CNCOのジョエル・ピメンテルが、脱退を表明した。2021年5月9日にグループが公開した声明によると、ジョエルのメンバーとしての仕事は14日に配信されるコンサートが最後となる。

　Twitterに投稿された声明には、「お伝えしなければならないのが残念ですが、5年半に及ぶ人生が変わった忘れられない年月を共に経て、ジョエルのCNCOのメンバーとしての最終日が5月14日金曜日になります。ジョエルは去り、新たな機会を追求することになりますが、僕たちは今もこの先もずっと兄弟です。彼の次章を応援していますし、これが最も重要なことですが、これからもずっと家族であり続けます」と綴られている。

　また、「これが悲しいニュースで、僕たちと同じように皆さんがつらい思いをするのは分かっていますが、これからも僕たちの側にいてもらえたら幸いです。違うものになりますが、CNCOの新しい時代に突入することにとてもワクワクしていますし、皆さんのために計画していることを見ていただけるのが待ちきれません！」と声明は続き、「皆さんが僕たちの原動力であり、今まで以上に強くなってこれから一緒にやっていくことを楽しみに思える理由です。ですから、全員が一緒に最後の贈り物をしたいと思いました。（5月14日に）僕たちのグローバル生配信コンサートで5人揃った最後のパフォーマンスを披露します」と発表している。

　ジョエルは個人アカウントでこの声明をリツイートし、「僕にとって、成長して新しい芸術の道を探索する時期、自分自身の道とキャリアを築く時期なんだ。だからバンド脱退を決意した。エリック、クリス、リチャード、サブディエルへ。CNCOのレガシーを今後も続けていく君たちに心からの幸運を祈っている。僕らはあまりにも多くのことを一緒にくぐり抜けてきたし、もう家族だよな」と綴り、ファンに向けては、「僕の新しいプロジェクトをみんなとシェアするのが待ちきれない。これは単に新たな出発なんだ」と投稿している。