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中村雅俊『ならば風と行け』インタビュー
俳優と歌手を両立させながら、どちらの世界でも40年以上にわたって第一線で活躍している稀有なスーパースター・中村雅俊。このたび、自身の人生とも重なる熱い想いが込められた新作『ならば風と行け』をリリースし、それに伴って自らの生きてきた道、そしてこれから進んでいきたい道について語ってもらった。不朽の名曲であるデビュー作「ふれあい」や、主演ドラマ『俺たちの旅』『ゆうひが丘の総理大臣』から『結婚の理想と現実』『しあわせの決断』『愛情物語』そして『陽のあたる場所』の話まで飛び出す、ファンでなくとも必読のインタビュー! せひご覧頂きたい。
「また1位かよ?」と思ったら「およげ!たいやきくん」が……(笑)
--40周年を経て、中村雅俊は今どんな表現者になってるなと感じていますか?
中村雅俊:「自分が過去に何をしてきたか?」っていうよりは、「今どうなんだ?」みたいな思いがありますね。自分も含めて、芸能界の中で長く生きていくということは、過去に出した結果を財産としてきちんと携えて続けていくことだと思うんですが、俺の場合は「今どうなんだ?」「今をちゃんと生きてるか?」っていうのを絶えずテーマとして掲げていて、ちゃんと今の自分の作品とか存在を皆さんに提供できたらなと思っています。若いときに比べれば、それをしていくのは難しいと言えば難しいんですよ。人生の折り返し地点も随分前に過ぎているし。ただ、長年やってきて、表現者として蓄積されてきたものはかなりあるんで、そういうものが折に触れて表現できたらいいなっていう風には思ってますね。--俳優と歌手を両立させながら、どちらの世界でも40年以上にわたって第一線で活躍されている方ってほとんどいないですもんね。
中村雅俊:そうなんですよ。ともすれば自慢話になっちゃうけど、一昨年にデビュー40周年を迎えたときに過去の足跡みたいなものをデータとして振り返る機会があって、これまでどれだけコンサートをやってきたのか? 役者としてどれだけドラマに出てきたのか? っていうのを出したら、とても誇らしげな数字が出てきて。端的に言うと、もうすぐコンサートの本数も1500本になるとかね。それは1974年に「ふれあい」でデビューしてから毎年コンサートツアーをやってきた証だし、役者で言えば、連続ドラマの主演が34本あったんですよ。1年に1本やっても34年かかるぞって考えると、他にはあんまりいないだろう?という。それは自慢話であると同時に、自分にとってのエネルギーにもなった。「あ、俺って結構やってきたんだな」って。それで「また前に進めそうな気がする」という感覚が40周年のときはありましたね。--しかも中村さんは各世代にとっての代表作があるじゃないですか。長いキャリアの方だと、いわゆる全盛期があって、その世代の人はよく知ってるけど、その下の世代は知らないケースが多いですけど、僕は中村さんのデビュー以降に生まれた世代ですが、学生時代からあたりまえのように中村さんの主演ドラマや楽曲を楽しんでましたからね。
中村雅俊:そう言ってもらえると嬉しいですね。デビューからずーっといわゆる青春ドラマに出てて、しばらくしてから大人のドラマにも出るようになったんだけど、人によってはやっぱり青春ドラマのインパクトが強いみたいで、「見てましたよー、『俺たちの旅』とか『ゆうひが丘の総理大臣』」って言われると……もう『俺たちの旅』なんて41年前だし(笑)。でも自分の活動がそうやって人の心に何か残せているというのは、時々誇りに思ったりもしますけれど。--ましてや41年前のドラマとなると、もうその人は一生忘れない訳じゃないですか。
中村雅俊:そうだよねぇ。俺、大学、経済学部で、普通だと銀行員とか商社マンになる道だったんだけど、こういう職業でね、良かったなと思う瞬間があって。大学のクラブとクラスの連中が毎年コンサートを観に来てくれるんですよ。で、よく言うんだけど、銀行員の同級生がいても「アイツの仕事っぷりを観に行こう」ってわざわざ銀行まで行って、「おー、なるほど。こういう仕事っぷりかー」みたいなことにならないでしょ?--絶対ならないですね(笑)。
中村雅俊:でも俺の場合は、コンサートは俺の仕事なんだけど、それをわざわざ何十人も集まって観に来てくれるんですよ。そういう現実が有り難くてね。銀行員の同級生のところへは何十人も集まって観に行かないけど、俺の職場には来てくれる。こんなに有り難くて嬉しいことはないなって思う。それだけ自分のやっていることは「特別なことでもあるのかな」って思ったりして、「この道で良かったかな」って思うときはありますよね。--俳優と歌手、このふたつの活動や表現は中村さんの中でどのように絡み合っているんでしょう?
中村雅俊:ふたりの中村雅俊がいて、お互いに影響を与え合ってる。で、上手く行くと相乗効果があって、それが一番端的なのはデビューしてから10年間ぐらい。デビュー曲「ふれあい」が売れて、それもドラマ絡みで、そのあと自分が主演するドラマで毎回のように歌もうたうようになって、役者としての表現と歌手としての表現が上手く刺激し合って、歌が売れればドラマを観てくれる人も増えて、という感じでした。だからデビューしてから10年間ぐらいは本当にやる事なす事すべて上手くいって。すごく失礼な言い方かもしれないんですけど、すごく簡単に歌が売れたんですよ。「俺たちの旅」なんかも「来週1位になります」って言われて「また1位かよ?」みたいなね! と思ったら「およげ!たいやきくん」がいきなり出てきて……--負けたんですね(笑)。
中村雅俊:2位どまり(笑)。でもすごく上手く波に乗せてもらってね、歌が売れたのはラッキーでした。でもそれ以上に嬉しかったのは、俺の歌が浸透したってこと。聴いてくれたり、歌ってくれたりする人が多かったんで、その事実はすごく嬉しくて、やっぱり今でも「俺たちの旅」とかをコンサートで歌って、ものすごく盛り上がってくれると嬉しいですよ。--1974年にドラマ『われら青春!』の主役を飾り、その挿入歌であるデビューシングル『ふれあい』がいきなりの大ヒット。もうはじまりから両方で大きな結果を出されていて、これが後の中村雅俊の活動スタイルを決定付けたんでしょうね。
中村雅俊:俺は楽天的な野郎だったから、あんまり将来に対して不安を持たなかったんですけど、当時の俺のスタッフは「こんな上手いことは続かないだろう」って思ってたでしょうね(笑)。だって、主役でデビューして、出したレコードがいきなり100万枚超えて、オリコンで10週間1位だったんですよ。その勢いをこれ以上キープするっていうのは、役者でも歌手でも大変だなって思ったと思うんですよね。でもなんとなくそのまんまパッパッパッと行ったもんだから、本当に俺の力じゃなくて、なんか不思議な力があって、神様が居たとすれば「ちょっとだけコイツに良い思いさせてやろうか」ぐらいの何かがあったのかなと思うぐらい、考えられないようなスタートだったよね。--子供の頃、両親がファンでよく「ふれあい」を歌っていて、僕も子供ながら無意識のうちに歌えるようになっていたぐらいなんですが、もうすでに40年以上にわたって不朽の名曲として聴き継がれていることには、どんな感慨を持たれていますか?
中村雅俊:いい加減に聞こえるかもしれないけれど、レコードを出した時点で手放した感覚なんですよ。だから後はお客さん、つまりレコードを買ってくれた人、俺の「ふれあい」を聴いてくれた人が育ててくれた、まさにそんな感じなんです。俺はそんなに普及活動はしてないんで。そりゃメディアに出て歌うときはありますけど、実際にスタンダードに育ててくれたのは、聴いててくれた人たち。だから俺が歌手でいれることは、本当に感謝しかない。コンサートも然りで、お客さんが来てくれないと成立しないですし。勿論、俺も努力はしてますけどね、お客さんが来てくれたという事実が「1500本近くやれた」という数字にも結びついている。そういう意味では、ヒット曲とかスタンダードっていうのは本人以上に聴いてる人たちが育てて創り上げたものなんだと思うよね。- 40周年を超えて……「頑張ってる姿を自分自身にも同級生にも見せたい」
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40周年を超えて……「頑張ってる姿を自分自身にも同級生にも見せたい」
--ただ、2016年現在、自分のもとから手離したくても離れていってくれない。簡単に言うとヒット曲が出ない状況に苦しんでる若いアーティストもいっぱいいるんですけど、中村さんから見た今の音楽シーンの状況にはどんなことを感じてますか?
中村雅俊:俺らアーティストというか、歌手というのは、出来るだけ多くの人に聴いてほしいんですよ。出来るだけ多くの回数歌ってほしいんですよね。だけど、その歌を伝える方法が今はいっぱいあり過ぎて。昔は「レコード出すぞ」って聞いたらレコード店へ行ってレコード買ったり、有線にリクエストして聴いたり、それぐらいシンプルな方法しかなくて、でもだからこそ強くて、ヒットすると全国の人が知ってくれる。でも今は1位を獲っても、ある人たちは知っているけれど多くの世代には知られていないような曲も増えてしまったのかもしれませんね。音楽のジャンルも多様化したし、複雑になったことで、結果、すぐ隣に歌があるような感じじゃなくなってしまった気はしますね。俺は歌って最終的に大事なのは詞だと思っています。60年代とか70年代のスタンダードって言われている曲は、詞もメロディーもピッタリしてて伝わりやすい曲が多かったよね。だから俺は「この歌、良いなぁ」って思わせたいし、そういう曲を求めますね。--あと、中村さんの歌はドラマの主題歌が多いので、そのドラマの世界観も反映されているじゃないですか。ゆえに人の心に残りやすいところもありますよね。
中村雅俊:俺の歌はね、その歌だけに留まってない部分もあるかもしれません。その裏にドラマの映像があったり、中村雅俊の演じていた役のキャラがあったりするんで、すごく伝わりやすいのかもしれない。だから歌聴いただけでドラマのシーンを思い出す人も多いんだと思います。そういう相乗効果みたいなものがあるんですよね。--また、僕らの世代は『陽のあたる場所』や『夜逃げ屋本舗』における中村雅俊さんの印象が強いと思うんですが、個人的には『陽のあたる場所』の秋田勇次には何度も背中を押されました。
中村雅俊:嬉しいですね。--若者と一緒にもみくちゃになりながら悩んで泣いて笑って生きていく姿がすごく新鮮だったんですが、中村さん自身はどんな印象を持たれていましたか?
中村雅俊:あれはフジテレビなんだけど、その前に3本連続でドラマやってるんです。今、フジテレビで社長になってる亀山千広氏がプロデューサーで『結婚の理想と現実』『しあわせの決断』『愛情物語』の3本。そのときに会社の課長とか演じてたら「理想の上司1位」になって、みんながそういう目で見てくれた三部作だったんだけど、その後の『陽のあたる場所』でいきなりムショ帰りっていう役柄で(笑)。内容は青春群像劇だったんだけど、俺がデビュー当時にやっていたものとはまたちょっとテイストを変えたやつで、あれはあれでやっててすごく楽しかった。山本耕史くんとか的場浩司くんとかね、いろんな役者が出てたんだけど、みんな個性があってね、すごく面白かった。山本耕史くんはね、何やってもなかなか器用な奴でね。そんな連中と一緒にやりながら「こういう感じの青春ドラマもあるんだな」って思った。永山耕三さんっていうフジテレビの巨匠が演出して、作品のクオリティもすごく高かったし。あの頃のフジテレビのヒット作は永山耕三さんが作っているものが多いんだよね。--そうでしたね。
中村雅俊:あと、俺は『愛情物語』が好きで。これは、財津和夫さんと鮎川誠さんとモト冬樹と俺とで、大学時代に4人でビートルズのコピーバンドをやってたっていう設定で。財津和夫さんが演じてた仲間が亡くなるんだよね。それでみんなが葬式で集まって「バンド、もう1回やんないか?」って言って、何話かに1回はビートルズを歌ってたんですよ。だからすごく楽しくて。権利関係の問題でDVDにはならず、オンエアだけだったんだけど、あれはすごく楽しかった。打ち上げもコンサートみたいになっちゃって、シーナ&ロケッツとかミュージシャンもみんな集まって、シーナさんが超ミニスカートでバリバリのロックンロールを歌い出したり、鮎川さんもいきなりギター弾き出したり、亀山千広氏もエリック・クラプトンの「ティアーズ・イン・ヘブン」を歌ったり、あの打ち上げはかなり楽しかったね。--中村さんの中での「演じたい、演じたくない」「歌いたい、歌いたくない」の線引きってどこにあるんですか?
中村雅俊:それは直感ですね。役で言えば、こういう職業で、こういう性格で……みたいな感じでファクターを伝えられたときに、パッと直感的に「違うな」「これはやりたいな」と判断しています。歌に関しては、自分の中で上手く歌える歌と上手く歌えない歌があるんですよ。それは長くやっているとわかることでもあるんですけど、「あ、こういう感じは合うな」とか。あと、コンポーザーに曲を作ってもらう上で、周りも「中村にはこれが絶対合う」っていうのが分かるんで、いろんなアーティストにも作って頂いてますけど、俺に合う曲ばかり作ってくれたなって思いますね。--ちなみに、今一番歌いたい歌は、今回の新曲「ならば風と行け」のような熱のある歌だったりするんでしょうか?
中村雅俊:そうですね。こういうタイプの曲はこれまで歌ってこなかったんで。吉田拓郎さんが元々好きで、特に初期のメッセージを放っているようなタイプの歌が好きだったんですが、今回は相通ずるものがあると思ってます。だから今回は歌っててすごく気持ち良い。歌いやすいし、詞は自分にも問いかけている感じがあって。好きなフレーズは最後の4行「ならば風と行け ならば愛と行け ならば風と行け ならば夢と行け」なんですけど、一番気持ちが入るのは「明日はまだ続くだろう」のところですね。メロディー的にもそこは歌を放り投げる感じなんです。ここは一番気持ち良く歌える。--自分の人生に重なる部分もある?
中村雅俊:ありますよ。だからこそ説得力が出せるのかもしれないですね。自分も「そうだなぁ」って思えるから歌えるんでね。コンサートの初日も含めてかなり早い日程での公演でも、何故か「ならば風と行け」の1コーラスが終わった後に客席からウワァー!って拍手が起きて、2コーラス目が終わった後も拍手と歓声があって、「あ、これはちゃんと届いてるな」っていう感じがしましたね。「ふれあい」でも1コーラス歌うと拍手来るんですけど、まだ聴いてなかった人もいっぱいいたと思われる最新曲でそれが起きるのは嬉しいです。--40周年を超えた今「ならば風と行け」のような曲を歌っている姿、そこに胸打たれるところもあるのかもしれませんね。
中村雅俊:そうですね。まぁ長くやりゃいいってもんじゃないですけど(笑)、長くやってても「それでも、なお」みたいな気持ちでいたいんですね。こうやって頑張ってる姿を自分自身にも見せたいし、人にも……細かいことを言えば、同級生にも見せたいし。もう年齢的にはみんな定年退職してたり、大きいポストにいる人も65過ぎたら会社に行かなくなったり、そういう環境の年齢なんで、こういう曲を歌って同級生にも輝いて見えるように頑張りたい気持ちはある。リリース情報
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Interviewer:平賀哲雄
俺はずーっとこの道を進んでいきたい。続くのならずっと。
--40年以上続けられている要因って自分では何だと思います?
中村雅俊:何だろうね? ……マジメにやってたからかな。性格的には結構チャランポランなところもあるんだけど、何かひとつのことが始まるとマジメにやる。でも普段の努力はあんまりしないタイプなんですよ。普段から努力していればもっと楽器も巧くなったと思うんですけど(笑)、そういう地味な努力がないんだよね。現場入って終わるまでは全力でやるんだけど……これはね、過去の環境のせいかなと思ってる。俺は中学、高校って6年間バスケットやってて、すんごいマジメにやってたんですよ。で、中間試験と期末試験があるでしょ?その試験の前に1週間休みがあるんだけど、そのときだけ物凄い集中して勉強してたんですよ。それで結果的に良い点数を取るんだけど、普段は全く勉強しない。そういうやり方で良しとしてた青春時代があって、それをこの歳まで引きずってるんですね。もっとオタクみたいに音楽にも取り組んでいれば違う未来があったのかもしれないけど、でもそうじゃなかったから今の自分があるとも思うので、「ギターはもっと巧くならなきゃいけないんだろうなー」と思いながらも自分を肯定している(笑)。--新曲「ならば風と行け」にも「明日はまだ続くだろう ここから道になるだろう」というフレーズがありますが、中村雅俊がこの先進んでいきたい道はどんな道だったりしますか?
中村雅俊:俺はずーっとこの道を進んでいきたい。続くのならずっと。別の道とかはあんまり考えてないです。だんだんと道は細くなっていくな……っていう感じはあるんですよね。でもやっぱりどういう道になっても歩き続けることが大事なんでね、つまりはずっと現役でいたい。いろんな形で歌い続けるとか、芝居をし続けるとか、そういう風にしていきたいなって。幸い、同級生の会社員と違ってね、定年退職がないんで。一応、65歳を過ぎたので、肺炎球菌とかインフルエンザの予防のお知らせとか送られてきて、それ見て「あー、歳なんだな……」って思うけど(笑)、でもずっと現役で活動は続けていけるんでね、いろんな形で表現はし続けたいなって思ってます。--これまでもいろんな夢を形にしてきたと思うんですが、今の中村さんにとっての夢や目標ってどんなものだったりするんですか?
中村雅俊:芝居をしてきたとか、歌をうたってきたとか、そこは棒グラフにしたときに高いのかもしれないですけど、楽器だとか、作曲だとか、そういうところは低いので、もうちょっと曲作りとかね、もっと良い曲を作れるようになったりしたいよね。やっぱり自分で作った曲がアレンジされて歌う段階になると、凄い喜びがあるんですよ。自分の曲でレコーディングまでした音源が50曲以上あって、それが愛おしい子供たちのような存在になってるんですよね。アルバムに入っているような曲が多いのであまり世の中の人に知られてはいないけれど、自分の作った曲がレコード、CDになるのは密かな喜びでもあるんで、それもやっていけたらなって。あと、2回映像の監督をやったことがあって、このぐらいの年齢になると過去に蓄積してきたいろんな経験があるので……またそういう機会があればやりたいですね。でも基本は芝居をすることと、歌をうたうこと。こんなに長く歌ってこれた幸運さは感じるんだけど、ここまで来たらまだまだ歌っていきたい。コンサートも2000回は無理にしてもできるだけ続けていきたいですね。--今回の【中村雅俊コンサートツアー2016「L-O-V-E」】もその記録に向けての一歩になりますね。
中村雅俊:そうですね。今年はスタートが1486回目になりましたね。--良い数字ですね!
中村雅俊:ただ、毎年20本ずつやっても、例えば1600本やるにもあと5年かかりますからね。まぁでも歌は楽しいですから。--今回はどんなツアーに出来ればと思って臨んでいますか?
中村雅俊:今回はね、比較的セットリストが上手く組立てられたと思います。ウチのバンドメンバーとも話してるんだけど、選曲も良かったし、流れもスムーズだし、ステージに立ってるほうも気持ち良くやれてます。俺もそうだけど、バンドのメンバーが「この曲やるときってなんかあんまり乗り気じゃないんだよな」みたいになるような曲を作っちゃいけないと思ってるんですよ。いつもコンサートで歌う曲は「どうだ!良い曲ばっかりだろ!」とか「すげぇだろ!」っていう気持ちでパフォーマンスしないとダメだと思ってるんで、そういう意味では今回は完璧な布陣でお届けできてる。端から見ると「あの曲いらない」って曲もあるかもしれないけど(笑)、ステージに乗ってる連中は「これでよし」と思ってるんで、迷い無くやってる。ぜひ観に来てほしいですね。Interviewer:平賀哲雄
◎ツアー【中村雅俊コンサートツアー2016「L-O-V-E」】
2016/10/01(土) かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール(東京都) 開演16:00
【料金】S席¥6,500 / バルコニー席¥6,000
【一般発売】5/20(金)
【お問合せ】かつしかシンフォニーヒルズ 03-5670-2233
2016/10/02(日) 三島市民文化会館 大ホール(静岡県)※ 開演17:00
【料金】全席指定¥6,500
【一般発売】4/22(金)
【お問合せ】三島市民文化会館 055-976-4455
2016/10/10(月) 笠懸野文化ホール・パル(群馬県)※ 開演16:00
【料金】全席指定¥6,300
【一般発売】6/19(日)
【お問合せ】桐生音協 0277-53-3133
2016/10/15(土) 那須野が原ハーモニーホール 大ホール(栃木県)※ 開演16:00
【料金】全席指定¥6,300
【一般発売】6/19(日)
【お問合せ】桐生音協 0277-53-3133
2016/10/16(日) 熊谷文化創造館 さくらめいと(埼玉県) 開演16:30
【料金】全席指定¥6,000
【一般発売】7/14(木)
【お問合せ】さくらめいとチケットセンター 048-532-9090
2016/10/22(土) 福山市神辺文化会館 大ホール(広島県)※ 開演18:30
【料金】全席指定¥5,500
【一般発売】8/23(火)
【お問合せ】福山市神辺文化会館 084-963-7300
2016/10/23(日) 三豊市文化会館 マリンウェーブ(香川県)※ 開演15:30
【料金】全席指定¥6,000
【一般発売】7/12(火)
【お問合せ】三豊市文化会館マリンウェーブ 0875-56-5111
2016/10/30(日) 愛知県芸術劇場 大ホール(愛知) 開演16:00
【料金】全席指定¥7,000
【一般発売】7/30(土)
【お問合せ】サンデーフォークプロモーション 052-320-9100
2016/11/03(木) 岸和田市立浪切ホール 大ホール(大阪府)※ 開演16:00
【料金】全席指定¥6,000
【一般発売】8/20(土)
【お問合せ】岸和田市立浪切ホールチケットセンター 072-439-4915
2016/11/05(土) 日立市民会館(茨城県)※ 開演16:00
【料金】全席指定¥6,300
【一般発売】6/19(日)
【お問合せ】桐生音協 0277-53-3133
2016/11/12(土) タウンホールとみか 大ホール(岐阜県)※ 開演19:00
【料金】全席指定¥4,000
【一般発売】9/17(土)
【お問合せ】タウンホールとみか 0574-54-2112
2016/11/13(日) 福崎町エルデホール(兵庫県)※ 開演18:00
【料金】全席指定¥5,000
【一般発売】9/3(土)
【お問合せ】福崎町エルデホール 0790-23-1655
2016/11/20(日) 津幡町文化会館 シグナス(石川県)※ 開演17:00
【料金】全席指定¥5,500
【一般発売】8/20(土)
【お問合せ】津幡町文化会館 シグナス 076-288-8526
2016/11/25(金) なかまハーモニーホール 大ホール(福岡県)※ 開演18:30
【料金】全席指定¥5,000
【一般発売】8/27(土)
【お問合せ】なかまハーモニーホール 093-245-8000
2016/11/26(土) 菊池市文化会館(熊本県)※ 開演16:00
【料金】全席指定¥4,500
【一般発売】9/8(木)
【お問合せ】菊池市文化会館 0968-24-1101
2016/11/27(日) 新富町文化会館 大ホール(宮崎県)※ 開演18:30
【料金】全席指定¥5,000
【一般発売】9/25(日)
【お問合せ】新富町文化会館 0983-33-6205
2016/11/30(水) 庄内町文化創造館 響ホール(山形県)※ 開演18:30
【料金】全席指定¥6,000
【一般発売】9/25(日)
【お問合せ】庄内町文化創造館 響ホール 0234-45-1433
2016/12/03(土) 中野サンプラザホール(東京都) 開演17:00
【料金】全席指定¥7,000
【一般発売】7/17(日)
【お問合せ】キョードー東京 0570-550-799
2016/12/11(日) 新大阪メルパルクホール(大阪府) 開演17:00
【料金】全席指定¥7,000
【一般発売】9/25(日)
【お問合せ】サウンドクリエーター 06-6357-4400
2016/12/24(土) ハートピア春江(福井県)※ 開演19:00
【料金】全席指定¥5,300
【一般発売】9/25(日)
【お問合せ】ハートピア春江 0776-51-8800
※の会場は“中村雅俊コンサートツアー2016「L-O-V-E」 Acoustic Unit”となりアコースティック編成です。
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