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ななもり。&莉犬インタビュー~すとぷりが大事にしている“すとぷりすなー”との絆~
YouTubeやニコニコ動画、ツイキャスなどの動画配信サイトを中心に活動するさとみ、ジェル、ころん、莉犬、るぅと、ななもり。の6人からなるエンタメユニット、すとぷりの2ndフル・アルバム『すとろべりーねくすとっ!』が2020年1月15日に発売される。本作には、HoneyWorksや、ナユタン星人、DECO*27、れるりりといった制作陣が参加し、ななもり。やるぅとが手掛けた作品も多数収録される。
本作の注目すべき点は、バラエティに富んだ楽曲に加え、ジャケット写真にもある。4形態のうち、<初回限定ライブ映像盤>には、すとぷり史上初となる「本人実写」のジャケットが使用されているのだ。普段、顔出しをしていないすとぷりの姿が少し明るみになり、新たなステップを踏み出しているように感じるが、本作には彼らの挑戦と気合いが詰まっている。今回、すとぷりのリーダーで活動の総合プロデュースを行うななもり。と、莉犬に最新アルバム、すとぷりすなー(ファンの名称)との関係、そして3月に控えるナゴヤドーム公演のことをたっぷり話してもらった。
――前作『すとろべりーらぶっ!』から、約半年ぶりの作品で16曲入りとかなりボリューミーな作品が完成しましたね。日々の動画投稿に加え、メンバーの中には、ソロ・アルバムを出された方もいて、お忙しかったと思いますが、レコーディングはいつ頃されたんでしょうか?
ななもり。:曲によっては(2019年)8月頃に録った曲もあるのですが、9月後半~10月からレコーディングした曲が多いです。
――スケジュール調整が大変だったんじゃないでしょうか?
ななもり。:9月のメットライフドーム公演以降は緩やかだったので、レコーディングはタイトなスケジュールではなかったんですが、クリエイティブな面で、焦る気持ちはありました。僕とるぅと君が楽曲作りやコンセプトを担当していまして、僕がイメージしたものを何曲かるぅと君に作曲してもらって、他はディレクターさんや作家さんにお願いした曲になっています。
――本作もすとぷりさんの全力さとハッピーさが伝わるアルバムに仕上がっていますね。
ななもり。:毎回、コンセプトを決めているんです。(1stミニ・アルバムの)『すとろべりースタート』は、初めてのCDだったので、すとぷりらしさが詰まっていて、2人一組の曲や皆さんがイメージする普段の僕らがギュっと詰まった作品でした。愛がテーマの(1stフル・アルバムの)『すとろべりーらぶっ!』は、「好きだ」とか「ありがとう」以外に、僕らの挑戦し続ける姿勢を見せることが愛を伝えることなのかもと思い、僕達が今まで歌ったことのない、K-POP系や少し難度の高いバンド系の曲を歌いました。今回の『すとろべりーねくすとっ!』は、タイトル通り、“次へ(Next)”ということで、今までのすとぷりらしさを残しつつ、ラップ系の曲、忍者系、オシャレなジャズチックの曲なのに最後にどん底に落とされる曲といった新しい挑戦も加わっています。すとぷりらしさ半分、新しい挑戦が半分詰まった作品になっています。
莉犬:個人的に推し曲があるんです。HoneyWorksさんに書き下ろしてもらった「革命前夜」なんですけど、タイトルからいいなと思っていて、革命をする前の気持ち、自分達の「これから頑張ろう、リスナーさんたちを幸せにしよう」っていう気持ちが込められた曲になっています。今回のアルバムには、グループとして頑張っていく気持ちが込められた曲がたくさん詰まっているのですが、「革命前夜」は<僕たち挑戦者>という歌詞が入っていて、この曲には6人の気持ちを詰め込むことが出来たんじゃないかって思っています。
ななもり。:HoneyWorksのGomさんと僕と莉犬君でご飯を食べに行ったときに、すとぷりが今後やりたい活動や、どうしてそれをやりたいと思っているのかなどをお話したら、それがそのまま曲になって戻ってきました。本当に、僕たちが書いたんじゃないかって思うくらいの楽曲になっていて、修正のお願いは一度もしてないんです。
――1曲目にどの曲を持ってくるか、曲順を決めるのも大切な要素だと思いますが、この曲は最初の段階でラストを飾る曲にしようと考えていたんですか?
ななもり。:セットリストを考えたのは僕なんですが、(1曲目の)「ストロベリー☆プラネット!」にも、「革命前夜」と同じくらい僕らの思いが詰まっているので、どっちにしようか、すごく悩みました。でも、やっぱり挑戦し続けることをコンセプトにアルバム作りが始まったので、その思いが詰まった曲でラストを飾りたいと思い、「革命前夜」を最後の曲にしています。
――「ストロベリー☆プラネット!」と2曲目の「ギンギラ銀河」を聞いて、出だしからすとぷりさんが全力ダッシュしている印象を受けました。2曲とも、すとぷりさんの楽曲ではおなじみのナユタン星人さんが手掛けられていますが、どういう風に制作を進められたんでしょうか?
ななもり。:僕がナユタン星人さんと一度お会いしたときに、すとぷりとしてこういう風に活動していきたい、挑戦していきたい、という思いを伝えたんです。細かい修正は一切せず、僕らの思いを受け取って作ってもらった曲に仕上がっています。この曲も僕が書いたんじゃないかと思うくらい、すとぷりのリスナーさんへの思いが詰まっています(笑)。ナユタン星人さんは宇宙をイメージした曲をたくさん作られていて、僕らのすとろべりー要素と宇宙の要素を兼ね合わせた曲を書いていただいて、「ギンギラ銀河」にも上手く繋がって、いいですよね。僕のイメージですが、宇宙=頑張った先なのかなって思っています。努力して、飛び続けることで新しい景色が見られるというニュアンスが混ざっているのかなと思っています。HoneyWorksさんもナユタン星人さんも、僕たちのことをよく知ってくださっているからこその曲を作ってくださいましたね。
――かなりダンサブルな曲で、ライブでもかなり盛り上がりそうな曲になっていますが、リスナーさんは、どんなところを気に入ってもらえると思いますか?
ななもり。:やっぱりかけ声のところじゃないでしょうか?
――「Next Stage!!」は、ラップに挑戦されていますね。ライブでは自己紹介ソングとしてかなり盛り上がりそうですね!
ななもり。:曲をるぅと君が作って、詞を僕が書きました。ライブでは歌詞を変えてもいいかなって思っています。
莉犬:ラップ曲をやると聞いてたので、どんな感じの曲なのか楽しみにしていたら、まさかこんなに可愛い曲になるとは……(笑)!
ななもり。:ちなみに莉犬君の歌詞は、ラップじゃないからね(笑)。でも、この曲は絶対にライブで喜んでもらえる曲だと思います。
莉犬:メンバーそれぞれのキャラクターが良く出てて、リスナーさんも喜んでくれると思います!
――ラップは難しかったですか?
莉犬:いやぁ、そんなに……。
ななもり。:5分くらいで終わったよね。僕もレコーディングに立ち会ったんですけど、るぅと君に即OKをもらってて、一瞬で終わってました。
莉犬:ハハハ(笑)!
――逆に苦戦されてた方はいますか?
莉犬:さとみ君!
ななもり。:さとみ君ところん君は1時間半くらいかかってましたね。スケジュールがめちゃくちゃになる瞬間でした(笑)。ジェル君はラップが得意だから、数十分で終わってましたね。
莉犬:るぅと君とななもり。君が色々と悩んでいる姿を見ていたんですが、そのおかげで最強にカッコいい曲に仕上がってますね。あ、ころん君はカッコよくないか……。
一同:ハハハ(笑)!
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リリース情報

<通常盤>
STPR-1006 2,500円(tax out.)

<初回限定ライブ映像盤A>
STPR-9010 3,000円(tax out.)

<初回限定ライブ映像盤B>
STPR-9011 3,000円(tax out.)

<初回限定ボイスドラマCD盤>
STPR-9012/3 3,000円(tax out.)
ライブ情報
【すとろべりーめもりー Vol.Next!!】2020年3月21日(土)開場15:00/開演17:00
会場:ナゴヤドーム(愛知県名古屋市東区大幸南1丁目1-1)
チケット(全席指定・税込):一般6,500円、ファミリー席5,500円(2枚以上最大4枚まで)
※3歳以上有料
※ファミリー席のご利用には年齢や参加構成にルールがあります。
https://eplus.jp/stpr_next/
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため延期
詳細は後日、すとぷり公式サイトで発表
関連リンク
Interviewed by Mariko Ikitake
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