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<インタビュー>Omoinotakeが「惑星」で掴んだ“普遍性” ~3ヶ月連続配信リリースの第2弾「One Day」をリリース~



 2020年ブレイク必至のニューカマーが、コロナウィルス感染拡大下で変わってしまった日常を描き、切実な思いを込めた新曲をリリースした。

 島根県出身、渋谷のストリートライブから徐々に名を上げていったピアノトリオ、Omoinotake(オモイノタケ)。今年2月に発表した劇場アニメ『囀る鳥は羽ばたかない The clouds gather』の主題歌「モラトリアム」が注目を集め、今年5月からは同曲を収録したEP『モラトリアム』を引っさげて初の東名阪ワンマンツアーも予定されていた。

 4月からは3ヶ月連続の配信リリースも決定していたが、その2作目となる「One Day」は、感染拡大による自粛期間が始まってから急遽制作された楽曲だ。《笑い合う声も消えた街》《消えてゆく大切な居場所》とロックダウンの日常の綴り、《当たり前に寄り添い合える日々でまた 再会を誓い合いたい》と願う思いを歌い上げている。

 リモートでレコーディングが進められたという新曲について、バンドのこれからとこの先について、藤井レオ、福島智朗(エモアキ)、冨田洋之進(ドラゲ)の3人に話を訊いた。

3人の音で出したいという思いが強かった (レオ)

――「One Day」は、今じゃないと書けないリアリティのある曲だと思います。

3人:ありがとうございます。


▲Omoinotake「One Day」 -Lyric Video-

――3ヶ月連続配信リリースということですが、それが決まった段階ではこの曲はできていなかったんですよね。

エモアキ:はい、できていないです。

――この「One Day」という曲を作ろうというきっかけはいつ頃のことだったんでしょう。

エモアキ:3月27日に【FACE TO FACE】という企画ライブを予定していたんですけれど、それが延期になったタイミングで書き始めました。ちょうどいろんなものが中止や延期になって、本当に大変なことになったという実感があって。そこで次はこういう曲を書きたいと思ったんです。たとえこの後にラブソングを出していくにしても、僕らのバンドの姿勢としてこういう曲があった上で作っていきたい、と。この曲が必要だと思って作りました。

――2月下旬から3月にかけてライブの延期や中止がどんどん決まっていった頃、みなさんは、どういうことを考えていましたか。

エモアキ:「STAY HOME」と言われるようになって、街を歩いていてもどんどん人が減っていって。「音楽って、こんな状態でやっていていいものかな?」とか「必要なものなのかな?」と考えてしまったりもしました。その一方でライブ配信を待っていてくれる人もいるし、僕ら自身も続けていきたいと思う気持ちもすごくあって。カオスでした。

レオ:僕としては、その頃はこんなに長引くとも思っていなかったので、とにかく落ち着いたらライブができればいいと思っていました。3月27日の【FACE TO FACE】の振替公演を6月12日にやることを発表したんですけれど、その頃は「まあできるだろう」と楽観的に思っていたのが正直なところです。

ドラゲ:僕もレオと同じで、正直楽観的に考えているところがありました。まさかここまでのことになるとは思っていなかったので、時間が経てばなんとかなるだろう、と。

――3月頃はまだ事態への捉え方は人によってまちまちでしたよね。でも4月になり緊急事態宣言と外出自粛の要請が出て、いよいよ全員の日常が大きく変貌してしまった。そこからはどんなことを感じたり、考えたりしていましたか?

レオ:最初はライブができないぶん、とにかく制作に力を注ごうと思ったんです。100%制作に集中できる期間だと思って。でも、曲を出さない間、僕らからファンの人に届けられるものがない状態が続いてしまうことに気付いた。星野源さんが「うちで踊ろう」をアップされていたり、周りのミュージシャンもSNSでいろいろなことをやるようになった。自分たちはもともとあまりSNSが得意ではなかったんですけれど、でも、もうそんなこと言っている場合じゃなくて。自分たちでアイディアを出して発信していかないとお客さんを喜ばせることはできないと思うようになっていきました。


▲星野源「うちで踊ろう」

ドラゲ:自分の楽観的な考えが危機感に変わったタイミングは、いつも個人練習で使っていたスタジオが休業になったときですね。ライブもないですし、制作期間と言っても、お客さんに届けるものが何もなくなっちゃった時に、音楽ができなくなったと思って。ドラムは家で練習もできないし、これはまずいというのをそこで身をもって実感しました。

エモアキ:4月に入ってからは、自分としては毎日考えてることがどんどん変わっていっちゃったので、なかなか一つ「こうだ」と言えることはないんですけれど。それでも、もともとストリートライブを沢山やってきたバンドだったんで、バンドの下地にライブがあったというのは感じました。自分たちが思っている以上にライブが根っこにあったんだなって。

――「One Day」の制作過程についてですが、Omoinotakeって、普段はどんなふうに曲を作っているんですか? 曲が先か詞が先か、というのは?

レオ:曲先も詞先も両方あるんですけれど、「One Day」に関しては、曲先です。

――ということは、曲自体は前々からあったんでしょうか?

レオ:オケもメロも前にありました。実はこれは「トニカ」を作っていた去年の夏ぐらいに作っていた曲なんです。結果としてアレンジは違うものになったけれど、その頃からあって、みんな気に入っていた。この曲を出すのがいいんじゃないかというところから話が始まりました。


▲Omoinotake「トニカ」

――それを受けて、歌詞を書き下ろしたということですよね。どういうモチーフがとっかかりになったんでしょう?

エモアキ:【FACE TO FACE】の中止とか、身近で影響を受けてしまったところがすごく寂しくて悲しくて。5月にはワンマンツアーもあったんで、初めて大阪と名古屋でワンマンができると思っていたんです。何年も前にお客さんが数人のライブもやっていたんで、そこからやっとワンマンができるようになったと思ってたのに、それもなくなっちゃって。とっかかりとしてはそういうところから書きはじめました。

――そういうところから、《笑い合う 声も消えた街》とか《消えてゆく 大切な居場所》とか、自分たちに起こっている日常を書いて、《再会を誓い合いたい》というサビにつなげていくという思いが生まれていった。

エモアキ:そうですね。

――レコーディングもリモートで行ったということなんですが、どういう作り方だったんでしょう?

レオ:レコーディングエンジニアの方と、そのアシスタントの方と、最少人数でやるようにしました。レコーディングエンジニアさんがパソコン上で操作してる音をどこにいても聴けるというソフトがあるんです。それを使って、レコーディングした音をみんなで聴きながら、要望があったらLINEか電話で伝えるという感じです。で、終わったら次の人がスタジオに行って交代するという。

――やりづらさとか、いつもと違う感じはありました?

ドラゲ:僕はかなり大変でしたね。テイクを録っている時に相手の表情が見えないので。後ろを見ても誰もリアクションしてくれる人がいないし。孤独と闘いながらやっていたところはありましたね。

エモアキ:ベースも普段ドラムと一緒に録ることが多いので、僕もやりづらさはありました。

――そういうやりづらさは覚悟したうえで、まずはこの状況を踏まえた曲を出したい、そうじゃないとバンドとして前に進みづらいという思いがあった。

ドラゲ:そうですね。しかも、もともと「One Day」に関しては、リズムトラックもベースも、打ち込みで出す予定だったんですよ。

――そうなんですか?

ドラゲ:そうなんですよ。でもレオが「俺らはバンドだからメンバーの音でやりたい」と言って。

エモアキ:ただ、僕としては早くリリースしたくて。普通にレコーディングスタジオで録ろうとすると、時間がかかってしまう。それよりはできるだけ早く出したい。打ち込みでもいいという意見だったんです。それで話し合って「この形ならできる」ということになったんです。

レオ:3人のLINEでめちゃめちゃバトルしました。

――レオさんは、そこでどう主張したんですか?

レオ:俺はとにかく打ち込みのトラックに乗せて自分が歌うだけの形ではどうしても出したくなかったんです。これまで打ち込みで作った曲もあるにはあるんですけど、この曲に関してはドラゲのドラムが絶対に映えると思ったので。あとは、あくまでも3人のOmoinotakeという形で、3人の音で出したいという思いが強かった。なので、エモアキとバトルでしたね。

――なるほど。制作からリリースの通常の期間を考えると、かなりの特急進行だったと思うんですが。

ドラゲ:はい。急ピッチでした。

――しかも、この短い期間でバンドとしての制作体制を貫くことができた。そう考えると、この期間で逆にすごくタフになった体験だったんじゃないかと思うんですが。

レオ:そうですね。いろんな人の協力のおかげで、納得のいく姿勢を見せられたと思います。

――ジャケットのデザインもSNSを使ってファンの投票で決めたそうですが、このアイディアは?



エモアキ:もともとデザイナーさんが2つパターンを用意いただいて。「どっちがいいですか?」となった時に、それだったらファンの投票で決めてもらおうって考えたんです。今は特に、何かに参加してもらったら嬉しいと思ったので。それと同時に歌詞も公開しました。今まで歌詞を先に公開するというのはやったことなかったんですけれど。

レオ:それで、結果としてエモアキの「できるだけ早く出したい」っていう思いが形になったというのもありました。

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自分にしかわからないようなことが、逆にいろんな人に届く (エモアキ)

――ここからは、去年からの流れを振り返っての話も聞いていければと思います。昨年に「惑星」という曲をたまたま耳にして、そこから僕自身はOmoinotakeのことを知ったんです。最近はアニメーションのミュージックビデオも公開されたし、あの曲をきっかけに自分たちがより多くのリスナーに届く一つのきっかけになったという実感を持ってるんじゃないかと思うんですけれど。そのあたりってどうでしょうか?

レオ:まさしく、そうですね。なかなか芽が出ていない時は、エモアキの歌詞をみんなでいろいろ考えてよりよくしていくっていうのを今ほどやっていなかったので。そういうことをやり始めて、エモアキが自分自身のことを歌うと意識しはじめて、最初にできためちゃくちゃいい歌詞が「惑星」だったんです。この曲は詞が先なんですけど、その歌詞が来た時に、これは絶対にいい曲にしたいと思って。メロディができた時から「これはみんなが気に入ってくれる曲になるだろうな」っていう実感はありました。


▲Omoinotake「惑星」

――エモアキさんとしては、歌詞を書いていくにあたって、この曲で何かの手応えをつかんだ実感があったんでしょうか?

エモアキ:そうですね。前のアルバムから徐々に変わっていったと思うんですけど、本当に嘘をつかないって心に決めたんです。これしかないと思って。たぶん、それまでは普遍性っていう言葉をずっと勘違いしていたと思うんですよね。誰にでもわかるような言葉を選んでいた。それが普遍性だと思っていたんです。でも、自分にしかわからないようなことが、逆にいろんな人に届く。それが普遍性なんだなっていうのが「惑星」で掴めた気がします。そういう意味で、いいきっかけになりました。

――歌詞の書き方が変わったことによって曲の作り方も変わりましたか?

レオ:変わりました。詞先で作ると、このいい詞をどうやっていいメロディで歌おうかというのが強くなったので。グッときている詞にいいメロを乗せるというか、詞の内容をメロディに乗せるような作り方ができるようになったと思います。

――「モラトリアム」もその延長線上にある曲だと思うんです。かつ、これは『囀る鳥は羽ばたかない The clouds gather』の主題歌として書き下ろした曲ですが、これはバンドにとってどういう位置付けの曲になったと思ってますでしょうか?

レオ:これは原作もガッツリ読んで作りました。「モラトリアム」ほどダークな部分を出す曲は今までなかったんですけれど、もともと、わりと根暗な方なので、そういう部分を出しちゃっていいと思って。きっと映画にも寄り添えるし、もともと僕らが持ってるよさも出せると思ったので、その共通項を探っていった感じですね。


▲Omoinotake「モラトリアム」

エモアキ:歌詞についても、原作を読み込んで書いていきました。言葉は難しいですけど、いわゆる許されない愛というものがテーマの作品でもあるので。こういう機会がないと、いきなり作れなかったと思うんですけれど、そういうチャレンジもタイアップだったら自然にできた。すごくよかったと思っています。

――「トニカ」もバンドにとって大事な曲になったと思います。これはバンドが上手くいかないという中での葛藤をモチーフにした曲なんですよね。

エモアキ:はい。そうですね。

――この曲って、今の状況になって、書いた時にはなかった新しい意味を帯びて自分たちを奮い立たせる曲になっているんじゃないかという気もするんですが、どうでしょう?

エモアキ:まさにその通りです。曲を出した時に「受験勉強の時に聴きたい」という感想があったんです。それを見て、《いつか思いだす今日を僕の一部と誇りたい》という歌詞がいろんなところに重なるんだなって思っていたんですけれど。いろんな捉え方してもらえて嬉しいって思っていて。で、あの時に書いた曲が、今になってこんなに変わって聴こえるんだって思います。

――今年になってからは3ヶ月連続リリースの第一弾として「欠伸」がリリースされました。これはどういうところから作った曲なんでしょうか?



ドラゲ:あの曲は詞先でした。

エモアキ:この歌詞は、いろいろトライする中で内容が変わっていったんです。最初は幸せなラブソングを書こうと思っていたんですけれど、どうしても僕がやると嘘っぽくなってしまうというのが何度もあって。あまり上手くいかなかくて、それで失恋ソングを作ろうととりかかったのが「欠伸」ですね。

――これも、今の状況で新しい意味が加わった曲だと思うんです。これは失恋ソングですけれど、日常の中で当たり前にあると思っていたことがいつの間にか失われてしまったという曲にもなっている。「One Day」があることによって「欠伸」が活きてくるとも思えるんですが、そのあたりはどうでしょうか。

エモアキ:今年に入って出した2曲は、どちらも歌詞に《当たり前》という言葉が出てくるんです。今は「当たり前」というの言葉の重みが毎日変わってくるような状況で。「欠伸」を書いた時の「当たり前」と今思っている「当たり前」も全然違うと思うんですけども、日々変化しながら捉えられ続けるところがあると思っています。

――Omoinotakeは、リモートでセッションをしたり、新しい状況における音楽活動を積極的にやっていると思うんです。オンラインでのファンとのコミュニケーションにもトライしている。そのあたりはやってみてどうですか?



レオ:今だからやれることとして、楽しさはもちろん感じています。ただ、昨日もレコーディングをしていたんですけれど、ついつい「ああ、はやくライブしたいな」って漏らしちゃって(笑)。これはこれで楽しいですけれど、やっぱりライブできるようになりたいですね。

――本当にそうですね。はやく皆が安心してライブできるようになってほしいと思います。バンドのこの先の展望についてはどんなふうに考えてらっしゃいますか?

レオ:やっぱり、冒頭にも言ったみたいに、SNSとかでいろいろなことをやっていかなきゃいけない時期が来ているけれど、義務感でやってると面白くなくなっちゃって萎えてきちゃうから、いかにこの状況を、どうすれば自分自身も楽しんでやれるかなっていうのは探りつつやっていきたいと思いますね。まだ手探りな部分が多いですけど、いろんなものを新しく吸収していきたいと思います。

ドラゲ:個人的に、この自粛期間の中でインスタでドラムクイズみたいなものをちょっとやってみたんですよ。ドラムを叩いただけでどれくらいわかってくれるのかなって思ったら、2割くらいしかわかってくれなくて(笑)。もうちょっと過激に攻めていこうと思います。そういう目標も個人的に持っていたりしますね。

エモアキ:今は配信ライブとかもできるかぎりやっていきたいと思っていますし、この先いつまで配信が主流になるのかわからないですけど、「One Day」で書いたみたいに「当たり前の日々で会えますように」と伝えていきたいと思っていて。加えて、自分たちの個性はなんだろうっていうところを改めて考えつつ、強い曲を作っていきたいと思っています。

――わかりました。ワンマンツアーのライブは8月に延期になりましたが、この日程で安全に開催ができることを願います。再会を誓いたい、と。

エモアキ:はい。

レオ:必ず。

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