2021/03/05
現地時間2021年3月3日、米ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事が会見で4月2日から州内のすべてのイベント、アート、娯楽施設の収容人員を縮小して営業再開することを発表した。
33%のキャパシティでの再開となるが、屋内の会場は100人まで、屋外の場合は200人までと制限される。また、クオモ知事はすべての参加者が入場前に新型コロナウイルス検査の陰性結果の証明を提示できれば、屋内は150人まで、屋外は500人までキャパシティを増加することができると述べた。すべての参加者は、社会的距離を保ち、マスクの着用が義務付けられ、保健局の指導を厳守する必要がある。
「ニューヨーカーは、新型コロナウイルスを打ち倒すために素晴らしい義務を果たしています。感染数の減少と公衆衛生の改善と共に、徐々に制限を緩めます」とクオモ知事は声明で述べた。「このまま慎重に行動すれば、トンネルの先にある光に到達することは明らかです」と続けた。
このニュースは、パンデミックによるコンサート閉鎖から1年の節目を迎えようとしている中で発表された。2020年3月6日、米テキサス州オースティンで開催予定だった【SXSW】が史上初の中止を余儀なくされた。そして同年3月末までに、米国内のイベントが完全に停止された。
また、クオモ知事は、3月22日以降の米ニューヨークでの集会の制限を緩和した。居住区での集会は屋外が25人まで、屋内が10人までに制限される。また、居住区以外での集会は屋内が100人まで、屋外が200人まで開催が可能となる。
この発表が行われた日、米ニューヨークでの新型コロナウイルスの入院は5,323件、陽性検査率は3.53%と報告されいてる。米ニューヨーク市の陽性検査率は週平均7.44%と上昇している。
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