――【EUPHORIA】で全国開通を果たしましたが、一番印象的だった都道府県はどこでしたか？

カイ：どの場所もすごく心に残っていますが、長崎からライブの朝ランニングを始めて運動と観光を兼ねていたのでよく覚えています。出島のほうへ行って軍艦船を見ました！

リョウガ：最終公演の沖縄は最後ということもあり一番記憶に残っていますね。トラブルもありましたが、9号車の愛の溢れる行動や8号車達の想いもあり完全燃焼出来ましたし、会場の機構を活かした演出中、曇っていた空が晴れたのも、超特急の晴れ力が作用したんじゃないかと…。翌日満喫した石垣島も最高でした。

タクヤ：やっぱり沖縄です。あの日にしかできない特別すぎる1日だった。8号車の愛、スタッフさんの愛、たくさんの人の愛でやることができました。

ユーキ：沖縄です！アクシデントがありながらも、無事に奇跡的に天気にも恵まれたライブだったので印象に残っています！

タカシ：やっぱり沖縄です。アクシデントもありましたが、それも良い思い出です。

――4か月に渡るロングツアーでしたが、思い出に残っていることがあれば教えてください。

カイ：とてもありがたいことに個人でのバラエティ収録をさせていただくことがありまして、ちょうど前乗りの日と同じ日だったので、メンバーみんなとご飯に行けないことがありましたね…。僕が仕事終わりにマネージャーさんと寂しく新幹線に乗っている時に、メンバーからLINEが来てさらに寂しかったです（笑）。

リョウガ：愛媛に行った時にBBQを行ったのですが、良い思い出になりましたね。煙いし、暑いし、虫もいるのですが、僕からしたらマイナス要素のそれらを帳消しにするほどの肉と野菜の美味しさでした。

タクヤ：最終日の沖縄公演で、スタッフさんが会場にあったホワイトボードにメッセージを書いてくれたことです。

ユーキ：毎公演の「Gr8est Journey」での8号車のペンライトの景色です！

タカシ：5人で挑んだ札幌公演です。ユースケがいない中のライブに8号車が来てくれたことの感謝と黄色いペンライトがたくさんの励みになりました。 次は6人で行きますよ！

――ユースケさんのパートをみなさんでカバーしているシーンがとても印象的でした。特に「バッタマン」での絶叫をやってみていかがでしたか？

カイ：ユースケはあのエナジーを全サビで毎回出していたのか…と思うと感服しますね、あいつはすげぇ（笑）。

リョウガ：あいつの凄さを改めて知りましたね。一回ずつやって限界なのに、これを全パートやっていたのは恐ろしいです。さすが元気担当です。

タクヤ：ユースケの偉大さを改めて感じました。あいつはやっぱり凄いなと、存在の大きさに胸打たれました。

ユーキ：ユースケの偉大さを感じました！やっぱりユースケを超えるものは出せないので、メンバー一人ひとりの全力で、本家の「バッタマン」を越せるよう、できる限りのことをやりました。

タカシ：他のメンバーがやっているのを見て、すごくかっこよく見えました。キメる曲ではないのに不思議でした（笑）。

――以前にも増してタカシさんの表現力が豊かになったように感じました。歌う時に意識された部分はありましたか？

タカシ：今思っている気持ちを歌詞にのせて伝えて、そしてどんな大きな会場でも、皆の近くで話してるような距離感はすごく大事にしています。

――客席に降りて歌う演出が何度かありましたが、8号車と至近距離で歌唱するというのはいかがでしたか？

タカシ：最高です。8号車の近くにいると楽しくなりますね。

――【EUPHORIA】ツアーが始まったばかりの頃、カイさんが「全部の会場でセットリストを変えているので、各会場で良い反応をもらえていると感じている」と、おっしゃっていました。ツアーを終えてみて、改めて8号車さんの反応はいかがでしたか？

カイ：初開通の場所で初乗車の方が結構いて、それだけ待っていてくれたんだなと思うと嬉しい気持ちと、待たせてしまって申し訳ないという気持ちがたくさんありましたが、どの会場でも変わらずたくさんの声援をいただいてとても力になりました。

――カイさんはなんでも上手にやってのける器用なイメージがありますが、ロングツアーの中で苦労したことや大変だったことはありましたか？

カイ：毎週末のようにいろいろなところへ行ってホテル暮らしだったので、落ち着いて寝られていなかったかもしれません！ ホテルによってベッドの固さが違うので翌日身体をほぐすのが大変でした。それも兼ねてランニングを始めたのもあります。

――リリースされたBlu-rayは“8号車の日”の2日目でしたが、この日のライブの演出で一番こだわった部分を教えてください。

ユーキ：セットリストの流れはとてもこだわって組み立てました。2ペアになって踊るところでは、今までにない新しいメンバーの個性を魅せたり、本編ライブ自体【EUPHORIA】のテーマに合わせた、ある意味非現実に感じてしまうくらいクールやハッピーに包まれた世界を再現しつつも、アンコールなどは今のリアルな超特急の想いを伝えることを意識しました。

――ツアーのテーマソング「Hey Hey Hey」を5曲目に選んだのはなぜでしょうか？

ユーキ：「Hey Hey Hey」は新曲でもあったので、8号車に出来るだけベストなパフォーマンスを見てもらいたい気持ちもあったし、ここからますます盛り上げて行きたいという思いも込めて5曲目におきました！

――以前のインタビューでタクヤさんが「Hey Hey Hey」の振り入が難しかったとおっしゃっていましたが、4ヵ月のロングツアーで振り付けには慣れましたか？

タクヤ：相変わらず難しいですが、踊っていてとても楽しいです。日々グルーヴ感を出す為に、練習あるのみです。

――「霖雨」ではダンスソロがありました。どんなことをイメージして表現したのでしょうか？

タクヤ：メインはタカシ。背景として存在したかったけど、ただ踊るだけじゃなく、踊る前に溢れ出てきた感情をぶつけるパフォーマンスを心がけました。

――「Beautiful Chaser」ではユーキさんのダンスソロがありました。ストーリー性のあるダンスのように感じましたが、どんなイメージをされて踊っていたんでしょうか？

ユーキ：愛が憎しみに変わるじゃないですけど、どうしても成し遂げたいこと、そのために全力でもがき苦しむ姿を表現したと思います。

――そんな「Beautiful Chaser」では、以前の「霖雨」に引き続き、リョウガさんがピアノ演奏を披露されていましたが、今回も苦労した点などありましたか？

リョウガ：それこそ前回やった「霖雨」が、セットリスト順では「Beautiful Chaser」の前だったので、嫌でも聴こえてくる「霖雨」によって頭の中にある「Beautiful Chaser」の楽譜が上書きされていって非常に困りましたね…。

――ツアー序盤にユースケさんの休養の発表もあり、リョウガさんはリーダーとしてチームを引っ張っていくのにとてもプレッシャーを感じていたと思います。【EUPHORIA】ツアーの中でメンバーや8号車さんに対して思ったことがあれば教えて下さい。

リョウガ：ユースケが休養してからも、会場にはユースケ推しと見られる8号車がたくさん来てくれていて、ユースケ含め超特急は本当に愛されているんだなと実感しました。 一人一人の想いがあるから今の今まで走ってくることができているので、8号車になって良かったとこれからも思わせたいです。