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<Raychell&夏芽 スペシャル対談>RAISE A SUILEN ~2人がたどり着いた頂~



RAISE A SUILENインタビュー

 バンドリ!プロジェクトから生まれた第3のリアルバンド「RAISE A SUILEN」。バックバンドからスタートし、その後、Raychell(Ba.&Vo.)、夏芽(Dr.)、倉知玲鳳(Key.)の3名で「THE THIRD(仮)」を結成。さらに2度のライブを経て、小原莉子(Gt.)と紡木吏佐(DJ)が加入して、現在の正式バンド名に至る。
バックバンドとしての高い演奏技術はもちろん、オリジナル楽曲では独自の世界観と音楽性を感じさせて、観客を魅了。さらにデビュー後73日で日本武道館公演を成功させるなど、目覚ましい活躍を見せている。
そんなRAISE A SUILENの盟友であり立役者でもあるRaychellと夏芽に、2人が歩んできた道のりとたどり着いた先にあったものを、じっくり語り合ってもらった。

初めての出会いは審査する側とされる側

――今回は対談ということでお二人に存分に語り合っていただきたいんですが、お二人で語り合うことはありますか?

夏芽:結構語りますね。語らないことはない(笑)。

Raychell:今はRAS(RAISE A SUILEN)を一緒にやらせてもらっているので、バンドについて語り合うことが多いですね。たとえば「夏芽はこのライブどう思う? どう魅せたい?」とか。夏芽がバンド経験が1番豊富で、いろんなスタイルを知っているので、そのあたりのことを聞くことが多いですね。

夏芽:真面目な話だけじゃなくて、ライブ前にバカみたいな話もしてますよ(笑)。

Raychell:2人とも辛いものが好きなので、リハーサル中に「辛いの食べに行こうねー」とか。

夏芽:辛いラーメンをよく食べに行きます。ストレス発散に(笑)。

――そんなお二人が初めて出会ったのは、いつ頃になるんでしょうか?

Raychell:4年前ぐらいですね。私がソロシンガーとして活動していて、【a-nation 2016】に出演する前です。うちの事務所(エースクルー)が開催していたオーディションに夏芽が来て、私は審査する側で初めて会ったんです。

夏芽:そうでした(笑)。

Raychell:夏芽はそのときから金髪で、すごく背も高かったんですけど、服装が花柄フリフリシャツにショートパンツで、露出多めで(笑)。「え? これで(ドラムを)叩けるのかな?」と思ったんですけど、パフォーマンスしたらすごい派手で。でもお話してみたら、また話し方がおっとりしていて。とにかくギャップがすごかったですね。

夏芽:私も覚えてます! 私はオーディションに行くまで、Raychellがどんな人か知らなかったんです。そしたら、たまたまオーディションの前の日に「ソロシンガーのレイチェルです」っていう人に会ったんですよ。それが結構お年をいった方で「えっ!?」って(笑)。結果、別人だったんで「良かったー」って。それは置いといて、初めて会ったときは「うわ、すごい綺麗な人だ!」って思いました。オーディションのときに席から立って、近くまで来てくれたんですよ。そしたら「背が高い! 細い! 綺麗!」と。でも、そのときは挨拶程度であまり会話はなかったですね。

Raychell:そのあとに、バックバンドを全員女子でまとめて【a-nation 2016】に出演させていただくんですけど、そのときに夏芽に入ってもらって。

夏芽:でも【a-nation 2016】のときは、そこまでしゃべる時間がなかったよね。

Raychell:それ以降、出演するときは「自分だけじゃなくて、ドラムとギターが欲しい」ってなって彼女にお願いするようになりました。ギターは、事務所の後輩の大塚紗英ちゃんに入ってもらって。

夏芽:2人でじっくりしゃべるようになったのは、2017年の【ブシロード10周年ライブ】あたりからかなー?


▲夏芽(左)、Raychell(右)

お互いに初めて知る幼少時代と音楽の種

――お二人は幼い頃、どんな子供だったんでしょう? お互いに聞いたことはありますか?

2人:ないですねー!

夏芽:私は2人姉妹の長女なんですけど、おとなしかったんですよ。1個下の妹はギャグとか言って人を笑わせたり、活発で元気で甘えるのも上手だったんだけど、私は心の中で思ってることを表現することができなくて……。家族にも「あれ、いたの?」って言われるぐらい。

Raychell:えー、意外。そうなんだ!

夏芽:でも秘めてるものはずっとあったんです。小学校低学年のときに、勇気を出して「アイドルになりたい!」って言ってみたら、「何か歌ってみてよ」って流れになって……。恥ずかしくなっちゃって、わざとへたくそに歌ってみたんですよ。そしたらダメ出しされて諦める、みたいな(笑)。高学年になるまでは、いるのかいないのか、分かんない子でしたね。

Raychell:えー! 本当に? 今こんな金髪で主張激しいのに(笑)?

夏芽:黙っててもいれば分かる、みたいなね(笑)。

Raychell:私はその逆で、活発で男の子みたいな感じで、どこに行くにも元気に駆けずり回って体中ケガして、朝から晩まで外で遊んでいるような子でした。兄がいて、近所の子も男の子や男兄弟が多かったので、男の子に交じってゲームしたり鬼ごっこしたりしてましたね。

夏芽:私と全然違う(笑)。

Raychell:友達も同学年の子は少なくて、お兄ちゃんの友達とサッカーしたりバスケしたり。鬼ごっこしたりかくれんぼしたりが好きでした。ただ、その頃から歌が好きだったので、キーボードとかラッパとか、音が出るおもちゃばっかり買ってもらってましたね。

夏芽:私はもともと音楽に疎くて……。仲のいい友達のお姉ちゃんが音楽に詳しかったんです。で、その友達が流行りの曲とかいろいろ教えてくれるんですけど、悔しくて。「私も詳しくなろう!」って音楽番組とか見始めてから、すごい好きになっていきましたね。

Raychell:悔しくて見始めたの(笑)?

夏芽:悔しくて(笑)! 昔から負けん気が強かったんで、「私も知ってるぜ!」みたいな。


――お二人がミュージシャンを目指したキッカケは?

夏芽:幼稚園から小学5年生くらいまでピアノを習ってたんですけど、嫌々やってたので全然弾けません(笑)。ドラムに関していうと、中学1年生です。私はT.M.Revolutionさんが大好きで、それまでバンドは聴いてなかったんですけど、友達から「西川(貴教)さんに似てるドラムの人がいるよ」って教えてもらって、その方がLa'cryma ChristiのドラマーのLEVINさんだったんです。それで初めて「バンド」や「ドラム」というものを意識して、「なにこれ、めちゃくちゃカッコイイじゃん!」って。そこからバンドに目覚めました! そのあとに、MV番組で見かけたSEX MACHINEGUNSにがっつりハマってから、いろんなバンドを聴くようになりましたね。ドラムやりたいなって思ったのは、中学1年生の後半ぐらいだったんですけど、やり方が分からなくて……。実際に始めたのは高校1年生から。それまでは演劇部だったので(笑)。

Raychell:演劇部!? 初耳(笑)!

夏芽:幼稚園のときのお遊戯会でめっちゃ褒められたんですよ。で、中学1年生のときに演劇部に入ったんですけど、あんまり人気がなくて廃部になっちゃって。そのあとに吹奏楽部の子に「打楽器、人足りないからやってよ」って誘われて、2年からは吹奏楽部で木琴をやってました。

Raychell:私も歌うことが大好きで、小さい頃から「将来は歌手になりたい」と思ってました。父親がもともとバンドマン……それこそドラマーだったんですけど、父も音楽がすごく好きで、父の聴く曲をよく聴いていました。父のCDの棚からこっそり借りて、「ビートルズはこういうものなんだ」とか。

夏芽:えー、楽しそう!

Raychell:私もこう見えて、小学生低学年の頃にピアノを習ってたんですよ! でも嫌々やってたので、2年ぐらいで辞めちゃって。そこからバレーボール部に入ったんです。そしたら、その部の先生がすごく厳しい人で、「塾も何もかも全部辞めて、バレーボールだけに専念しろ」って。

夏芽:えー、厳しい……。

Raychell:ただ、音楽がすごい好きだったので、歌だけは続けてたんです。小学生の頃、生まれて初めてカラオケに行ったときに、採点で90点代を取ったんですよ。で、そのときに「歌上手だね」って褒められて。「あ、私、歌上手なんだ!」って(笑)。以降、休みの日は毎日のように友達とカラオケに通ってましたね。

夏芽:わかる、そういう周りの言葉って大事だよね(笑)。

Raychell:でも中学校卒業のときに、オーディション番組に行こうと思ったら、部の先生に止められて……。当時キャプテンをやっていたんですけど、「そんなチャラチャラしてどうするんだ、絶対行かせない」って。すごく悔しかったんですけど、高校もバレー部の推薦で入ったので、高校卒業するまでずーっと解放されなかったですね。

夏芽:スポ根だね。

Raychell:完全に! 上下関係も厳しいし、厳しい環境だったけど、そのときに励ましてくれたのが音楽でしたね。窮地に立たされたときに、当時観てたアニメの歌詞とか勇気づけられる曲を頭の中でループして、なんとか頑張ってました。

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プロミュージシャンへの道

――さぁ、いよいよミュージシャンとしての第一歩を踏み出されるわけですが、夏芽さんは高校からですか?

夏芽:高校に入って、ゼロからドラムを始めました。ずっとやりたかったんで「もうやったー!」って感じでしたね。最初は何も分からなかったんですけど、先輩から初めて8ビートを教えてもらってやってみたら、すんなりできたんですよ。それで「よしいける!」と思って(笑)。それで先輩からバンドスコアをもらって、譜面の読み方を教えてもらって、家でもずーっと練習してましたね。

Raychell:学園祭とかも出たりしたの?

夏芽:出た出た。でもうちは女子高だったので、必然的にガールズバンドだったんですよ。みんな女の子なんで、正直ちょっとぬるかったんですね(笑)。でも私はゴリゴリにロックをやりたかったんで、「こんなんがやりたいんじゃない!!」みたいな。

Raychell:すごい、マスキングみたい(笑)!!

夏芽:そうそう(笑)。だから部活は部活で学園祭向けにやって、学校外で男の子も混ざったバンドを組んで、オフスプリングとかやってました。もうその頃には引っ込み思案な自分はいなくなってましたね、なんでも「やるやるやる!」って。

Raychell:へぇー、そのときは金髪だったの?

夏芽:いやいやいや、そのときは学校の風紀が厳しかったから黒かった。けど、SEX MACHINEGUNSとかを真似たバッサバサな髪型にしてたんですよ。そしたらすごい怒られて。黒いのに「髪型が不揃いです!」って(笑)。あとドラムだけじゃなくて、ダンスもやってました。友達とダンスグループ組んで、SPEEDとか安室(奈美恵)ちゃんとか。とにかく人前に出ることが楽しかったですねー。

Raychell:すごい高校生活を満喫してるね(笑)。あー、私も高校の後夜祭で「歌いたい歌いたい」って思ってたんだけど、実際恥ずかしくて、なかなか人前に出れなくて……。「歌いたかったなぁ」っていう後悔がありますね。


――そこからどうやってプロミュージシャンを目指すのでしょうか?

夏芽:私は高校2年生くらいから、バンドでデビューとかプロになりたい気持ちがあったので、「専門学校に行ってちゃんと習おう!」って決めてたんですね。それでいろんな学校を見学して、ESP学園(音楽専門学校)に決めてからは、体験入学に行きまくる日々。「タダで教えてもらえんじゃん、ラッキー!」と思って、高校3年生からはESPに通ってました(笑)。

Raychell:私は夏芽と違って、「歌の学校に行く」というのが頭になかったんですよ。だから普通に就職して働いたんですけど、「私、なんでこれやってるんだろう、好きなことやればいいのに」と思って、すぐ辞めました。そこから「歌を習おう」と思って、ボイススクールを探しましたね。

夏芽:ついにRaychellが解放された感じ(笑)。

Raychell:そうだね(笑)。ボイススクールに通いながら、ひたすら自分でデモ制作して、それを持ってライブハウスをめちゃめちゃ回ってました。「これ聴いてください」、「ぜひライブに出させてください」って1日3~4件とか、配りに行ってましたね。

夏芽:バンドは組まなかったの?

Raychell:組んでない。当時は洋楽のカバーとかオリジナル楽曲のデモを持って、ソロのシンガーとして回ってました。毎日ライブハウスに通っては、イベンターさんに売り込んだり、指定の歌を練習して……とかやってましたね。それでライブハウスで歌っていたときに当時のマネージャーさんが声をかけてくださって、それが今の事務所に入ることに繋がるんですけど……。それも数年単位で、すごい時間がかかりましたね。

夏芽:私は「ここからプロデビューしました」というのがはっきりなくて……。お仕事でいえば、専門学校在学中に嵐の音楽番組収録とファンクラブイベントでバックバンドとして演奏したのが初めてです。ただやっぱりバンドでデビューしたかったので、メンバーと一緒に曲を作って、ライブハウスにデモを持っていって……Raychellと同じ感じですね。でも続けていくうちに、ライブハウスや対バンに誘ってくれたりして、自分たちにとっての「ホーム」ができたりしてたんですけど、やっぱりインディーズで終わっちゃいましたね。自分たちで集まったメンバーでは「ガールズバンドでメジャーデビュー」っていう夢は叶えられなかったです。

――お二人にも下積み時代があったんですね?

Raychell:貧乏でしたよ(笑)。音楽だけで食べていけないので、バイトもたくさんしてました。それこそコンビニは早朝から夜までとか、飲食もやりましたし、家でできる内職とかもやってましたね。

夏芽:私もバイトはめっちゃやってたんですけど、「音楽で食べていきたいのに、なんで関係ないバイトをしなきゃいけないんだ!」と思っちゃうと、ひとつのバイトがなかなか続かないんですよね。だからバイトを掛け持ちしたり、日払いのバイトを挟んだり、いろんな変化をつけてやってました。

Raychell:あとはイベントでチケットを売らなきゃいけないとか、ノルマがあったりするんですよ。そういうのも、みんなに来てもらえるように配りに回ったりもしましたし。もちろん人が埋まらないときは自分で払わなきゃいけなかったりとか、そういうのも結構大変でしたね。

行き着いた暁闇~RAS前夜

――そしてRaychellさんは、2010年にLayとしてavexよりメジャーデビューされます。デビューしたことで自分自身や周囲に変化はありましたか?

Raychell:周りからも「デビューおめでとう」って喜んでもらえたし、私自身も「デビューできるんだ、ヤッター!」みたいな感じだったんですけど、実際は変わらなかったですね。いや、デビューしてわかるんですけど、「デビューがゴールじゃなくて、そこからがスタートになんだ」って。デビュー自体はとても嬉しいんですけど、その後のことのほうがもっと大変で……。しかもソロなので、責任というか重圧というかは、強く感じましたね。ただ、サポートをしてくださる方がいてくれるのは、とても心強かったです。それまで自分1人でこなしていたことが、スタッフさんやマネージャーさん、レーベルの方とかがついてくださって、一緒に売り出してくれるっていうのは、ありがたいなって思いました。

――一方、夏芽さんのほうは、ガールズバンドでのメジャーデビューには至りませんでした……。

夏芽:そうですね。ESPを卒業してすぐ組んだバンドが2~3年くらいで解散して、そのあとに組んだCladdagh Ring(クラダーリング)っていうバンドが「イケるかな」って思ったんですけど、メンバーがうまくいかなくなっちゃって(笑)。

Raychell:ガールズバンドって大変なんだね……。

夏芽:ホントに(笑)! いいメンバーが揃ってたと思ったんですけどねー。最後の最後はうまくいかなくて……。しかも解散が急に決まったんですよ。「ツアーのファイナルが解散ライブです!」みたいな。それからどうしようかな、と。またイチからメンバーを集めるにはしんどいし、なんだかんだあっても最高のメンバーだと思ってたので……。なかなか代わりは見つからないだろうし、このあとすぐにバンドをやるって気持ちになれなかったんです。

Raychell:ぽっかり穴が空いちゃう感じだね……。

夏芽:そうだね。それでこのまま音楽を辞めるかどうかまで悩んだんです。でも、今まではずっとバンドでやってきたけど、仮に1人で活動してみて、それでうまくいかなかったら納得できるんじゃないかと思って……。「サポートをやろう!」って考えになったんです。で、最後の解散ライブしか見てもらえる機会がなかったから、いろんな人に連絡して、その日に観に来てくれた人たちから、どんどんサポートの話が繋がって、なんとかミュージシャンを続けられて良かったです(笑)。


――夏芽さんから音楽を辞めようと思ったというお話がありましたが、Raychellさんも当時辞めようと思ったことはありましたか?

Raychell:たくさんありました(笑)。口には出さなかったですけど……。もともと私はバラードでメジャーデビューさせてもらったんですけど、バラードで売れなくて。ライブハウスや商業スペースとかで歌わせてもらうんですけど、みんな知らないから人も集まらない。そこからレディー・ガガとかのEDMが流行りだして、「ダンスミュージックに切り替えるぞ」って言われたんです。でもずっとバラードを歌ってきたので、速いサウンドをまったく聴かなかったんです。今までマイク1本でしっとり歌ってたのが、いきなり踊りだすとか、自分の中でそのイメージがまったくなかったんですよ。しかも、私は見た目の印象で「強さ」とかを求められるんですけど、内心すごく「ビビリ」なんですね。

夏芽:そんな一面もある、ということで(笑)。

Raychell:「正直これでやっていけるのかな」って。歌って踊ってはそのとき初めてやりましたし、そのときは「自分のやりたいこと」と「やらなきゃいけないもの」と「世の中が求めているもの」が全部バラバラで。「歌が好きで音楽が好きだけど、これはいいのかな?」って。とても不安に思ってた時期がありましたね。当時はavexのスタジオに毎日入って、朝からずっとダンスレッスンとボイストレーニングをやってました。でも未だに自分の中でダンスの苦手感が抜けきれないんですよね(笑)。

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垂簾(スイレン)を上げて表舞台へ


――さぁ、そして冒頭の話に戻りますが、そんなお二人がオーディションで出会われます。そして2017年の【ブシロード10周年ライブ】に出演しますが、ブシロードとの繋がりはどこから?

Raychell:私が2017年にリリースした「Are you ready to FIGHT」という楽曲が、TVアニメ『カードファイト!!ヴァンガードG NEXT』のエンディングテーマに採用いただいたんです。それもダンスミュージックから、だんだんとロック調に変わっていった時期です。そのときに、せっかくロック調のカッコイイものを作ったから、私はソロですけど「バックバンドは全員女性でやろう」ってなったのが、最初ですね。

夏芽:その前の【a-nation 2016】のときはワイワイしてただけだったんですけど、【ブシロード10周年ライブ】に参加したときに、いろいろ踏み込んで話せたのを覚えてます。

Raychell:楽屋が2人きりだったんで、いろいろ話して……。衣装も自分たちで持ってきていたので、私の衣装を夏芽に貸したりとか。

夏芽:貸してくれたんですけど「入るかなぁ……」って、思いました(笑)。

Raychell:サイズがほぼ一緒なので貸し借りもしたり、夏芽がドラムのアップをしてて「えっ、なにそれ?」って聞いたり、逆に私が発声しているときに「そんなふうにやるんだ」とかね。

夏芽:今じゃ当たり前になっちゃったけど、最初はそうだったよね。

Raychell:そのライブにはミルキィ(ホームズ)さんやPoppin'Partyさん、Roseliaさんもいました。ギターの大塚紗英ちゃんは、すでにPoppin'Partyとしてデビューしていたんですけど、彼女にサポートをお願いして出てもらいました。ブシロードのお客さんは「誰? このお姉さんたち」みたいな感じが強かったんですけど、大塚紗英ちゃんがいてくれたおかげで、すんなり受け入れてくれて……。バンドリ!という存在も大きかったですね。

夏芽:でも知らないと言いつつも、みんなペンライトが真っ赤だったんです。

Raychell:そうなんですよ! 私の衣装が上が黒の革ジャンで、下が赤パンを履いてたんですよ。そしたら、ペンライトのカラーを赤にしてくれて……。あと大塚紗英ちゃんのカラーが青だったので、会場が赤と青のペンライトで埋め尽くされて。その景色を見たときに「ペンライトって本当にすごい!!」って感動したのを覚えてます!!

夏芽:ありがたかったし、嬉しかったですね。

Raychell:ライブ後に、(ブシロード創業者の)木谷(高明)さんにも「景色どうでしたか?」と聞かれて、私は「一生忘れません!」と答えました。まさかその景色を今後も見られるとは思っていなかったです。

――その後、2018年1月に開催された【ガルパライブ&ガルパーティ!in東京】に、バックバンドとして参加されます。

Raychell:【ブシロード10周年ライブ】のステージを観ていただいた木谷さんからバックバンドとしてお誘いいただいて、私はもう嬉しいっていう気持ちでしかなかったですね。大塚紗英ちゃんがPoppin'Partyに入ってどんどんステップアップしていくのを見てますし、バンドリ!の熱を知っていたので、まさか自分がそこに関わらせてもらえると思っていませんでした。

夏芽:私もその話をいただいたときは「すぐにやりたいです」って答えました。昔からアニメとかゲームとかが好きだったので、関われて嬉しかったし、「やるしかない、頑張ろう!」って思ってました。


――それがTHE THIRD(仮)に繋がっていきます。2018年3月に開催された【THE THIRD(仮) 1st ライブ】のご感想は?

Raychell:今でもすごく鮮明に覚えてます。「THE THIRD(仮)でライブをやります」となったときに、「どのくらいの人が来てくれるんだろう」、「本当に来てくれるかな」って正直思いましたし、実際当日もステージ横の楽屋から客席を覗いてましたから。メンバー全員、「ライブはできてすごく嬉しいけど、受け入れてもらえるのかな」という不安のほうが大きかったですね。でも、いざステージに立ってみると、満杯のお客さんがいてくださって、しかも会場中、白(THE THIRD(仮)当時のバンドカラー)のペンライトで埋め尽くされていて、「あぁ良かった!」ってホッとしたのと「よしやってやる!!」って気合いを入れ直したのを覚えてますね。

夏芽:いや、本当その通りですね。【ガルパライブ】のときに、私たちと倉知玲鳳ちゃんの3人でバックバンドをやって、その場で「この3人がTHE THIRD(仮)として3月にライブします!」って発表したんですよ。お客さんはみんな優しいので、その瞬間は盛り上がってくれるんですけど、本当に不安でいろいろ話してて……。でも「嬉しいよね、頑張ろう!」ってステージに出た瞬間、会場中が真っ白だったんですよ! みんな、潰れそうなくらいぎゅうぎゅうに盛り上がってくれて……。本当に嬉しかったです。「こんなライブしたことない!!」って。

Raychell:バンドリ!って、声優さんが演奏するプロジェクトじゃないですか。私たちはその逆で、ミュージシャンから始まって結成させてもらってますし、しかも当時はキャラクターもいない、リアルバンドのほうが先だったので……。ライブの反応は本当に嬉しかったですね。そのときはバンドリ!のカバー楽曲が中心で、みなさんすごいノッてくれて。最後の1曲だけオリジナル楽曲「R・I・O・T」をやらせてもらったんですけど……。

夏芽:熱気がすごかったよね! こんなに近くで人の熱気を感じることないってくらい!!

Raychell:今まで何年もライブハウスでやってきましたけど、こんなにペンライトの波が自分に押し寄せてくるような経験をしたことがなかったので、本当に感動しました!! そのときは「もう楽しいね!」、「頑張ろう!」って、何回も夏芽とアイコンタクトしてました(笑)。


――そしてついに、2018年7月開催の【THE THIRD(仮) 2nd ライブ】で、RAISE A SUILENの結成が発表されます。

夏芽:このライブはドッキリみたいな感じで、「THE THIRD(仮)終わります」からの「RAS始めます」みたいな。私たちはその流れを知っているけど、「終わります」のときに「えー!」って、「始めます」のときに「わー!」って言ってもらえるのかが心配で……。実際にそういう雰囲気になってくれたので、安心しました。その後のつむつむ(紡木吏佐)が1人でDJを回してから、メンバーが集まってくる流れがすごい好きで、このライブも一生忘れることはないですね。

Raychell:私たちもRAISE A SUILENという名前を初めて聞いたときは、「どんな意味なんだろう?」って思ったんです。

夏芽:そうそう、「花の名前?」って思いました。

Raychell:でも「垂れ下がっていた簾(すだれ)を上げて、表舞台へと姿を表す」という意味だと聞いて、私たちにピッタリで素敵な名前だと思いました。私たち2人もミュージシャンとして苦しい時期がありましたし、倉知玲鳳ちゃんも小原莉子ちゃんも紡木吏佐ちゃんも、みんな苦労人なんですよね(笑)。だから、そんな裏にいた私たちに、簾を上げて表舞台に立てる時間をいただけて、本当に嬉しかったです。

夏芽:ただ、「バンドリ!第3のリアルバンド」ということで参加させてもらって、やっぱり受け入れてもらえるかどうか、がすごく心配でした。いつも不安みたいですけど(笑)。でもPoppin'PartyさんやRoseliaさんが歩んできてくれたからこそ、「私たちもやるしかない!」って。

Raychell:うん。今もそうなんですけど、Poppin'Partyさんがこのバンドリ!という世界を築いてきて、Roseliaさんとかガルパ(『ガールズバンドパーティ!』)の中のいろんなバンドがあって、「だからこその今のRASがある」んですよね。このことは「これから先もずっと忘れないでやっていこうね」って、メンバーみんなで心に誓っています。


――その後、デビューからわずか73日で日本武道館公演を成功させます。どんな想いでしたか?

Raychell:歌手として「あの場に立ちたい」とずっと憧れてました。ソロじゃ立てないところで、「バンドリ!だからこそ立てた日本武道館だな」って思います。私、日本武道館の1週間前とか当日の移動時間とか、もう涙が止まらなかったんですよ。感極まって……。日本武道館に立てる嬉しさと、日本武道館には魔物がいるから「魔物に勝ちたい、絶対成功させるんだ」っていう気持ちがすごくあったので。1週間ぐらい前から戦いがはじまっていて、すごいピリピリしてました。ふと思っただけでワーって泣くんで、とにかく泣かないようにしようって決めてました。

夏芽:本当にバンドを始めた頃の夢が立て続けに叶った時期でした。ガールズバンドでメジャーデビューは叶わなくて、1回挫折したけど、RAISE A SUILENをやらせてもらって、メジャーデビューできて…。今知りましたけど73日って、すごいことですよね。バンド結成してからもそんなに経ってなくて、それで日本武道館に立たせてもらえるっていう嬉しさと、本当に泣きそうなくらい……泣いちゃったけど。嬉しかったですね。

Raychell:みんなで泣いちゃったね(笑)。

夏芽:アニメの設定では、レイヤとマスキングは武道館経験者らしいんですよ。でも私たちは経験していなくって(笑)。サポートメンバーを続けてたら、どこかしらのアーティストのサポートで「日本武道館でライブ」は叶ってたかもしれないけど、それじゃ意味なくて……。やっぱり「自分のバンドで立つ」ということに意味があるんですよ。それを叶えてくれたバンドリ!に感謝の気持ちでいっぱいです。一生忘れないです、あの景色は。

Raychell:RASは結成したときから「うちらの音を聞かせよう、うちらのパフォーマンスをしっかり魅せよう、とにかく全力で頑張ろう!!」っていうのがテーマで、円陣を組んでたんですよ。日本武道館のDAY2はゲストの方も来てくださっていたので、「RASを知らない人は絶対たくさんいるから、その人たちに私たちを届けよう、魅せよう」って、メンバーみんなで気合いを入れてました。「日本武道館のあのセンターステージに、RASの音をぶつけてやろうぜ」って。ライブって「お客さんとの心の会話、魂のぶつけ合い」って言いますけど、本当にそれだなと。当時、私たちはオリジナル曲4曲+初披露曲1曲の5曲で、あとはカバーだったんですけど、今思うとよくそれで日本武道館に立たせてもらえたなって思います。ありがたいです。

夏芽:頑張ったよね。

Raychell:その前の、年末の両国国技館のライブから、もう本当にがむしゃらでしたね。とにかくRAISE A SUILENのサウンドを知ってもらうために、頭振って暴れまくってました(笑)。

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頂の上の新たな世界

――RASとして活動していくなかで、変わったことや成長したなと思うところはありますか?

夏芽:自分自身が変わったところはあんまりないですね。フリフリの服も着るし、髪も金髪ですし。

Raychell:夏芽は、しゃべり方がマスキングっぽくなったかも(笑)。最初はミュージシャンっぽかったけど、今はキャラクターに寄ってきている感じ。最近は「テヘペロ」とか進んでやるようになったので、確かに明るくはなったかもしれないですね。

夏芽:多分、素の自分が出せるようになってきたのかも(笑)。でも結成当時より、他のメンバーの気持ちとかも分かるようになってきたよねー。

Raychell:うん、コミュニケーションももちろん取りますし、会話もたくさんするので。あと、私はあまりバンドを経験したことがないから「音を合わせる、音で会話する」ことが、「こういうことなんだ」って分かってきました。すごく大事なんです。その日のニュアンスだったりテンション感だったりで、「今日疲れてるんだろうな」、「悩みがあるのかな」とかは感じられるようになりましたね。バンドならではですね。私は「RAISE A SUILENで良かったな」、「RASのサウンドがカッコイイ感じで良かったな」、「この5人で本当に良かったな」って思ってます。めっちゃ楽しいです。


――TVアニメ『BanG Dream!』シリーズでは、お二人とも声優にも初挑戦されています。実際にやってみていかがでしたか?

Raychell:はい、そうなんです。初声優(笑)!

夏芽:めっちゃ緊張しました(笑)!

Raychell:もう緊張しまくりでした。初アフレコの前に2人でずっと練習させていただきましたし、レッスンもやらせていただいたんですけど。いざ本番、マイクスタンドの前に立ったら、もう、全然!

夏芽:全然違うっていうかね。

Raychell:緊張感が半端ないですし。バンドのときと全然違って、何も分からないんです!

夏芽:心の中でずっと「どうしよう、どうしよう」って思ってました(笑)。自分が声を当てる以外のシーンで音を立てちゃいけないし、流れで録ってるから私が失敗したらどうなっちゃうんだろうとか。バンドのレコーディングの場合は、その場でリテイクを聞いてやり直しもできるけど、アフレコの場合はディレクションしてくださる方がいて、自分の完成はアニメを見るしかない。アニメを見て、「あ、こんな感じだったんだ」って思うのが、大きな違いですね。

Raychell:あと、やっぱり目の前にキャラクターがいて、自分たちが出す声でその子の性格やニュアンスが決まってしまうので、そこがすごく難しかったですね。レイヤも声の高低や張り感を指導していただいたんですけど、慣れていくまでが難しくて。もう最初の頃は、ね?

夏芽:リテイクの嵐でした(笑)。でも、アニメ『~3rd Season』では出番も増えて。最初と比べたら、少し慣れてると思いますけど、緊張は変わらず……。

Raychell:私はアニメを観て、嬉しさがありましたね。「あ、レイヤってこういう感じで動いて、こういう表情するんだ」って。1人で反省会みたいなのしてました!

夏芽:うんうん、分かる、分かる。

Raychell:アニメを見て、「あ! こういう表情だったんだ」とか「じゃあ次、こうしてみよう」とかしてましたね。回を重ねるごとに、レイヤとかマスキングの性格が見えてくると、成長とともに自分の声の出し方も変わっていったり、シーンでも変わっていったり。『3rd Season』では、RAISE A SUIRENの関係性が描かれるなかで、キャラクターとしての新しい感情も芽生えたり新たな側面が見られて、すごく楽しかったですね。特にRASは他のバンドと違って、キャラクターが後から出てきて、より私たちに寄せてくださったので……。そういう意味では自分たちに近いよね?

夏芽:うん、近いね。いや、私自身がキャラクターに近づいてる(笑)?

Raychell:あ、でもマスキングはバイクに乗ってたね!

夏芽:まさかでしたね、ホントに! 『3rd Season』はキャラクターに対して新たなことを知れたので、すごい楽しかったです。

Raychell:私は、アフレコで学んだ声の出し方を歌の中に取り入れて活かしました。音の抜き方とか、アニソン独特の歌の歌い方とかもすごい勉強しました。なので、RAISE A SUILENの初期の歌い方と、どんどん、どんどん変わってきているので、聴き比べていただけたらなと思います! 8月19日にRASの1stアルバム『ERA』が発売されますので、そちらを聴いていただけたら、変化がわかると思います!!


――7月には舞台『We are RAISE A SUILEN〜BanG Dream! The Stage〜』にも挑戦されます。今度は声だけでなく、全身を使ってキャラクターを演じることになりますが……。

Raychell:あ、夏芽、元演劇部!

夏芽:いやいや、やめて(笑)。

Raychell:2人とも舞台の経験はあるんですが、また全然違う新しい経験になると思います。いい意味でプレッシャーはありますが、ちゃんとキャラクターを背負ってライブをさせていただいているので、逆にライブとは違う……日常のレイヤやマスキングたちを楽しんでいただけたらなと思います。ただ、舞台でも演奏するシーンはあるんですけど、そこは盛り上がってほしいですね。

夏芽:私はまだ未知ですね……自分でもどうなるんだろうって思ってます。でもビジュアルも公開されましたが、本当に衣装さんやメイクさんやみなさんが頑張ってくださって、本当にまんまなんですよ!

Raychell:そうそう、メイク室で横見たら「あれ? マスキングじゃん」、「チュチュじゃん」みたいな!

夏芽:本当に素晴らしいものを用意してくださったので、一心同体でマスキングになりきろうと思います。見に来てくれたみんなに「舞台にマスキングがいたね!」って言われたいです!

Raychell:舞台をやることで、私たちとキャラクターがより一緒になれるし、私たち自身も成長できるので、今後のRAISE A SUILENのライブもきっと変わってくると思います。舞台は今回だけですし、舞台前と舞台後ではきっと私たちの成長が見えるはずなので、ぜひ見逃さずに来てほしいなと思います。

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世界へと憑依する音楽

――RAISE A SUILENの今後、そして未来はどうなっていくんでしょうか?

Raychell:私たちのデビュー曲「R·I·O·T」の中で、バンドの方向性を示す言葉をいただいていて……。

夏芽:<♪~僕らの音は 世界へと憑依する>

Raychell:だから、私たちは「世界を目指して音楽をやっていこう!」っていうのを大きな目標にしていて、メンバーみんなで共有しています。

夏芽:世界中で暴れたいですね。SNSとかでみなさんから「あの国にもファンがいるよ」とか教えてくれるので、それを1か所ずつ実際に行って、確認したいです(笑)。

Raychell:アメリカでライブさせていただいたときは、みんな日本語で歌ってくれて……。英語の部分の発音が良かったり、日本のファンとはまた違った熱狂的な部分があったりして、すごい楽しかったよね。

夏芽:めちゃくちゃ楽しかったー!

Raychell:この「楽しい」感覚を私に教えてくれたのも、バンドリ!なんです。私はずっと1人で活動していたので、ソロでは感じられなかった「みんながいての楽しさ」を、今すごく感じています。だからこそ、バンドリ!プロジェクトの素晴らしさやRAISE A SUILENの音楽を、世界中の人に届けていきたいです!

夏芽:私も本当に「バンドリ!でなきゃ叶えられなかった夢」を感じながら日々活動しているので、バンドリ!は特別な存在です。感謝しかないので、恩返しするためにも、みんなと世界に行きたいですね。


――最後に、読者のみなさまにメッセージをお願いします。

Raychell:改めまして、RAISE A SUILENのベース&ボーカル、レイヤ役のRaychellです。まだバンドリ!やRAISE A SUILENを知らない方は、ぜひ1度バンドリ!に触れてほしいです。バンドリ!プロジェクトって、私たちの他にも、Poppin'Partyさん、Roseliaさん、Afterglowさん、Pastel*Palettesさん、ハロー、ハッピーワールド!さん、そしてMorfonicaさんっていう、本当に素晴らしいバンドがいて、各バンドで音楽のカラーが全然違うんですよ。もちろんアニメやゲームでも楽しめるんですけど、とにかく生のライブがすごく楽しくて熱いんですね。ぜひ会場に来て、生で感じて、お気に入りのバンドを見つけてもらえればと思います。これからもよろしくお願いします。

夏芽:改めまして、RAISE A SUILENのドラム、マスキング役の夏芽です。もしアニメやゲームもあるバンドリ!のライブがどんなものなのか想像がつかない人がいたら、とにかく1回ライブに来てほしいです! 私たちのライブに来てくれたら、必ず良さを分かってもらえると思います。私たちがきっかけでバンドリ!を好きになって、楽しんでもらえたら幸せです。バンドの物語なので、「音楽好きな人は知らないと損するよ!」って言いたいです。

――本日はありがとうございました!

『バンドリ!GW特別企画』開催!

2020年5月2日(土)から5月5日(火・祝)に『バンドリ!GW特別企画』が開催!! 4日間連続で生放送番組がYouTube Liveにて配信。また、当日の放送に合わせて、バンドリ!公式Twitterとスマートフォン向けゲーム『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』公式Twitterにてキャンペーンも実施。詳しくは特設ページへ!
https://bang-dream.com/news/873

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