Special
videoolio vol.28:SWV~来日公演を記念して過去のヒット曲をMVとともにプレイバック!
旬なアーティスト、注目のバンドなどをミュージック・ビデオとともに紹介する【videoolio】。今回フィーチャーするのは、1990年代のR&Bを代表する、アメリカ・ニューヨーク出身の女性3人組グループ“SWV(Sisters with Voices)”。
ココ(シェリル・ギャンブル)、タージ(タマラ・ジョンソン)、リリー(リアン・ライオンズ)の3人で結成され、1992年にデビュー。「Weak」や「You're The One」など数々のヒット曲をリリースし、En VogueやTLCらとともに90年代のR&Bシーンで大きな科粥秋を放った。1997年に一度解散したが、2005年に再結成。2月に約4年ぶりとなるニューアルバム『STILL』をリリースし、SUMMER SONIC 2016のビーチステージで開催される【Billboartd JAPAN Party】への出演と、ビルボードライブでの単独公演が決定。ファン待望の来日を記念して、彼女たちのヒット・ナンバーから最新曲までの軌跡をビデオで紹介!◎過去のvideoolioはこちらから>>>
Right Here
デビューのためデモ・テープを複数のレコード会社に送った中、ガイのテディ・ライリーの手に渡ったことがきかっけとなりRCAと契約したSWV。「Right Here」は1992年にリリースされ、300万枚以上のセールスを記録し、R&Bチャートで16位となったデビュー・アルバム『It's about time』の1stシングル。MVではアップテンポな楽曲に合わせたダンス、またラップを披露しており、当時10代だった彼女らの若さが際立つナンバーとなっている。
I'm So Into You
『It's about time』の2ndシングルとしてリリースされたこの曲は、R&Bチャートで2位、Hot 100では6位を記録した。女性の狂おしい恋心を歌っていることもあり、「Right here」の若さ溢れるナンバーとはうって変わった、ミドルテンポの大人なナンバーとなっている。衣装もMVもグッとセクシーな雰囲気になっている点にも注目だ。
Weak
3rdシングル「Weak」では、初めてR&BとHOT 100の両チャートでグループ初の全米1位を獲得した。好きな人への溢れる想いと、その感情を知られたくないと強がる女性の気持ちが、ゆったりとしたR&Bの曲調の中で歌われている。3人の歌声が絶妙に絡み合う、ファンの中でもとりわけ人気の高い曲だ。MVの中で何パターンものファッションを披露し、彼女らの様々な表情を見せているのも見どころの一つ。
Right Here(Human Nature Remix)
1stシングル「Right Here」と、マイケル・ジャクソンの「Human Nature」をリミックスしたナンバーを、フォースシングルとしてリリース。リミックスは、独自の音楽スタイルを確立させR&B界に多大な影響を与えた、テディー・ライリーが担当した。アップテンポなヒップホップから、大人なムード漂うナンバーとなり、R&Bチャートで1位、HOT 100では2位を記録した。1993年の、Billboard Music AwardではトップR&Bアーティストなど多数の部門にノミネートされ、大きな注目を集めた。
Anything
デビューからヒット曲を連続でリリースしているSWVは、映画への楽曲提供も行った。1994年の映画『Above the Rim(邦題:ビート・オブ・ダンク)』のサウンドトラックに、「Anything」という楽曲で参加。フィーチャリングにアメリカのヒップホップグループWu-Tang Clanをむかえたこのナンバーは、思わず身体を揺らしたくなる楽曲と、映画の場面が織り交ぜられたミュージックビデオで、目でも耳でも楽しむことができる。
Tonight's The Night
「Right Here」をリミックスした、テディー・ライリーが所属するR&Bグループ“Blackstreet”の楽曲にも、フィーチャリング参加。R&Bチャートトップ40入りを果たしたこのナンバーは、恋に落ちた瞬間について、男女両側からの視点で歌われている。甘いゆったりとした曲調と2組の絶妙なかけ合いが魅力で、結婚式の2次会でも人気な楽曲だ。
You're The One
1996年にリリースした、2ndアルバム『New Begining』からの1stシングル「You're The One」は、Hot 100で最高5位、R&Bチャートでは1位を獲得。MVでは、バックダンサーとの一糸乱れぬダンスを披露。デビューから4年が経ち、オトナになったSWVの代表曲の一つとなった。
It's All About U
2ndアルバムに収録されているナンバーだが、今までリードボーカルを担当していたココではなく、タージが務めたことで話題となった。タージのソウルフルな歌声が特徴のナンバーだ。今までのMVとは異なり、バックバンドを従え踊るSWVの姿は、大人な余裕すら感じる。
Rain
1997年にリリースした3rdアルバム『RELEASE SOME TENSION』に収録されている「Rain」は、エレクトリックベース・プレーヤーJaco Pastoriusの名曲「Portrait of Tracy」をサンプリング。雨音が印象的で、しっとりとしたナンバーに仕上がっている。MV中で見せる、一つの傘に3人で入る姿や、雪の中ではしゃぐキュートな姿は必見。
Co-Sign
SWVは1997年、個々の活動を理由に解散。結婚やソロデビューなどそれぞれの道を歩んだ。解散直前は会話もなかったという雰囲気だったというが、8年後の2005年に再結成を果たした。2012年には復活作『I MISSED US』をリリースし、その中に収録されている「CO-SIGN」はビヨンセ、モニカなどをプロデュースしているケイノン・ラムをむかえ制作された。
復活作とは思えない、3人のハーモニーが印象的なナンバーとなっている。
Ain't No Man
復活作からさらに4年を経て、SWV通算4作目となるアルバム『STILL』を今年の2月にリリース。その中の「Ain't No Man」は、前作に引き続きケイソン・ラムをむかえ、美しいメロディなミディアム・チューンに仕上がっている。MVでは、デビューから14年経った大人な魅力を惜しまず披露。解散から再結成を経て、再び円熟期に入ったSWVならではのナンバーとなっている。
来日公演情報
SUMMER SONIC 2016 OSAKA
8月20日(土)
FOREST STAGE
>>公演詳細はこちら
SUMMER SONIC 2016 TOKYO
Billboard JAPAN Party
8月21日(日)16:00~(予定)
BEACH STAGE
出演:
SWV, MUSIQ SOULCHILD, LARRY GRAHAM & GRAHAM CENTRAL STATION
>>公演詳細はこちら
Billboard JAPAN Party X SUMMER SONIC Extra
SWV
8月23日(火)~24日(水)
ビルボードライブ東京
>>公演詳細はこちら
8月25日(木)
ビルボードライブ大阪
>>公演詳細はこちら
Member:
シェリル ‘ココ’ クレモンズ / Cheryl "Coko" Clemons (Vocals)
タマラ ‘タージ ’ ジョンソン / Tamara "Taj" Johnson (Vocals)
リアン ’リリー’ ライオンズ / LeAnne "Lelee" Lyons (Vocals)
アレクシス・ヒル / Alexis Hill (Keyboards)
チャブラ・C・メーサー / Chabra C Mercer (Bass)
ジミー・ヒル / Jimmy Hill (Drums)
関連リンク
スティル
2016/02/10 RELEASE
VICP-65348 ¥ 2,750(税込)
Disc01
- 01.スティル
- 02.MCE(マン・クラッシュ・エヴリデイ)
- 03.オン・トゥナイト
- 04.レッツ・メイク・ミュージック
- 05.エイント・ノー・マン
- 06.ラヴ・ソング
- 07.ホエン・ラヴ・ディドゥント・ハート
- 08.ミス・ユー
- 09.リーヴィング・ユー・アローン
- 10.ホワット・ウィ・ゴーン・ドゥ
- 11.ライト・ヒア (ボーナス・トラック(リ・レコーディング))
- 12.アイム・ソー・イントゥ・ユー (ボーナス・トラック(リ・レコーディング))
- 13.ウィーク (ボーナス・トラック(リ・レコーディング))
関連キーワード
TAG
関連商品