2021/04/02 12:20
米コロラド州にある有名な野外コンサート会場レッド・ロックス・アンフィシアターが、収容人数を減らして今春再オープンする計画を発表した。州の許可のもと、キャパシティを9,500人から2,500人に減らして今年4月下旬から公演を開催する。
ロータスが4月23日~24日に2日間連続で行う公演で営業が再開され、4月29日~30日にはトレヴァー・ホールがライブを行う。ZHU、ヒッピー・サボタージュ、ブラントレー・ギルバート、マイケル・フランティらの公演も決定している。
同会場は今年で80周年を迎え、安全性を重視した公演を開催する。現在予定されている全てのイベントは、社会的距離を確保し、観客全員にマスクの着用を義務付けている。ファンはリストバンドによって指定された4つのエリアに分けられる。また、距離を保つために座席は一列間隔で使用され、1グループの人数は6人までと制限される。売店は営業を予定している。
米ビルボードに対し同会場の広報担当ブライアン・キッツは「レッド・ロック・アンフィシアターのスタッフとクルーは、4月下旬にファンの皆様とアーティストをお迎えできることを、これ以上ないほど楽しみにしています」と述べた。「レッド・ロックスは2,500人の収容人数で今シーズンを迎えます。新型コロナウィルスに関連した状況が良くなれば、夏に向けて収容人数を増やせることを期待しています。レッド・ロックスが80周年を迎えるにあたり、私たちはこの1年がコンサート業界、アーティスト、ファンに与えた多大な損失を認識しています。レッド・ロックスの夏の夜にファンと音楽が戻ってくることに心から感謝し、希望と興奮を感じています」と続けた。
会場の新型コロナウイルスのガイドラインのページでは、「市や州の当局の指導に基づき、シーズン中に条件やキャパシティが更新される可能性があり、この変更がコンサート体験に影響を及ぼす可能性をファンは理解しなければならない」と記されている。また、「2021年のスケジュールは、アーティストの都合、ツアー日程、新型コロナウイルスに関連した状況により変更される可能性がある」としており、来場者にレッド・ロックスのSNSで最新情報を確認することを推奨している。
レッド・ロックス・アンフィシアターでは、夏に向けて、ザ・リバイバリスツ、ベアネイキッド・レディース、シカゴ、ダーティ・ヘッズ、ザ・アヴェット・ブラザーズ、グー・グー・ドールズ、ジェイソン・イズベル&ザ・400・ユニットの公演が予定されている。
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