Special
モーニング娘。'15『Oh my wish!/スカッとMy Heart/今すぐ飛び込む勇気』インタビュー
初の生田衣梨奈(9期/サブリーダー)単独インタビューを敢行。
本人いわく「どん底から這い上がっている最中」という自身のいつか見返す為のストーリーを軸に、サブリーダー就任後の変化と特攻隊長としての矜持、太陽とシスコムーンの信田先生直伝アクロバット、「世界一のアイドルを目指してます!」「先輩やさしいキャンペーン」の真相、唯一甘えられる存在、各ハロプログループ持論、フォーメーションダンスの肝、そして生田衣梨奈がセンターになる日への渇望や「モーニング娘。'15、最強だったね」と言われたい想い等、あなたの知る/知らない人間・生田衣梨奈をとことん掘り下げさせてもらった。
人知れずモーニング娘。の中核を担ってきた、そして担っていくヒロインの物語は、今大きく動き始めている。
特攻隊長の矜持~サブリーダーになったからってキャラを変えたら負け
--今回は生田衣梨奈の単独インタビューということで。
生田衣梨奈:久々のひとりの仕事なんですけど! お願いします!--生田さんにインタビューさせて頂くのは、NY公演前に2.5Dで開催されたトークイベント以来1年ぶりになるんですが、この1年間で生田衣梨奈の状況は目まぐるしく変わりましたよね。
※モーニング娘。'15『今すぐ飛び込む勇気』(Morning Musume。'15[the courage to jump in right now]) (Promotion Edit)
--いや、変わってるでしょ(笑)! あの時点でモーニング娘。のサブリーダーになるって思ってました?
生田衣梨奈:全然思ってなかったです。道重さんが卒業した後は、譜久村聖ちゃんがリーダーになるのは想像できていたので、同じ一番上の9期メンバーとして聖を支えていかなきゃなとは思っていたんですけど、サブリーダーになるなんて全く思ってなかったし……(笑)。キャラ的に考えてもそうだし、9期から選ぶとしたら鞘師(里保)でしょ?って。でも発表のときに「サブリーダーは飯窪春菜ともう一人います」ってなって、「誰だろう?」と思ってたら「生田」って言われて。--どんな気持ちになりました?
生田衣梨奈:「もうそういう役割にまで辿り着いちゃったんだ」って。加入当初は何も出来なくて、いろいろ怒られたりしてて、パフォーマンスの面でも「後ろ向かないで移動して!」とかすごく注意されていた人が、もうサブリーダーになるところまで来ちゃったんだと思いました。--自分がそういう役職に就くイメージは一切なかったんですか?
生田衣梨奈:道重さんはサブリーダーを通らず、6期が一番上になってからリーダーになった流れだったんですよ。で、道重さんが私のことを「(性格が)自分に似てる」って言ってくれたりとか、ファンの皆さんも「道重さんに(性格が)似てる部分がある」って言ってくれる方が多かったので、自分もそういう流れを汲むんじゃないかなと思っていたんです。サブリーダーとかには就かずに、一番上になったときにリーダーという立ち位置に就くと思ってました。--道重さゆみの卒業から約9ヶ月、サブリーダーとして活動してみてどうですか?
生田衣梨奈:サブリーダーと共にお目付け役っていう役割を頂くも、最初は「お目付け役」という言葉の意味が分からなくて(笑)。「周りを見ればいいんだよ」って言われたんですけど、それまで全然周りに視野を広げたことがなかったし、MCとかでも「自分が目立てばいいや」「自分がおいしければいいや」っていう考え方だったんです。でも今は後輩がたくさんいる訳で、ラジオで後輩が喋れなかったりすると「支えなきゃいけないんだ」って思うようになって、支える為には周りをちゃんと見てないといけないし、「それ、先輩に聞かないといけないんじゃないの?」とか私から言ってあげられることは言うようにしたり、ちゃんと気付いてあげなきゃなと思うようになりました。--とは言え、最初は生田さんがサブリーダー的な動きをすること自体、周りから見て違和感を覚えられることもありましたよね、きっと。
生田衣梨奈:横浜アリーナ全体が「えぇー?」ってなりましたからね(笑)。(※道重さゆみ卒業公演での出来事。新リーダー及び新サブリーダー発表の際、生田衣梨奈の名前が呼ばれると会場中が騒然となった)自分でも発表されたときに「え?」って思ったから、ファンの皆さんが「え?」ってなるのは当たり前だなって思ったんですけど、同時に「見返してやる」って思いました。--ちゃんと悔しいと思ったんだ。
生田衣梨奈:悔しいと思いました。でもその後の自分の「誰もが嘘?って思ったかもしれませんが、これが現実です」っていう言葉を面白がってもらえて、いろんなネットニュースに取り上げてもらえたのはすごく嬉しかったです。--(笑)。生田さんってスベる覚悟でガンガン前に出て行く特攻隊長的なポジションだったじゃないですか。言うならば自由な立ち位置ですよね。そこに責任重大なサブリーダーという役職を与えられたら戸惑うと思うんですけど、どう立ち振舞えばいいか迷いませんでした?
生田衣梨奈:サブリーダーになったからってそこが変わったら負けだなって。「サブリーダーなんだからちゃんとしなよ」とか「サブリーダーなのに何やってんの?」ってよく言われるんですけど、私はサブリーダーっていう役割に就いただけで、周りを見ることが増えただけであって、自分のキャラを変える必要は全くないと思うんですね。だからこのままで行こうって思うし、ファンの皆さんの中にも「そのままのえりぽんが好きだよ」って言って下さる方がすごく多いので、そこは今度も絶対に変えずに進んでいきたいなって思います。--生田さんが『めちゃ×2イケてるッ!』をはじめとした様々なバラエティ番組やイベントで果敢に攻めていく姿は何度も拝見してきましたが、現場の空気が凍り付こうが何だろうが前に出ていくのってどんな感覚なんですか?
生田衣梨奈:やってることに間違いはあるかもしれないけど、やってることに意味があるかなって思うので、もしそれがダメなことだったらカットされちゃうと思うんですけど、それでもスタッフさんが「この娘は頑張ってるんだな」って思ってもらえるだけで意味はあると思うし、「頑張ってる」って思ってもらう為に頑張る。だから自分のキャラを活かしながら、自分なりに一生懸命考えながらいろんな番組に取り組んでます。--そもそもテレビで特攻隊長をやりだしたキッカケって何だったんですか?
生田衣梨奈:『ブラックバラエティ』に出させて頂いた時に、出演者の方に魔法をかけたことをオチにして下さったり、ファンの皆さんがそれを話題にして下さったりしてすごく嬉しかったんですよ。それで「このキャラで魔法をかけ続ければ覚えてもらえる」と思って続けていたんですけど、やっぱり歳を重ねていくにつれてツラくなっていく訳ですよね(笑)。あの当時は15歳だったんでまだ許される範囲だったんですけど、18歳にもなって魔法かけてたらちょっとイタイかなと思って……。--そうして頑張ってきた甲斐もあってか、今回のシングル『Oh my wish!/スカッとMy Heart/今すぐ飛び込む勇気』では、「Oh my wish!」のMVで譜久村聖、鞘師里保、石田亜佑美とダンスチームに配属され、「スカッとMy Heart」のMVでアクロバティックな動きを披露と、過去のイメージを払拭するすごく動ける印象のメンバーになってます。
※モーニング娘。'15『Oh my wish!』(Morning Musume。'15[Oh my wish!]) (Promotion Edit)
--アクロバットは?
生田衣梨奈:前からアクロバットは特技だって言ってて、バク転もやってたりはしたんですけど、ライブでアクロバットのコーナーを用意してもらったり、新曲に取り入れてもらえるようになったのは凄いなって自分でも思います。リリース情報
Oh my wish!/スカッとMy Heart/今すぐ飛び込む勇気
- 2015/08/19/dt>
- 初回生産限定盤A[EPCE-7129/30]
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- 定価: 1,728円(tax in.)
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Interviewer:平賀哲雄
「世界一のアイドルを目指す!」「先輩やさしいキャンペーン」の真相
--あれも日々猛特訓をしてたりするんですか?
※モーニング娘。'15『スカッとMy Heart』(Morning Musume。'15[Refresh My Heart]) (Promotion Edit)
--ハロプロに入る前から基礎的なことは習っていたんですか?
生田衣梨奈:器械体操はやっていたので、ハンドスプリングとかバク転は元々出来たんですよ。ただ、それをこの成長した身体でやろうとすると支える力とかもつけなきゃいけなくて。私、腹筋が出来ないんですよ! でも信田先生の指導のもと、必死に足上げ腹筋とかを毎回レッスンの前にやったり。そしたらファンの人に「腹筋割れてるね」ってよく言われるようになりました(笑)。--信田先生は今の生田さんのアクロバットをどう評価されてるんでしょう?
生田衣梨奈:今、ハロー!プロジェクトのコンサートで、野中美希ちゃんと研修生の橋本渚ちゃんと3人メインでアクロバットをやらせてもらってるんですけど、その練習のときに「生田は決めるところはちゃんと決めてるから、失敗しても格好良く見える」って言ってくれたんです。今までだったら「ここをこう直しなさい」って言われる側だったのに、今は「格好良く見える」って言ってもらえる側になってるなと思って。それが先生から後輩に向けての言葉だったのですごく嬉しかったです。--最近、スベリキャラから男前キャラに変わってきてますよね。これはなんで?
生田衣梨奈:私から男前キャラを発信している訳じゃないんですけど、普通に自分が「あ、危ない」と思ってメンバーに手を差し伸べたりしてたら、「すごく格好良い」って言われるようになって。それは工藤遥ちゃんみたいなイケメンキャラを狙ってる訳じゃなくて(笑)、コケたり、足を挫いたりしている人がいたら助けない訳にはいかないじゃないですか。普通に人助け。それをメンバーが良いように捉えて広めてくれたので、ラッキーだったなって(笑)。--その一方で、最近は「世界一のアイドルを目指してます!」ってあんまり言わなくなってしまったので、寂しさもあります。もう目指してないんですか?
※モーニング娘。 『この地球の平和を本気で願ってるんだよ!』 (MVLong)
--なんで言わなくなっちゃったんですか?
生田衣梨奈:やっぱり歳を重ねたからですかね。 一同:(笑) 生田衣梨奈:それを12期メンバーが言ってたらまだ「可愛い」になるかもしれないですけど、18歳になって、サブリーダーにもなって「世界一のアイドルを目指してます!よろしくお願いします!」って言ってたらそれもまたイタイ子だなって(笑)。そこは大人にならなきゃなと思って、心の中では思ってるんですけど、表にはあんまり出さないようにしてます。--「世界一のアイドルを目指してます!」って言っていた頃の自分、今振り返るとどんな女の子だったなと思いますか?
生田衣梨奈:頑張ってましたねー。無我夢中でした! その「世界一のアイドルを目指してます!」って言う事に対してもそうですし、それを言えなかっただけでシュンって落ち込んじゃったり。どんな場所であっても、どんな空気感であってもそれを言おうと思っていたので、マジメな場面では凄いプレッシャーなんですよ。実際に言ったらざわざわ……ってなるし(笑)。でもそれを言う事によって覚えてもらったりとか、面白いって言ってくれる方もすごく多かったりしたので、やっていて良かったなって思ってます。--そうして子供から大人になっていってる生田さんですが、敬愛する新垣さん(※新垣里沙。モーニング娘。OG)の前では子供のままですよね。彼女の舞台を観に行って、すれ違って会えなくて泣き出したり。
※新垣里沙 『笑顔に涙-THANK YOU! DEAR MY FRIENDS-』(MV)
--関係者で入れるのに、あくまでファンとして行く(笑)。
生田衣梨奈:ちゃんとファンとして行ってます。終演後はメンバーの特権を使って楽屋訪問するんですけど(笑)。で、そういうところで会ったときに甘えられるんですよね。私はモーニング娘。'15の中では先輩だし、一番上だから甘えてられないんですけど、そこでは「甘えてもいいかな?」って心を許せるんですよね。--なるほど。
※モーニング娘。 『Only you』 (Another Dance Shot Ver.)
--新垣さんもサブリーダー時代がありましたけど、自分もサブリーダーになった今振り返るとどんなメンバーだったなと思いますか?
生田衣梨奈:私が言うのもおこがましいですが、頼もしい。高橋さんを支えつつ、司会とかは新垣さんが担当していたので、自分もそうなりたいなって思います。本当に尊敬できる先輩だったので。後輩にもすごく優しく接してくれたりとか、話も聞いてくれたりしていたので、私もああいうサブリーダーにならなきゃいけないなって思います。高橋さんと譜久村聖ちゃん、ちょっと似ている気がするんですよ。リーダーは背中で後輩を引っ張って、サブリーダーがそのリーダーや後輩たちを支えていく。その後押し役を私がやらなきゃいけないなって思うので、新垣さんがやっていたことをちょっとずつでも出来たらなって思います。--少しずつだけど、近付けている感覚はあるんですか?
生田衣梨奈:そうですね。やりたいこととか、見ていることとかは間違ってないなって思います。例えば後輩に喋りかけるとか、表向きでは「先輩やさしいキャンペーン」って言ってるんですけど(笑)。--あれ、キャンペーンだったんですね。
生田衣梨奈:はい、1年間。--1年もやるんですね(笑)。
※モーニング娘。'15『青春小僧が泣いている』(Morning Musume。'15[An Adolescent Boy is Crying]) (Another Ver.)
--そういう生田さんの一面って、ファンのみんなは分かってくれてるんですかね?
生田衣梨奈:分かってないと思いますよ! 出してないですもん!「どうせ「先輩やさしいキャンペーン」なんでしょ?」って思ってます(笑)。--自分で「先輩やさしいキャンペーン」って言うからじゃないですか(笑)。
生田衣梨奈:最年少の羽賀朱音ちゃんとか、まだ話せる相手がいないと思うんですね。なので、そういう娘が寄ってこれるような存在になれればいいなって思います。リリース情報
Oh my wish!/スカッとMy Heart/今すぐ飛び込む勇気
- 2015/08/19/dt>
- 初回生産限定盤A[EPCE-7129/30]
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- 定価: 1,728円(tax in.)
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Interviewer:平賀哲雄
生田の各ハロプログループ論~フォーメーションダンスの肝は端
--そんな大きく変わったところもある生田さんから観て、今のハロー!プロジェクトはどんな風に映ってますか?
※アンジュルム『大器晩成』 (ANGERME[A Late Bloomer]) (Promotion edit(New Ver.))
--ワクワクする話になってきました。
生田衣梨奈:最近、モーニング娘。'15は気づかないうちにダンスにアレンジを加えちゃったりするんですね。それはパフォーマンスをしていくうちにちょっとダラけてきちゃったりして。っていうのを一回一回引き締めて、高い緊張感を持ってやらなきゃいけないなって思いますね。--モーニング娘。ってハロプロの中においてダントツの存在感を誇ってきたグループじゃないですか。言うならば、ハロプロの顔。でも最近は他のグループも着々と存在感を増してきていて、どこが顔になってもおかしくない状況になっていますよね。そこで生田さんに今の各グループの印象について聞きたいんですが、1組ずつよろしいですか?
生田衣梨奈:はい!--では、つばきファクトリー。
生田衣梨奈:つばきファクトリーは、まだ出来上がったばっかりのグループで、メンバー同士で協力し合うことがまだあんまり出来てない印象です。もっと深く話しあったりとかすればちょっとずつ歌とかも合ってくるのになって。1人1人見てると実力差もあると思うんですけど、ポイントは「この娘はすごく頑張ってる」とか「あの娘はすごく出来るから」とかじゃなくて。1人がどんなに出来るようになったって、それだけじゃバラバラなグループと思われるだけですからね。あんまり出来ない娘がいるなら出来るように協力する。今はそれが一番大事な時期なんじゃないかなって思います。--先輩っぽい。
生田衣梨奈:アハハハ!--続いて、こぶしファクトリー。
※こぶしファクトリー『念には念(念入りVer.)』(Magnolia Factory [Be Double Sure (with ”NEN” Ver.)]) (Promotion Edit)
--続いて、カントリー・ガールズ。
※カントリー・ガールズ『わかっているのにごめんね』(Country Girls[I know but I'm sorry])(Promotion Edit.)
--続いて、Juice=Juice。
※Juice=Juice『CHOICE & CHANCE』(MV)
--続いて「「大器晩成」で結構前に出てきてる」と気にしていたアンジュルム。
※アンジュルム『魔法使いサリー』(ANGERME [Sally the Witch]) (Promotion edit)
--続いて、先輩の℃-ute。
※℃-ute『我武者LIFE』(℃-ute[Gamusha LIFE])(Promotion Edit)
--では、モーニング娘。'15は、今のハロー!プロジェクトの中でどんなグループになっていると思いますか?
生田衣梨奈:今回のシングルではいろんなメンバーがメインになっていて、そこで良い感じに味が出ればなと思ってます。あと、私が言うのもアレなんですけど、後ろのメンバーも結構頑張ってるんですよ。やっぱり鞘師里保ちゃんとか石田亜佑美ちゃんとか……あと、佐藤優樹ちゃんとか譜久村聖ちゃんとか小田さくらちゃんとかに目が行きがちだとは思うんですね、前にいるんで。でも後ろで頑張ってるメンバーももっと観てほしいと思います。「フォーメーションダンス、格好良いですね」ってよく言われるんですけど、フォーメーションダンスを一番支えているのって端なんですね。今までそれを鈴木香音ちゃんと私がやってきたんですけど、端はステージでの移動距離も一番多いから運動量も半端ないんですよ。例えば℃-uteさんは5人なので5人分の動きなんですけど、モーニング娘。'15は端から端まで13人分の移動距離があるので超遠いんですよ! なので、真ん中だけじゃなく端も見てほしいです!--今のモーニング娘。'15で生田さんがやっていきたいことは?
生田衣梨奈:今はまだひとりひとりが歌とかダンスを頑張るしかないんですけど、いろんなことに挑戦できるようになったらなと思います。演技やアクロバットもそうですけど、今までアイドルがやってこなかったようなことをサラっとやってみせるようになれたら、もっと面白いグループになるんじゃないかなって思うし、他のグループにはない味が出せるようになるんじゃないかなって思います。今の「Oh my wish!」なんてすっごいダンスが激しいんですけど、それを超えるものが何か創れればと思います。--このままどんどん運動量が増えて激しくなっていったら、最終的にどうなっちゃうんでしょうね?
生田衣梨奈:ロボットで対応するようになると思います(笑)。--「もっともっと」ってなっていきますからね。
生田衣梨奈:そうですね。でもモーニング娘。'15は12期ももっともっと伸びていくと思うし、もちろん私も含めてですけど、みんな「自分は出来ている」って思わないでほしいなって思ってます。そしたらもっと成長できるじゃないですか。リリース情報
Oh my wish!/スカッとMy Heart/今すぐ飛び込む勇気
- 2015/08/19/dt>
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Interviewer:平賀哲雄
生田衣梨奈がセンターになる日~「モーニング娘。'15、最強だったね」
--ちなみに、今のモーニング娘。'15は「全員が主役になろう」といったテーマを掲げて活動されているじゃないですか。そのことについてはどう思ってるんですか?
生田衣梨奈:やっぱり目立ちたいと思うし、ちょっとでも自分をアピールできる場所があればカメラ目線とかしてるんですけど、より多くの人にとっての主役になりたいと思います。もっともっと目に入るような踊り方だったりとか、歌い方だったりとかで、グループを支えていけるぐらいのメンバーになっていかなきゃいけないなって思います。--今作『Oh my wish!/スカッとMy Heart/今すぐ飛び込む勇気』の「Oh my wish!」では、鈴木香音と工藤遥がWセンターを務めています。これを知ったときはどう思いました?
生田衣梨奈:「ついに来たか」と思いました。今まではメインで歌うメンバーが大体一緒だったりしたので、鈴木香音ちゃんと工藤遥ちゃんと飯窪春菜ちゃんと私は全然歌うパートがなくて、すごく寂しかったりもしたんですけど、でもやっとその4人の中で歌えるメンバーが出てきたことは嬉しかったです。私もダンスパートでは2人より前にいれるので「おいしいところ頂いたな!」って思いましたし、私たちにとっては嬉しいシングルですね。--自分もいつかセンターに立ちたい想いはあるんですか?
生田衣梨奈:ありますね。センターになりたいなって思うし、見返したいなって思います。加入後1作目の「まじですかスカ!」ですごく良い立ち位置を頂いたんですけど、その次の「Only you」ですごく端になって、そこからもうずーっと端なんです。でもそれが悔しかったからこそ、また私が真ん中に戻ってきたときに別の自分を見せてやろうと思っていて。もしくは見せれる自信がついたときにセンターに立ちたいなって思います。--その悔しい想いっていうのは自分の中でずーっとあるんですか?
生田衣梨奈:ありますね、やっぱり。「なんで歌ヘタだったんだろう?」とか思いますもん(笑)。自分自身に対して「なんでこうなんだろう?」ってすごく悔しい想いはしてきたんですけど、それがあったからこそ……例えば鞘師里保ちゃんみたいにセンターにずっと立ち続けるのって、それ以上がないからそれも大変だと思うんですね。でも私は最初に良い立ち位置を頂いて、そこからどん底に落ちた分だけ上がっていける道があるので、その道がある限りずっと進んでいけるって思うし、頂点に立ったときに「生田ってこんなに出来るんだ?」とか「この娘、可愛い」とか思ってくれる人が1人でも多く増えればいいなって思います。--自分がセンターに立つとしたらどんな曲が良いですか?
生田衣梨奈:ファンの皆さんが盛り上がってくれる曲がすごく好きなんで、煽ったりできる曲とか、ラップ調の曲とかも良いなって思うし、逆にバラード。切ない曲でセンターに立ってみたいと思います。切ない表情なら誰にも負けない自信があるんですよ! なので、表情で魅せることが出来るならそういう曲も良いなって。--僕も泣ける曲が合うんじゃないかなって思いました。以前「夕暮れは雨上がり」のパフォーマンスを観てて、生田さんの表情に泣かされたことがあるんですよ。
※モーニング娘。'15『夕暮れは雨上がり』(Morning Musume。'15[The Sunset After the Rain]) (Promotion Edit)
--感情移入型のパフォーマーなんですね。
生田衣梨奈:そうですね。音楽が好きなので、いろんなアーティストさんの楽曲を聴くんですけど、感情移入しやすい悲しい曲がすごく好きなんですよ。それが自分のパフォーマンスとか表情にも活きてるんだと思います。自然と切ない表情になる。--その表情を活かせる曲でセンター獲れたら良いですね。でも生田さんはオチ担当のイメージも強いので、自分以外のメンバー全員がセンターになってるのに自分だけなれない的な扱いも受けかねません(笑)。
生田衣梨奈:それ、ありそうなんですよねー! でもそれはないことを祈ります。とりあえず頑張るんで、よろしくお願いします!--そんな生田さんも大活躍している新シングル『Oh my wish!/スカッとMy Heart/今すぐ飛び込む勇気』、自分的にはどんな印象を?
生田衣梨奈:私的には全曲平等に目立つ場所を頂いていて、先ほども触れましたけど「Oh my wish!」ではダンスメンバー4人の中に選ばれて、「スカッとMy Heart」ではアクロバットを披露して、イントロのダンスメンバーにも選ばれて、「今すぐ飛び込む勇気」では間奏明けに歌う6人のメンバーに選ばれていたりとか、今まで全く経験してなかったことをそれぞれの楽曲でやらせてもらっていて、その分大変さはあったんですけど、とにかく自分を選んでもらえたことに対してはガッツポーズでした。歌詞が書かれた紙に自分の歌うパートが名前で記してあるんですけど、生田の「生」という字が4つしかない曲とかも過去にあって、そこにアンダーラインを引くのがツラかった時期もあったんですけど、今回のシングルに関してはアンダーラインを引くのが楽しかったです! 他にもダンスチームということで先生が念入りにダンスを教えてくれたりとか、ちょっとずつ自分の状況が変わってきてるなって思うので、今作でファンの方にもスタッフさんにも「あ、生田、こんなに踊れるんだ?」「あ、生田、こんなに歌えるんだ?」って思ってもらえたら良いなって。--なんでここに来て状況が変わってきたんですかね?
生田衣梨奈:なんでですかね? 9期が一番上になったから(笑)?--気を遣われたってことですか(笑)?
※モーニング娘。'15『今すぐ飛び込む勇気』(Morning Musume。'15[the courage to jump in right now]) (Promotion Edit)
--ちょっと泣ける話ですね。言ってくれたっていう。
生田衣梨奈:すごく嬉しかったです。--では、生田衣梨奈への期待値が今とても高まってると。
生田衣梨奈:そうですね。次のシングルでまた下がらないことを願います(笑)。--それも生田さんの場合は面白くなっちゃうから怖いですよね(笑)。でも逆に次のシングルでセンターなんてことになったらどうします?
生田衣梨奈:頑張りたいなって。頑張れる事は全部やり尽くしたいなって思います。今回、初めて「MVに自分が映ってるな!」って感じがしたんですね。--今までも映ってはいましたけど(笑)。
生田衣梨奈:映ってましたけど、数少ないカット割りだったんで。でも今回はすごくいろんな場面で映してもらっているので、もっともっと映れるように頑張りたいなって思います。だから今回のMVは今まで以上に観てもらいたいです(笑)。「出番多いから、観てね!」って。--そんな生田さんにとってもターニングポイントになるであろう新シングルもリリースされ、ここから先のモーニング娘。'15。どんなグループにしていけたらと思いますか?
生田衣梨奈:今は「みんなが主役になれれば良いね」とか「ちゃんとひとつの集団になれたら良いね」とかあるんですけど、モーニング娘。'15になってもモーニング娘。'14に浸りすぎちゃったりもするので、それはあんまり良くないなって思っています。'15は'15で固めていきたいなって思うし、'14を超えようっていう気持ちをもっともっと強く持ちたいなって。ファンの皆さんは'14のことをすごく褒めてくれていたので、次はちゃんと「モーニング娘。'15、良いね」「モーニング娘。'15、最強だったね」って言われたい。先輩が卒業して、新しくなったモーニング娘。として褒めてもらえるようになりたいなってすごく思います。Interviewer:平賀哲雄
リリース情報
Oh my wish!/スカッとMy Heart/今すぐ飛び込む勇気
- 2015/08/19/dt>
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Interviewer:平賀哲雄
Oh my wish!/スカッとMy Heart/今すぐ飛び込む勇気
2015/08/19 RELEASE
EPCE-7129/30 ¥ 1,760(税込)
Disc01
- 01.Oh my wish!
- 02.スカッとMy Heart
- 03.今すぐ飛び込む勇気
- 04.Oh my wish! (Instrumental)
- 05.スカッとMy Heart (Instrumental)
- 06.今すぐ飛び込む勇気 (Instrumental)
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