポイントがないものの、デジタル領域で高ポイントを稼いでいる。TikTokやSNSでは、キャラクターに扮した動画やコスプレに挑戦する投稿が多く見られ、前年と比べて検索数が急上昇した人物や作品を表した『Yahoo! 検索大賞2021』のアニメ部門で『東京リベンジャーズ』が1位、『呪術廻戦』が2位に入るなど、どちらも今年を代表するアニメ作品であることは間違いない。『呪術廻戦』関連曲で言えば、トップ10圏外ではあるが、第二期のオープニング曲であるWho-ya Extendedの「VIVID VICE」が年間18位、第一期のエンディングを務めたALIの「LOST IN PARADISE feat. AKLO」が年間21位に入っており、楽曲人気も非常に高いことがわかる。『呪術廻戦』の原点を描いた『劇場版 呪術廻戦 0』(12月24日公開)の主題歌にはKing Gnuの「一途」が決まっており、こちらの動向も気になるところだ。



▲ 「Cry Baby」MV / Official髭男dism


 デジタル領域で高い人気を誇る楽曲が軒並みトップにチャートインするなか、Snow Manの「Grandeur」(TVアニメ『ブラッククローバー』オープニング曲)は、累計セールス1,030,567枚という圧倒的なCDセールスのポイントとTwitter・ルックアップ指標が牽引して、上半期に続いてトップ10をキープ。そして今年の映画興収No.1である『シン・エヴァンゲリオン劇場版』から宇多田ヒカルの「One Last Kiss」も年間8位に入り込んだ。地上波テレビのパフォーマンスといったメディア露出が一切なかったものの、これまで『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズ全てに楽曲提供してきた宇多田に対するファンの支持力の高さが見て取れる。

 昨年から引き続き、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、今年も家で過ごす時間が多かった人も多いはず。昨年延期された大型作品が立て続けに公開されたり、席販売を全席開放したりと、一時期はコロナ前と同じ状態に戻ったようにも思えたが、長期的な映画の盛り上がりがイマイチ見られず、逆にTVアニメのヒットが目立った。ただ、今後も私たちを熱狂させる作品が多く待ち構えているはずで、まだ出会えていない新しい音楽×アニメヒットの誕生を楽しみにしたい。

Text by Mariko Ikitake

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Download Songs

優里「ドライフラワー」が首位、
YOASOBI&BTSがトップ10に2曲ずつ送り込む

 2021年年間Billboard JAPANダウンロード・ソング・チャート“Download Songs”で、優里の「ドライフラワー」が首位に輝いた。

 2020年10月25日に配信リリースされた「ドライフラワー」は、10月28日公開チャートで94位に初登場すると、「THE FIRST TAKE」のパフォーマンスなどが追い風となり、徐々に順位を上げて2021年2月3日チャートで最高位となる2位を獲得した。その後もトップ20圏内をキープし続け、初出演の『ミュージックステーション』で同曲を披露したことで、9月1日公開チャートでは再び最高位となる2位に返り咲いた。奇しくも週間チャートを制することは一度もなかったが、本年度唯一の40万台となる累計425,389DLを売り上げて、2021年年間Billboard JAPAN総合ソング・チャート“JAPAN HOT 100”でも堂々の首位獲得を果たした。



▲ 「ドライフラワー」THE FIRST TAKE / 優里


 リリースから約1.5か月で2020年の年間ダウンロード・ソング・チャート3位を獲得したLiSAによる「炎」は、累計377,673DLを売り上げて、昨年からワンランクアップの年間2位となった。『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の主題歌という強力なタイアップ効果もあり、初登場から1月13日公開チャートまで13週連続でNo.1をキープするという偉業を成し遂げ、その後も順調に推移し続けて、今年の上半期チャート首位となった。100位圏外へ転落したのは9月8日チャートのみで、その数週間後に『無限列車編』が地上波で初放送された影響で再度トップ20入りし、未だにチャートインし続けるモンスター級のロングヒットとなっている。なお、LiSAは、いずれも『鬼滅の刃』シリーズのタイアップとなる「紅蓮華」を年間17位、「明け星」を18位にチャートインさせている。

 ニューカマーAdoのメジャー・デビュー曲「うっせぇわ」は、累計322,719DLを獲得して、年間3位となった。2020年10月23日に配信リリースされるやいなや、その中毒性のあるサビは若年層を中心にTikTokやSNS上で大反響を呼び、やがて社会現象に。1月27日公開チャートで1位に登りつめると計4週にわたりトップの座につけ、上半期チャートでは見事に2位となった。他にも「踊」(年間19位)、「ギラギラ」(年間32位)、「レディメイド」(年間73位)、「阿修羅ちゃん」(年間79位)など、コンスタントにヒットを連発したことが、「うっせぇわ」のロングヒットを下支えすることとなった。

 2020年の年間総合1位だったYOASOBIの「夜に駆ける」は、今年に入っても勢いが衰えることなく、累計306,426DLを売り上げて、“Download Songs”年間4位となった。Ado同様に新曲を定期的に配信し続けているYOASOBIは、今年の年間トップ10に2曲を送り込んでおり、「怪物」が6位にチャートインしている。2021年1月6日にリリースされた「怪物」は、12月1日に発売されたばかりの2nd EP『THE BOOK 2』に収録されており、「夜に駆ける」同様にロングヒットになるか注目だ。さらにYOASOBIは、“Download Songs”年間100位圏内に、「群青」(13位)、「三原色」(14位)、「もう少しだけ」(24位)など計11曲を送り込んでおり、日本を代表する新世代ヒットメイカーとしての地位を確固たるものにした。



▲ 「怪物」MV / YOASOBI


 いずれも米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”首位を記録し、世界的なヒットとなったBTSの「Dynamite」は累計302,868DLで年間5位、「Butter」は累計266,924DLで年間7位を記録した。前者は優里の「ドライフラワー」同様に週間チャートでは首位を獲得していないものの、2020年8月26日公開チャートで2位に初登場して以来、1年以上にわたり50位圏内を維持しており、長く愛されていることが伺える。一方の「Butter」は5月26日公開の週間チャートで1位デビューを飾り、以後トップ30にチャートインし続けている。先日発表された【グラミー賞】にもノミネートされており、初受賞となればその注目度がさらに上がり、来年度のチャート・アクションに大きく影響を与えることは間違いないだろう。

 “Download Songs”年間8位から10位はアニメのタイアップが続いている。『呪術廻戦』のオープニング主題歌に起用されたEveによる「廻廻奇譚」は8位、『東京リベンジャーズ』の主題歌のOfficial髭男dismによる「Cry Baby」は9位、映画『STAND BY ME ドラえもん 2』の主題歌である菅田将暉の「虹」は10位となった。アニメのヒットとの相乗効果に加え、「廻廻奇譚」と「Cry Baby」は配信限定シングルだったことから、ポイントがデジタル指標に集中したことが上位チャートインの決め手となった。

Text by 岡田

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Download Albums

YOASOBI『THE BOOK』が首位、
宇多田ヒカル/Official髭男dismが続く

 2021年の年間Billboard JAPANダウンロード・アルバム・チャート“Download Albums”で、YOASOBIの『THE BOOK』が2位以下に倍以上の差をつけて首位を獲得した。

 今年1月6日にリリースされたYOASOBIの1st EP『THE BOOK』には、2021年年間Billboard JAPANダウンロード・ソング・チャート“Download Songs”で4位を記録したブレイク曲「夜に駆ける」をはじめ、「群青」(同13位)、「アンコール」(同50位)、「ハルカ」(同62位)、「ハルジオン」(同67位)などの人気ナンバーが計9曲収録されている。

 初週に10,069DLを売り上げて、首位に立った本作は、今年最多となる通算11週にわたって週間チャートを制した。集計期間中に累計84,127DLを売り上げており、2021年年間Billboard JAPAN総合アルバム・チャート“HOT Albums”では4位となった。12月1日には最新作『THE BOOK 2』が発売されたばかりで、今作のチャート・アクションにも注目したい。

 累計36,852DLを獲得して年間2位となったのは、2021年3月10日に発売された宇多田ヒカルのEP『One Last Kiss』だ。映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の主題歌に起用された表題曲など、これまで同シリーズに提供した楽曲全曲が収録されており、初週から3週連続で首位を記録していた。映画が興行収入100億円を突破するメガヒットになったことと相まって、見事年間トップ3入りした。



▲ 「One Last Kiss」MV / 宇多田ヒカル


 今年8月にリリースされたOfficial髭男dismによるメジャー2ndアルバム『Editorial』は、発売から3か月ほどで累計26,835DLを獲得して、年間3位となった。初週に10,793DLを売り上げて1位に初登場した今作は、3週連続で首位の座をキープ。アルバムに収録されたTVアニメ『東京リベンジャーズ』のオープニング主題歌「Cry Baby」などのヒットに後押しされて、現在もトップ20圏内を維持し続けている。2019年10月に発売された前作アルバム『Traveler』も依然と好調で、年間28位にチャートインしている。

 2020年11月20日に発売されたBTSの5枚目のスタジオ・アルバム『BE』は、累計26,468DLを売り上げて年間4位となった。“Download Songs”年間トップ5入りした「Dynamite」や「Life Goes On」が収録された今作は、週間“Download Albums”と“HOT ALBUMS”でそれぞれ通算2週首位に輝き、現在もトップ100圏内チャートインし続けるロングヒットとなっている。

 今年唯一年間トップ10入りした海外アーティストとなったBTSは、今年6月に発売された日本ベスト・アルバム『BTS, THE BEST』が19,940DLを売り上げて、7位にチャートインしている。年間“HOT ALBUMS”では、強豪を抑えて見事首位を獲得し、日本国内での人気を見せつけた。他にも、年間“Download Albums”トップ100圏内に『LOVE YOURSELF 結 'Answer'』(16位)、『MAP OF THE SOUL : 7』(30位)、『MAP OF THE SOUL : 7 ~ THE JOURNEY ~』(99位)の計5作を送り込んでいる。

 昨年、年間“Download Albums”首位に輝いた米津玄師による2020年の『STRAY SHEEP』は、26,108DLを獲得して、今年は5位となった。通算6週首位に輝いた今作は、今年11月3日公開チャートで62位にダウンした以外は、リリースからトップ50圏内をキープし続けるロングヒットとなっている。デジタルでコンスタントにポイントを積み上げていることを受けて、年間“HOT Albums”では11位についている。

 続く6位には、藤井 風の1stアルバム『HELP EVER HURT NEVER』が累計20,596DLを売り上げて、自身初の年間“Download Albums”トップ10入りを果たした。昨年5月27日公開の週間“Download Albums”で2位に初登場した同作は、今年に入ってからは大型ライブ開催と連動してチャート・アクションを起こしている。9月4日に日産スタジアムで開催された無観客ライブ【Fujii Kaze “Free” Live 2021】終了後のタイミングでトップ10圏内に返り咲くと、アリーナ・ツアー【HELP EVER ARENA TOUR】開幕直後となる10月13日公開チャートでは再び10位圏内に順位をあげた。



▲ 「きらり」MV / 藤井 風


 年間8位、9位、11位、13位、14位には、嵐の7枚目のオリジナル・アルバム『This is 嵐』、配信限定ベスト・アルバム・シリーズ『ウラ嵐BEST 2016-2020』『ウラ嵐BEST 1999-2007』『ウラ嵐BEST 2008-2011』『ウラ嵐BEST 2012-2015』がそれぞれチャートインした。2020年をもって活動休止を発表した嵐だが、その楽曲は長く愛され続けていることが伺える結果となった。

 宮本浩次による自身初のカバー・アルバム『ROMANCE』は、累計18,430DLを売り上げて年間10位となった。2020年11月25日公開チャートで2位に初登場した同作は、翌週1位へ浮上。今年9月から11月にかけては、櫻井和寿(Mr.Children)とのデュエットが収録されたBank Bandのベスト・アルバム『沿志奏逢 4』や自身のニュー・アルバム『縦横無尽』の発売、人気番組『SONGS』へ出演など大きなトピックが続き、11月10公開チャートでは12位まで上昇し、約9か月ぶりにトップ20圏内に返り咲いていた。

Text by 岡田

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Streaming Songs

優里「ドライフラワー」上半期に続き首位 
BTSやYOASOBIら複数曲チャートイン

 2021年年間Billboard JAPANストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”で、優里「ドライフラワー」が首位を獲得した。

 2020年10月25日にリリースされた「ドライフラワー」は、2019年12月に優里が配信した自身初のオリジナル・ソング「かくれんぼ」の“アフターストーリー”となる楽曲で、男性目線のラブソング「かくれんぼ」に対し、「ドライフラワー」では女性目線の物語が描かれている。2020年11月4日付で81位に初登場した同曲だが、TikTokやTwitterなどのSNSで“歌ってみた動画”や“弾いてみた動画”といったユーザー投稿が増え、もともとバイラル・ヒットしていた「かくれんぼ」との繋がりもあり、年末から年始へとかけて知名度が急上昇、それに伴いストリーミングの数字も右肩上がりに増えていった。

 当チャートでは、2020年11月18日付で9位をマークして以降、現在までトップ10内をキープし続けている。再生回数のピークは2月24日付で記録した13,842,679回で、4月7日付までは週間1,000万回超を維持、その勢いをもって上半期首位を獲得したが、夏頃には勢いが少し落ち着き始め、再生回数は600~700万台を推移、とはいえ高水準はキープしており、順位も前述の通りトップ10内を維持、年間の再生回数は470,882,237回を記録し、イヤーエンドを首位で走り抜けた形だ。優里は最新シングル「ベテルギウス」が現在好調で、年明けの2022年1月にはアルバム『壱』をリリース予定なので、「かくれんぼ」や「ドライフラワー」といった既存のヒット曲のプレゼンスも再び上がる展開になるかもしれない。

 2位は、BTSが2020年8月にリリースしたシングル「Dynamite」で、年間の再生回数は446,553,676回を記録。米ビルボードのチャートでも実績を残した同曲は、BTSの本格的なグローバル・ヒットのきっかけとなった楽曲で、日本でも人気は一気に加速、当チャートでは2020年8月26日付で7位に初登場し、翌週には首位まで上昇、こちらも現在までトップ10内をキープしており、根強い訴求力を見せている。BTSは6位に「Butter」、18位に「Permission to Dance」もエントリーしており、新曲のリリースが過去曲のフックアップにも繋がっているチャート・アクションから、熱量の高いコアファンだけに留まらず、幅広いリスナー層を開拓したことが窺える。



▲ 「Permission to Dance」MV / BTS


 2021年の年間ストリーミング首位だったYOASOBI「夜に駆ける」は3位をマーク。順位こそ2ランク・ダウンする結果となったが、再生回数は前年比147%の406,903,061回を記録しており、楽曲人気はむしろ今年大きく加速したと言えるかもしれない。その背景にはコンスタントな作品のリリースがあり、当チャートでも5位の「怪物」(TVアニメ『BEASTARS』第二期オープニングテーマ)、8位の「群青」(ブルボン「アルフォートミニチョコレート」CMソング)といった大型のタイアップ・ソングも話題となったほか、2020年末の『NHK紅白歌合戦』をはじめとするTV番組出演など、メディアでの露出も増えたのが今年1年間で、こちらも新規リスナーの継続的な獲得が過去曲のロング・ヒットにも繋がったようだ。

 リリースに伴う瞬間風速的な話題性より、継続的なリスナー層の開拓を経て、“楽曲のファン”から“アーティストのファン”に引き上げることが、特にストリーミングでヒットを生み出すうえでは大切な動きだ。2020年10月にリリースした楽曲「うっせぇわ」が大きな話題となったAdoも、楽曲人気をアーティスト単位での社会的浸透度にうまく繋げたアーティストで、1stシングルの「うっせぇわ」以降にリリースされた楽曲もチャート上位をマーク、年間では8位の「うっせぇわ」、27位の「踊」、44位の「ギラギラ」といった3曲がトップ100入りしており、センセーショナルなデビューで終わることなく、作品ごとにファンダムを拡大し続けたことがわかる。



▲ 「ギラギラ」MV / Ado


 近年はTikTokなどのSNSにおけるバイラル・ヒットが注目を集めがちだが、重要なのは多岐にわたるメディアやプラットフォームを活用し、楽曲との出会いの場を幅広く用意すること。そこでコンテンツを継続的に発信し、ユーザーとのエンゲージメントを向上させることで、長期的な楽曲人気が生まれる。ストリーミングでヒットを作るには、そういった広い視点で戦略を立てていく必要があるだろう。

Text by Takuto Ueda

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TOP Singles Sales

Snow Manが上半期に続き首位、
トップ10をアイドルグループが席捲

 2021年年間Billboard JAPANシングル・セールス・チャート“TOP Singles Sales”は、Snow Manの『Grandeur』が1,030,567枚を売り上げ、上半期に続き首位に輝いた。

 本チャートは、2020年11月23日から2021年11月28日までのサウンドスキャンジャパンの販売枚数データを累計したものだ。首位の『Grandeur』は、発売から26週間でミリオン・セールスを達成し、その後さらに3万枚を積み上げて首位の座を守った。2021年年間“TOP Singles Sales”でミリオン・セールスを記録したのは本作のみだ。



▲ 「Grandeur」MV / Snow Man


 2位は906,197枚を売り上げたSnow Manの『HELLO HELLO』が獲得した。『HELLO HELLO』は発売初週の82万枚から20週間で8万枚を売り伸ばした。

 3位から5位までは乃木坂46が独占。3位は829,946枚を売り上げた『僕は僕を好きになる』、4位は827,279枚を売り上げた『ごめんねFingers crossed』、5位は759,668枚を売り上げた『君に叱られた』が続く。



▲ 「僕は僕を好きになる」MV / 乃木坂46


 “TOP Singles Sales”上位にチャートインしたアーティスト・作品に共通するのは、売上が長期間継続していること。多くのコアファンを持ち、発売初週に大きな売上を上げることは大切だが、コアファンだけが購入していては、長期間まとまった数の売上をキープするのは困難だ。新たなファンを獲得し、次のシングルを発表した後にも売れ続けることが肝要と言えるだろう。

 6位にはなにわ男子『初心LOVE』が発売からわずか3週で、9位にはINIの『A』が発売から4週で年間チャートのトップ10にチャートインしているのも見逃せない。どちらもデビュー・シングルであり、これからファンを獲得していくであろうグループだ。2022年の上半期や年間チャートではどのような成長を遂げているか、今後の動向に注目したい。

Text by 坂本克美

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TOP Albums Sales

BTSが海外アーティストとして初の首位獲得、
Snow Man/SixTONES/King & Princeが続く

 2021年年間Billboard JAPANアルバム・セールス・チャート“TOP Albums Sales”は、BTSの『BTS,THE BEST』が獲得した。



▲ 「Film out」MV / BTS


 『BTS,THE BEST』は6月16日にリリースされた日本で3枚目のコンピレーション・アルバムで、1,022,247枚のセールスを記録し、海外アーティストとしては初の“TOP Albums Sales”を獲得した。また、BTSは『BE』も7位を獲得し、昨年(『MAP OF THE SOUL : 7 ~THE JOURNEY~』『MAP OF THE SOUL : 7』)に続き、2枚のアルバムをトップ10にチャートインさせて、日本でも安定した人気があることを示した。



▲ 「Rock with you'」MV / SEVENTEEN


 続いて2位から4位を独占したのがジャニーズの3組で、Snow Manの『Snow Mania S1』が908,092枚を売り上げ2位、SixTONESの『1ST』が595,537枚を売り上げ3位を、King & Princeの『Re:Sense』が505,215枚を売り上げ4位を獲得した。そして、SEVENTEENの『Attacca』が412,864枚を売り上げ5位を獲得し、トップ10を男性グループが占める結果となった。

Text by kzskm

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TOP Lyricists

年間作詞者ランキングはAyaseが1位、優里が4位に上昇

 2021年の年間Billboard JAPAN作詞家チャート“TOP Lyricists”で、Ayaseが1位に輝いた。

 本チャートは、総合ソング・チャート“JAPAN HOT 100”の中から作詞家にフォーカスしたランキングだ。Ayaseはダウンロード、ストリーミング、ラジオ、動画でも首位を獲得。2位の藤原聡(Official髭男dism)に約1.87倍のポイント差をつけている。また、1stアルバム『THE BOOK』がリリースされた1月は週を重ねるごとにポイントが上昇し、今年度最高のポイントをマーク。その後は増減を繰り返しながらも安定した数値で1、2位を走ってきた。なお今年度、Ayaseが所属するYOASOBIの動きとしては「夜に駆ける」の英語版「Into The Night」をはじめとする英語版楽曲がいくつかリリースされた。Konnie Aokiによる“英詞の音遊び”が魅力的で、原曲の世界観を崩さない表現方法が話題を呼んだ。



▲ 「Into The Night 」MV / YOASOBI


 前年度58位から一気に4位にジャンプアップしたのが、今年度の総合ソング・チャートで「ドライフラワー」が見事1位となった優里だ。その他、100位内には「かくれんぼ」(41位)や「ピーターパン」(64位)、「シャッター」(91位)も送り込んでいる。その中でも「かくれんぼ」と「ドライフラワー」は恋人のように深い関係性で結ばれた歌詞で描かれている楽曲だ。前者は男性目線で、後者は女性目線で描かれており、登場人物は共通している。8月にはその世界観が『ドライフラワー -七月の部屋-』としてドラマ化され、話題になった。

 清水依与吏(back number)は前年度9位から5位に上昇した。今年度は自身初の楽曲提供であり、作詞を全て手掛けているBTSの「Film out」がリリースされた。また、清水依与吏の描くメッセージ性の強い歌詞は、過去の楽曲のチャート・アクションに好影響をもたらしている。「怪盗」の配信リリース日である5月24日を含む6月2日公開のチャートでは「高嶺の花子さん」「ヒロイン」「クリスマスソング」「ハッピーエンド」「HAPPY BIRTHDAY」など、今なおロングヒットしている楽曲たちのポイントが前週より上昇。作詞家チャートの総合ポイントも前週比255%に増加した。

 そこからしばらく下降気味だったポイントをブーストさせたのが今年度のback numberの代表曲とも言える「水平線」だ。2020年8月18日にYouTubeチャンネル上で初公開された楽曲で、1年の時を経て8月13日に配信がスタート。8月25日公開のチャートからは、作詞家チャートでトップ5をキープしている。そして、10月4日に放送された【CDTVライブ!ライブ!】4時間スペシャルで、地上波音楽番組史上初となる単独ライブ・パフォーマンスをしたことも今年度最後の決定打となり、ポイントが大きく上昇している。今年度は例年よりも増してback numberが存在感を放った年だったと考えられる。



▲ 「水平線」MV / back number


 前年度5位だった秋元康は7位にランクダウン。だが、CDセールス、ルックアップ、Twitterで1位を獲得し3冠を達成している。2021年はシングルのミリオン超えがなかったものの、乃木坂46『僕は僕を好きになる』、『ごめんねFingers crossed』、『君に叱られた』、日向坂46『君しか勝たん』、櫻坂46『Nobody's fault』などがハーフミリオンを突破した。

 トップ100に視野を広げてみると、Ado「うっせぇわ」や「爆笑」を手掛けたsyudouや、Ado「踊」や「ヴァンパイア」を手掛けたDECO*27、Ado「ギラギラ」を手掛けたてにをはなど、Adoの知名度アップによってチャートインしたクリエーターや、変態紳士クラブのVIGORMAN/WILYWNKA、川崎鷹也、和ぬか、BLOOM VASEのove/JiROMAN/RURUなど、今年のTikTokでバズを起こしたクリエーターもチャートインしている。

Text by Tatsuya Tanami

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TOP Composers

Ayaseがダウンロード・ストリーミング・ラジオ・Twitter・動画で
5冠を達成して堂々の1位に

 2021年の年間Billboard JAPAN作曲家チャート“TOP Composers”で、Ayaseが1位に輝いた。

 本チャートは、総合ソング・チャート“JAPAN HOT 100”の中から作曲家にフォーカスしたランキングだ。前年度の同ランキングでは5位だったが、今年度はダウンロード、ストリーミング、ラジオ、Twitter、動画の5指標で首位を獲得するという偉業を遂げた。他の指標ではCDセールス88位、ルックアップ17位、カラオケ4位となっている。年間総合ソングにはYOASOBIの「夜に駆ける」(3位)、「怪物」(5位)、「群青」(8位)、「ハルジオン」(26位)、「アンコール」(32位)、「ハルカ」(37位)、「三原色」(45位)、「もう少しだけ」(48位)、「たぶん」(59位)、「あの夢をなぞって」(67位)、「優しい彗星」(70位)がチャートインしている。



▲ 「群青」MV / YOASOBI


 また今年度、Ayaseは森七菜の「深海」やLiSAの「往け」、Vivid BAD SQUAD「シネマ」、TTJ「シャウト!」など他アーティストの楽曲プロデュースも手掛けた。加えて、歌い手のしゅーずや缶缶に楽曲提供や、セルフカバーとして配信限定シングル『夜撫でるメノウ/幽霊東京』をリリースするなど、本業・ボカロPとしての活動も見られた。集計期間内では常に1位か2位を取り続け、1年を通して常に存在感を放っていたコンポーザーだったと感じる。次年度はYOASOBIによる初の有観客ライブ【NICE TO MEET YOU】を日本武道館で開催したことからスタートしたが、今後はどういった活動をしていくのか大いに期待したい。

 2021年上半期の同ランキングで3位となっていたOfficial髭男dismの藤原聡は2位となった。中でもポイントが大きく動いた時期は「I LOVE...」「パラボラ」などが収録されているアルバム『Editorial』がリリースされた8月だ。8月4日公開のチャートから9月1日公開のチャートにかけて約1.55倍に増加している。そして、今年度一番多くポイント稼いだ楽曲が5月12日にリリースされた「Cry Baby」だ。7月の『THE MUSIC DAY』『2021 FNS歌謡祭 夏』など大型音楽番組で披露され、『東京リベンジャーズ』のテレビアニメや実写映画が盛り上がりを見せるなど、楽曲に火が付いたことで早くも8月25日公開のチャートでストリーミング累計再生回数1億回を突破したことが分かった。もちろん、ドラスティックに移り変わる転調とロックテイストが緻密に混ざり合っているトラックと作品の世界観に通じる歌詞を作り上げたヒゲダンだからこそ、ヒットに繋がったのだ。



▲ 「I LOVE...」MV / Official髭男dism


 3位のあいみょんは、全ての指標で20位以内に入り安定したポイントを獲得。その中でもカラオケ指標が強いことを特筆しておきたい。カラオケ指標の順位で見てみると、優里(2位)の1.25倍、そして藤原聡(3位)の1.43倍のポイントを稼いでいる。さらにポイントの割合を見てみるとDISH//「猫」が37%、「マリーゴールド」が23%、「裸の心」が18%、「君はロックを聴かない」が5%と、いずれも集計期間以前にリリースされた楽曲が8割を占めていることが分かった。さらに「猫」については、集計期間内で5位以内を常にキープ。あいみょん、DISH//ともに、多くの人に長く愛され、歌われていることが分かった。

 前年度30位から7位にジャンプアップしたVaundyはどうだっただろう。集計期間内でVaundyは「世界の秘密」から「融解sink」「しわあわせ」「benefits」「花占い」「Tokimeki」「泣き地蔵」「踊り子」までを、約1~2か月のスパンでリリース。毎回テイストの変わる楽曲によってリスナーに"驚き"を与えてきた。2021年は多くの夏フェスに出演し、様々なタイアップを務めるなど精力的な活動を続け、今年認知度が一気に上昇したアーティストだと言っても過言ではない。

 また、CDセールスやルックアップなどフィジカルで上位を獲得しているのが、デレク・ターナーだ。彗星の如く現れた彼(彼女または彼ら)だが、その正体は名前以外全くの謎に包まれている。櫻坂46の1stシングルの表題曲「Nobody's fault」や「流れ弾」、日向坂46「君しか勝たん」、SKE48「あの頃の君を見つけた」などの作曲を務め、大きくポイントを稼いだ。

 世界ではコライトが主流となっている昨今。本チャート100位圏内には、コライトの作曲家たちが前年比119%と僅かに増加した。今年はボカロPのGigaとTeddyLoidによるAdo「踊」や、Takaがジン ジン、Masato(coldrain)、デイビット・プラミク、そしてエド・シーランとONE OK ROCK「Renegades」を手掛けるなど、新しい化学反応も話題になった。だが、まだまだ日本ではソロの作曲家が上位に並んでいるのが特徴だ。

Text by Tatsuya Tanami

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Heatseekers Songs

Ado「うっせぇわ」首位獲得 ヒップホップ/ラップが躍進

 2021年年間Billboard JAPAN “Heatseekers Songs”は、Adoの「うっせぇわ」が首位を獲得した。

 “Heatseekers Songs”は、総合ソング・チャート“JAPAN HOT 100”を構成するデータのうち、ラジオ、ダウンロード、ストリーミング、週間動画再生数を集計し、その中から急上昇中のアーティストを抽出したチャートだ。昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、従来の形式のイベント開催が困難を極めた2021年。当チャートでもその影響は見受けられ、YouTubeやTikTokなどオンライン上のプラットフォームで話題になった楽曲が上位に集まった。

 1位の「うっせぇわ」は、インパクトの強い歌詞や技巧を凝らした歌唱が人気を博し、メディアを問わず「うっせぇわ」ブームを巻き起こした。『2021 ユーキャン新語・流行語大賞』(現代用語の基礎知識選)で新語・流行語大賞を受賞したとおり、音楽ファン以外にも広く親しまれた楽曲であったことがうかがえる。

 “Heatseekers Songs”では、2020年12月23日公開チャート(集計期間:2020年12月14日~12月20日)より3週連続で首位を獲得し、翌週にはHOT 100のトップ20にチャートインしたため、当チャートのルールに則り、週間チャートでは除外対象となった。年間では、ダウンロード1位、ストリーミング1位、動画再生1位、ラジオ6位と、4指標でトップ10入りを果たした。

 2位は、川崎鷹也が2018年3月にリリースした楽曲「魔法の絨毯」がチャートイン。同曲は、2020年夏頃よりTikTokで本曲を使ったVlogやカバー動画が増加し、人気に火がついた。2021年はメディアで披露される機会が増え、さらにカラオケの定番曲として定着したことから、ロングヒットを記録。年間では、ストリーミング2位、ダウンロード3位、ラジオ35位をマークしている。



▲ 「魔法の絨毯」MV / 川崎鷹也


 また、3位の変態紳士クラブ「YOKAZE」は、2020年4月にリリースされたEP『HERO』の収録曲で、同年7月よりストリーミングを中心にヒット。当チャートでは、『ミュージックステーション』や『シブヤノオト』など地上波音楽番組での披露が続いた2021年5月19日公開チャート(集計期間:2021年5月10日~5月16日)で、初の首位を獲得した。なお翌週にはHOT 100のトップ20にチャートインしたため、週間チャートでは除外対象となった。



▲ 「YOKAZE」MV / 変態紳士クラブ


 3位の変態紳士クラブを代表に、2021年の“Heatseekers Songs”は「ヒップホップ/ラップ」がトレンドだった。当チャート(以下:HS)とHOT 100のトップ50の内訳を比べてみると、ヒップホップ/ラップの楽曲は、HSが17曲、HOT 100が2曲チャートインしており、今年飛躍したアーティストにこの傾向が強いことがわかる。このトレンドが2022年のHSやHOT 100の上位ラインナップに影響してくるのか、はたまた情勢の変化等により、また別のジャンルが台頭してくるのか、引き続き注目していきたい。

※2021年年間“Heatseekers Songs”は、この1年間にチャートインしたすべての楽曲(途中で除外された楽曲を含む)を年間チャートのポイントに並び替えた順位になります。上半期チャートとは集計方法が異なります。

Text by Mika Fuchii

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TOP User Generated Songs

Kanaria「KING」33週首位獲得で年間1位に

 2021年年間Billboard JAPAN UGCソングチャート“TOP User Generated Songs”は、Kanariaの「KING」が首位を獲得した。

 本チャートは「踊ってみた」動画など、YouTubeで公開されているユーザー生成コンテンツのみを集計したチャートだ。1位の「KING」は、ボカロP・Kanariaが2020年8月2日に発表した楽曲で、「歌ってみた」人気が非常に高く、総再生回数が100万回を突破しているカバー動画が、2021年12月5日時点で51作を超えている。特にVTuberの葛葉、がうる・ぐらと森カリオペ、歌い手のめいちゃんがカバーした動画は、それぞれ1,000万回再生を超える人気作だ。“TOP User Generated Songs”では、2021年度チャートの集計対象である53週のうち、33週で1位を獲得した。



▲ 「KING」MV / Kanaria


 トップ3はそれぞれ53週連続チャートインを達成し、上半期チャートの順位をキープして根強い人気を示した。Ado「うっせぇわ」は、通算8度の首位を獲得し、年間2位にチャートイン。通常の「歌ってみた」に加え、替え歌やモノマネなど、さまざまなバリエーションのカバー動画が話題を呼んだ。また3位のBTS「Dynamite」は、「踊ってみた」が上半期に引き続き支持を集めた。



▲ 「踊」MV / Ado


 トップ10で下半期最も躍進したのは、Adoの「踊」だ。同曲は2021年4月27日に配信がスタートした楽曲で、7位に「ヴァンパイア」がチャートインしているDECO*27が作詞を手がけている。「踊」は、「歌ってみた」と「踊ってみた」の両方で多くの動画がアップされており、なかでもJO1のダンスカバー動画は、投稿直後の2021年9月8日公開(集計期間:2021年8月30日~9月5日)の総合ソング・チャート“HOT 100”で、ツイート指標が前週36位から4位に急上昇するなど、カバーながらも大きな話題を集めた。“TOP User Generated Songs”では、6月から8月にかけて通算7度の首位を獲得し、年間5位に輝いた。

Text by Mika Fuchii

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