Special
ボビー・コールドウェル来日記念 1stアルバム『イヴニング・スキャンダル』制作時に聴いていた楽曲のプレイリスト
「風のシルエット」、「ハート・オブ・マイン」、「ステイ・ウィズ・ミー」といった色褪せないマスターピースを世に送り出し、ブルー・アイド・ソウルのレジェンドとしてファンを魅了し続ける“ミスターAOR”ボビー・コールドウェルがまもなく2019年のツアーをスタートさせる。今回はデビュー・アルバムにして名盤と称される『イヴニング・スキャンダル(原題:Bobby Caldwell)』制作時に聴いていた楽曲を本人にインタビュー。彼のルーツを垣間見るプレイリストが完成した。日本デビュー時のディレクター、黒田日出良氏のインタビューとともに公演前に是非チェックしていただきたい。
特集:日本デビュー時のディレクター、黒田日出良氏が語る「ボビー・コールドウェルとAORの時代」
01. Fantasy -Earth Wind & Fire
アース・ウィンド・アンド・ファイアーはずっと好きなバンドで、いまでも私のプレイリストには必ずといっていいほど入るんだ。70年代にモーリス・ホワイトと一緒に仕事をできた時はとてもうれしかったよ。彼は私にカリンバをくれてね、それが『イヴニング・スキャンダル』の「カリンバ・ソング」のインスピレーションとなったんだ。
02. How Deep is Your Love - Bee Gees
サタデーナイト・フィーバーからのお気に入りトラックさ。ビージーズは信じられないくらい才能のあるグループだったね。『イヴニング・スキャンダル』の数年後にギブ兄弟に会えたんだけど、すごくいい思い出だよ。
03. Rich Girl - Hall & Oats
彼らは本当に素晴らしい“ブルー・アイド・ソウル”サウンドを奏でる。
04. Rikki Don’t Lose that Number - Steely Dan
ドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーの作品はどれも驚くほど良く出来ている。
05. Haitian Divorce - Steely Dan
スティーリー・ダンの『幻想の摩天楼』からシングルカットされた曲の中でも特にお気に入りの一曲だよ。これも私のプレイリストの常連だ。
06. Sir Duke - Stevie Wonder
スティーヴィー・ワンダーの『キー・オブ・ライフ』も名盤中の名盤だね。彼は、ソングライターとしても、パフォーマーとしても素晴らしい。当時はみんなこのアルバムを聴いていたし、それから41年経ったいまでも敬われている作品だ。
07. If You Leave Me Now - Chicago
私の友人、ピーター・セテラが歌う永遠のラブソングさ。
08. Get Down Tonight - KC and the Sunshine Band
『イヴニング・スキャンダル』は、KC&ザ・サンシャイン・バンドのレーベル「TK Records」からリリースされたんだ。ハリー・ケイシーは当時人気の絶頂だったし、同じレーベルにする所属できたことはすごくエキサイティングな出来事だった。
09. Lowdown - Boz Scaggs
この曲は偉大だ。当時も、今も、そしてこの先も常に尊ばれることだろう。『イヴニング・スキャンダル』をリリースした数年後にボズと知り合うことができて、手紙も書いたよ。うれしかったね。去年もペンシルベニア州のイーストンで彼とあったけど、すごく元気で素晴らしいパフォーマンスをしていたよ。
10. This Masquerade - George Benson
偉大なるジョージ・ベンソン以上にこの曲をうまく歌えるものはいないね。
▲Video Message for Billboard Live Tour 2019
公演情報
ボビー・コールドウェル
ビルボードライブ大阪:2019年1月28日(月)~29日(火)
>>公演詳細はこちら
ビルボードライブ東京:2019年1月31日(木)~2月1日(金)・2月3日(日)
>>公演詳細はこちら
INFO: www.billboard-live.com
イヴニング・スキャンダル +1
2013/09/25 RELEASE
VICP-75111 ¥ 2,970(税込)
Disc01
- 01.スペシャル・トゥ・ミー
- 02.マイ・フレイム
- 03.ラヴ・ウォント・ウエイト
- 04.キャント・セイ・グッドバイ
- 05.カム・トゥ・ミー
- 06.風のシルエット
- 07.カリンバ・ソング
- 08.テイク・ミー・バック・トゥ・ゼン
- 09.ダウン・フォー・ザ・サード・タイム
- 10.キャント・セイ・グッドバイ (TKヴァージョン) (日本盤ボーナス・トラック)
関連商品