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2021/04/01

解散を賭けた企画始動の1-SHINE(イシン)、ファッションブランドとのコラボ曲MVを公開

 次世代エレクトロニック・ポップ・ロックバンドの1-SHINEが、新進気鋭のファッションブランド“kenichi.”とコラボした新曲「If I Die Tonight」のミュージックビデオを公開した。
https://youtu.be/lUE5tOJpM84

 全てkenichi.の衣装が使用されている同MVは、1-SHINEのメンバーはいっさい登場せずブランドのコンセプトムービーを彷彿とさせる映像作品に仕上がっている。ちなみにアーティスト写真で来ている衣装もkenichi.のものだそうだ。

 「If I Die Tonight」は1-SHINE初のドラマタイアップソングで、YouTubeドラマプロジェクト『私の“好き”って変ですか?』第2弾の主題歌に起用されている。

 なお、MVの公開と合わせて、1-SHINEは解散を賭けた新しいプロジェクトを発表した。内容は“2021年6月30日までに、TikTokフォロワー1万人達成できなければ解散”という非常にシビアなものだ。2020年2月15日のワンマンライブ以降、コロナ禍により有観客ライブができていないバンドが今後を見つめ直した結果、今回の企画を実施するに至ったという。
https://vt.tiktok.com/ZSJjAtfAG/

 コロナ禍で多くのバンドが解散し、同様の悩みを抱えながらも乗り越えるため、背水の陣で挑む今回のプロジェクト。現在のTikTokフォロワー数はおよそ2,600人、およそ100日という限られた期間で目標を達成できるのか。命運を賭けた企画を受け、1-SHINEは下記のとおりコメントを寄せている。


◎1-SHINEコメント

地元山口県の幼馴染のメンバーと共に「世界で活躍できるバンドになる」という夢を叶えるため上京してから早10年が経とうとしてます。
この10年間の自分達の活動を振り返ると決して良いことばかりではなく、むしろつまずいてばかりのバンド人生だったかなと思います。
それでもこの5人だったからこそ、今まで必死に走って来れたし、夢にしがみついて来れたと思います。

しかし昨年2月15日のワンマンライブを最後にコロナ禍に入り今までのようにライブ活動をすることができなくなりました。
今まで当たり前にできた音楽活動ができなくなったことで「自分たち1-SHINEが今後どうあるべきか」を見直す機会を与えられました。

5人の夢を守り続けるために今まで僕たちは一度たりとも「解散」というワードは使わずに来ました。
しかし僕たち1-SHINEというバンドにも寿命があります。だからこそメンバー5人の夢を守るためにも今こそ勝負に出る時期であるなと感じました。

何度もメンバー5人で話し合いそこで辿り着いたのが「6月30日までにTikTokフォロワーが1万人到達しなければ解散。」という目標。

僕たち1-SHINEはもはやメンバー5人だけのものではありません。いつも僕たちの活動を側で支えてくれたスタッフの皆様、家族、友人、そしてこの長い活動の中で出会い僕たちを応援してくれたファンの皆様。

これまでの10年間1-SHINEに関わってくれた全ての人を巻き込んでもう一度僕たちは幼き日々に描いたあの夢に向けて戦いに臨みたいと思っています。

これは決して解散を据えたネガティブな選択ではない。背水の陣を据えてバンド人生の全てを賭けて戦うための宣戦布告です。

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