2021/02/24
カーディ・Bが、インタビュー・マガジンでマライア・キャリーと対談し、現在制作中である2ndアルバムの詳細をいくつか語った。
【グラミー賞】を5回受賞している偉大な大先輩との電話インタビューの冒頭で、「動揺してます」と述べたカーディだが、生い立ちや音楽の道に入った経緯などについてマライアからの質問に答えた。
2018年の『インヴェージョン・オブ・プライヴァシー』に続く待望のニュー・アルバムについては、「まだ曲が足りない気がして」と、まだリリースする気持ちになれないことを明かし、「早く出せってみんなからせっつかれるんですけど、まだタイミング的に合っているのか分からないんですよね」と説明している。カーディの悩みに対しマライアは、必要なだけ時間をかけてベストな状態に持っていくようアドバイスした。
また、「ビー・ケアフル」が気に入っているというマライアが、似たような新曲があるのかと尋ねると、カーディは、「“ビー・ケアフル”のような曲、あります。でももっと個人的なものになっていると思います。“もっとソフトになった方がいい。もっと自分のことを話した方がいい”っていろんな人に言われてたんですけどね。私はそういうことを絶対にしないので、恋愛ソングでそうやって自分を表現するのがすごく難しいって言ってたんですよ。愛だの何だのって話はしないんです、私」と答えている。
女性ラッパーとして、人々から“クレイジーな期待”をされているというカーディは、常に比較されているように感じてしまうと述べ、「まるで私が失敗するところを見たいってみんな思ってるみたい。私は何かをちゃんとできなかったときの気持ちが大嫌いなので、自分が出すものはいいものにしたい。前回のアルバムが成功したから、今回のが成功しなければ、とても悲しい気持ちになると思うんです」と率直に語っている。
母親の意向でディズニー音楽のような子ども向けの曲しか家では聴くことができなかったというカーディは、初めてミッシー・エリオットやトリーナなどの女性ラッパーの音楽を聴いた時の衝撃について振り返っている。母親の育児方針については、周りの子どもたちがあまりにも早く大人になってしまうため、できるだけ長く子どものままでいてほしいと思っていたのではと語っている。
SNSとの付き合い方については、“以前ほどではない”ものの、今もコメントに目を通していると明かしている。「2年前はね、マライア、聞いてほしいんですけど、誰かが狂ったことを言うたびに、私はすぐにやり返してたんですよ。今はもっと落ち着きました」と彼女は語っている。
そして自身が有名人になった今も、自分のことをシャイであると言うカーディは、セレブに招待されても直接会うのは緊張すると明かしている。マライアに対して彼女は、「今はこうやって電話で話していますけど、これが直接だったら私はあなたの目をまっすぐ見ることができないと思います」と述べ、「有名人の前ではそれくらい緊張します。そしてときどき、“どうしよう、私バカみたいに見えるし、バカみたいな気持ちだし、バカだな”って勝手に思えてきちゃうんですよね」と語っている。
Issue 535
— iamcardib (@iamcardib) February 23, 2021
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