2021/02/12
現地時間2021年2月11日、テイラー・スウィフトが、大ヒットした2008年のアルバム『フィアレス』を『フィアレス(Taylor's Version)』として再レコーディングしたことを発表し、再録バージョンのリード・シングル「ラブ・ストーリー(Taylor's Version)」を本日解禁することを明らかにした。
テイラーは自身のTwitterに「この作業は私が想像していた以上に充実していて、感情的なもので、自分の音楽をすべて再レコーディングするという決意をさらに強くしました」とファンへのメッセージで述べ、「再録音するにあたり、時間を遡ることを私が気に入ったように、皆さんもこの最初の作品を気に入ってくれることを願います」と続けた。
再録アルバム『フィアレス(Taylor's Version)』のリリース日は正式に発表されていないが、全て小文字で綴られたファンへのメッセージには、意味深な大文字が混ざっており、順番につなぎ合わせると「APRIL NINTH」となる。そのため、ファンはリリース日が4月9日なのではないかと推測している。
再録されたアルバムには、未発表曲6曲が新たに収められ、全26曲が収録される。昨年12月、再録された「ラヴ・ストーリー」の一部が、俳優のライアン・レイノルズが監督を務めたデート・サイトのコマーシャルで使用されたことで話題となっていた。
「アルバム”フィアレス”とみんなが今作にもたらしたものについて思い返してみると、私は思わず微笑んでしまいます」とテイラーは述べ、「あの頃は、多くの内輪話が生まれ、多くのハグが交わされ、手が触れ合い、たくさんの切っても切れない絆が形成されました。ですから、これ以上何か言う前に、みんなと一緒にティーンエイジャーになれたことは本当に名誉なことだったと言わせてください」と綴った。
テイラーは、アルバムが“魔法と好奇心、青春の至福と破滅”に満ちたものであり、“映画で見せられたおとぎ話のような結末に新しいひびが入る度に、小さな教訓を学ぶ”10代の少女の冒険を描いていると語った。
再レコーディング作品のリリースを、2006年に発表したデビュー・アルバムで開始するのではなく、テイラーは「ラヴ・ストーリー」、「ユー・ビロング・ウィズ・ミー」、「ホワイト・ホース」、「フィアレス」がTOP20入りした『フィアレス』からスタートすることを選択した。MRCデータによると、『フィアレス』は2021年2月4日までにアルバム換算で1,020万ユニットを獲得し、アルバム・セールスは720万枚となっている。
なぜこのような形で『フィアレス』を再リリースすることを選んだかについて、テイラーは「私がどこから来たのか明らかにする助けになると願います。たくさんの理由から、アーティストは自身の作品を所有すべきですが、最も明白なのは、アーティストはその作品を本当に知っている唯一の人だということです」と述べた。
『フィアレス』は、テイラーにとって初めて米ビルボード・アルバム・チャート “Billboard 200”で首位に輝いた作品で、通算11週にわたり1位をマークした。彼女は、<最優秀アルバム賞>を含む初の【グラミー賞】を『フィアレス』で獲得し、その後、2014年『1989』で同賞を受賞した。来月の【グラミー賞】では、『フォークロア』で3度目の<最優秀アルバム賞>を獲得する可能性がある。
I’m thrilled to tell you that my new version of Fearless (Taylor’s Version) is done and will be with you soon. It has 26 songs including 6 never before released songs from the vault. Love Story (Taylor’s Version) will be out tonight. Pre-order now at https://t.co/NqBDS6cGFl pic.twitter.com/Vjyy2gA72O
— Taylor Swift (@taylorswift13) February 11, 2021
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