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2021/02/10

最新シングル「アストロノーツ・イン・ジ・オーシャン」で話題沸騰、オーストラリアから現れし一匹狼マスクド・ウルフとは?

 Shazamの選ぶ「2021年ヒット予測」に選出され、話題沸騰中のオーストラリア出身ラッパー、マスクド・ウルフに世界が注目している。

 最新シングル「アストロノーツ・イン・ジ・オーシャン」はShazamグローバル・チャートで3位を記録し、Spotifyグローバル・チャートTOP50内を急上昇中。母国オーストラリアのみならず、ヨーロッパへ人気が飛び火し、カナダ、アメリカへと勢力を強めている。先日の【スーパーボウル】での活躍が称賛されているNFL選手パトリック・マホームズをはじめ多くの人々がこの楽曲をSNSで愛用し、TikTokでも投稿数が55万超えと短期間で爆増中となっている。

 オーストラリアはシドニー生まれのマスクド・ウルフ(本名:ハリー・マイケル)は、13才のときに当時流行っていたエミネムや50セントを聴き、リリックを書きはじめたという。成長するにつれケビン・ゲーツ、ドレイク、ジョイナー・ルーカスといったアーティストにより一層音楽的な影響を受け、マイクに向かい自分の音楽を広めたいという思いを強めていった。2018年12月にデビュー・シングル「スピード・レーサー」をリリースし、わずか12か月で楽曲総再生回数8000万回を突破、初めて聴いた人をも虜にするその実力が証明されている。

 音楽をやっているとき以外は全く普通の人間と感じるが、スタジオに入るやオオカミに取りつかれたかのようにストイックになることから、マスクド・ウルフと名乗るようになったといい、自身の熱狂的なファンのことをウルフパック(オオカミの群れ)と呼ぶ。
 
 自身のメンタルヘルスについて話すこと、そして周りの人にも同じく話してもらうことができなかったら成功はなかっただろうとマスクド・ウルフは考えている。このアプローチがヒット・シングル「アストロノーツ・イン・ジ・オーシャン」を書いた揺るぎない自信となった。マスクド・ウルフは、この曲は鬱について、不安を感じ元気がない状態に陥っていたときのことを歌っているとインタビューで明かしている。

 共感される素晴らしいメッセージ性を持つ彼に、世界が熱狂するであろうことは目に見えている。マスクド・ウルフはその独特なスタイルとサウンドでたちまち世界のシーンに思想と技巧を浸透させることになるだろう。

◎リリース情報
配信シングル「アストロノーツ・イン・ジ・オーシャン」
https://Japan.lnk.to/AITOPu

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