Special
傳田真央 『One Last Kiss feat.AI』インタビュー
今まで数多くのアーティストを取材させていただきましたが、彼女ほど会うたびに楽しい会話をさせてくれるアーティストは他にいません。今回はニューマキシシングル「ONE LAST KISS」&80'S COVER ALBUM「Diamond Kisses」についてのインタビューだったんですが、これまた楽しそうに色々と話してくれました!デビュー以降、そのやんちゃで無邪気な性格と笑顔で次々と楽しい作品を残している傳田真央。心から歌うことを楽しんでいる女の子の姿がここにはあります!暗いニュースばかりが飛び交っている昨今、彼女のインタビュー記事を読んでハッピー気分に浸って下さい!
PAGE1
--どうですか、最近調子の方は?
傳田真央:最近引きこもってるんですよ!
--何で?嫌なことでもあった?
傳田真央:引きこもって曲作ってます。
--ああ、なるほど。家にこもってるわけなじゃないんだ。
傳田真央:(笑)。家にこもって曲書いて。今日も歩いて来たの家から。音楽聴きながら。
--今日、久々に人間に会う訳じゃないよね?
傳田真央:そこまでじゃないですよ(笑)!一応お仕事してるんです(笑)。
--曲書いてるって、次のアルバムとかシングルとか?
傳田真央:何用とかじゃないんですけど、アルバムとか次のものに使えるように。
--結構ストックとかあったりするの?
傳田真央:結構ある。意外と無さそうであるんですよね、私。結構短い間で作っちゃう人。ただ、取りかかるまでに時間がかかる(笑)。
--今日会うの、「抱き寄せたDESTINY」リリース時以来、5ヶ月ぶりなんですが。
傳田真央:5ヶ月ぶりだ(笑)。そんなに経つんだぁ。この5ヶ月間何してたんだろう?(笑)あっ!夏ツアーに行ったりとか、その後は「One Last Kiss」に関わる曲作りとか。カバーアルバムの制作も進めていました。
--ツアーって何ヶ所くらい行ったんですか?
傳田真央:ツアーは6ヶ所くらい。
--どんなツアーだったの?
傳田真央:そうですねぇ~(笑)楽しかった!ダンサーのみんなと行ったんですけど、やっぱり、踊って歌うライブなので、結構大変で。なんかライブ終わって、「あっ、やっと終わった!」って感じで気が休まって、きゃぁ~って楽しくなりたいんだけど、そこであまり大騒ぎもできない。歌うたえなくなっちゃっても困るから。いつもみんなが楽しそうなのいいなぁ~って思って(笑)。
--ツアーの前とかは体力作りとかする?
傳田真央:しないといけないですよね。時間が無くてなかなか出来ないんですけど。でも、リハーサルでダンスの振り付けとかやったりするんで、結構それで体力作りになってるんじゃないかなぁと。
--ホームページのダイヤリーを見てたんだけど、ジョギングしてるんだね。
傳田真央:凄い!見てくれたんだ(笑)!最近のやつですよね。昨日かおととい書いたやつだ。そうそう、たまに(笑)。気が向いたときに。ジョギングすると、音楽聴けるんですよ。
--ああ、なるほど。
傳田真央:だから出来るって感じ。今日も歩いてきたのは、音楽聴きたかったから。
--聴きたくて歩いてきたの?
傳田真央:U2のね、U2のアルバム聴いてて、一人でね、ノリノリになりながら歩いてきたの。ある程度はそういうのしてないと、歌うたう時にパワーがなくなっちゃうので。
--すごい色々と聴き込んでるよね?
傳田真央:私、本当にCD聴かないなんて考えられないから、色んなタイプのミュージシャンがいると思うんですけど、真央は、その時その時のカッコイイものをやりたいなと思っているので、色んなミュージシャンの人が提示している新しいスタイルを取り入れたりとか、自然に色んな人の曲が気になっちゃって、聴きたくなっちゃうし・・・。
--何でもアリだよね。だって、リンキンパーク聴いてたんでしょ?(笑)
傳田真央:(笑)。はい、そうそうそう、リンキンとかもすごい好きだしね、アルバムの曲全部歌えるもん。
--あっ、本当に?
傳田真央:リンキンの曲は(笑)。アートワークに日本語が書いてあるんですよね、いっぱい。なおさら親近感湧く。
--そんな感じで色んな音楽を沢山聴きつつ、
傳田真央:聴きつつ(笑)。
--ニューマキシシングル「One Last Kiss」が21日に出て、聴く前にクレジット見てびっくりしたんですけど!
傳田真央:(笑)
--AIちゃんって、すごくファンキーな娘という印象があるんですけど、どういった経緯で一緒にやることになったの?
傳田真央:あのね、「One Last Kiss」から、自分の中での改革というか、もっともっと自分らしく行くために、新しいこととか怖がらないでどんどん挑戦していきたいなっていうのを考え出してたんですよ。で、気持ちを新たにした第一段だったので、それにふさわしいような、みんながビックリするようなことをしたいなって思いながら曲作りとか始めたんですけど、プロデューサーのU-SKE君と「ラッパー欲しいよねっ」ていう話になったんです。でも、SPHEREとはもうやっちゃったしなぁとか思って。
--そこでAIちゃんの名前が浮かんできたんだ!
傳田真央:ファンクマスターフレックスが来日したときにイベントがあったんですけど、そこで真央もライブしてたんですけど、ちょうどその時、AIちゃんもライブに出てたんですよ。で、その時にライブ見て、「こんな人いたの?」ってくらいビックリしちゃって、ニュージェネレーションな感じがビビッときたんですよ。で、なんか真央がリハーサルしているときに、真央が適当に歌ってるのを聴いてAIちゃんも、マネージャーさんに「えっ?この子日本人?」って聞いてたらしんですよ、実は(笑)。
--それは嬉しいね。
傳田真央:(笑)。それで、その時は挨拶する程度だったんだけど、絶対何かあったら、AIちゃんとやりたいって思ってたので、来た!って思って(笑)。
--このタイミングだ。
傳田真央:チャンスが来た!って思って(笑)。そうそう、で、一応事務所の人達を通して、連絡をしてもらったんだけど、待ちきれなくて、友達の友達の友達とか、そういうツテとかも色々あるじゃないですか、自分で色んな友達に電話して、「AIちゃんと友達の人いない?」とか自分でも聞いちゃって、もう絶対やりたくて。で、やっと実現できたって感じですごい嬉しい。それからはもう仲良しですよ。この間も、遊んで。
--じゃ、最初に深く話したのは、これをやるって決めてから?
傳田真央:そうなんですよ。
--どんな印象を持ちました?
傳田真央:そうだな、印象というのは難しいけど。
--ファンキーで?
傳田真央:ファンキー!本当に。クレイジー、セクシー、クールで言うなら、クレイジーっていう感じで(笑)。すごくポジティブだし、なんか自分の意見をしっかり持ってるし、それもストレートに出せるし、でもすごくスイートだし。そういうのが、マインド的なところでもすごくカッコイイなと思って。年下なのに尊敬しちゃうし、頼もしいって感じだし。うん、これをレコーディングで録ったときにも、AIちゃんがチョチョッと来て、「じゃ、ちょっと、試しに歌ってみてよ」みたいな感じでブースに入って、AIちゃん一回歌って、「yeah!」って大盛り上がりだったの!みんなスタジオ中。「yeah!いいねぇ~」って。とりあえず、ブースから出てきAIちゃんが、「どぉ?」って。で、みんなが「最高!最高!お疲れさまでした」って感じだったんだけど、AIちゃんが「今の練習だったから、もう一回やらせてよ」って。
--(笑)。
傳田真央:「ああ、そうなんですか。」って。もう、やりたいなら満足するだけどうぞ、ウチらは言うことないです、どうぞっていう感じでやってて(笑)。もう、最高だった。
--じゃ、キャラクターもラップも問題なし?
傳田真央:問題なしで。この間、プロモーションビデオの撮影でPVにも出てもらったんだけど、それでも最高なキャラで。
--もう、イントロからキテるもんね。
傳田真央:そうそう。最初はラップの場所だけの予定だったんですけど、AIちゃんがあまりに良いから、「じゃ、全部やってよ」って感じでやってもらって。私の出番が少なくなりました(笑)。
- < Prev
- NEXT PAGE
- Next >
Interviewer:平賀哲雄
Diamond Kisses
2001/12/19 RELEASE
UMCK-4042 ¥ 3,146(税込)
Disc01
- 01.Diamond Kiss Show (Intro)
- 02.Holiday
- 03.True Colors
- 04.Human Nature
- 05.Love Is Stronger Than Pride
- 06.Don’t be surprised! (Interlude)
- 07.Keep On Movin’
- 08.Every Breath You Take
- 09.Slow it down a bit… (Interlude)
- 10.L.M.I.A.S.W.I.
- 11.Love Me In A Special Way
- 12.Bohemian Rhapsody ~Mao meets TinyVoice~
0