2021/02/10
2021年2月9日、シュープリームスのオリジナル・メンバーだったメアリー・ウィルソンが、米ラスベガスの自宅で急逝した。享年76歳だった。
訃報を受け、グループで一緒に活動していたダイアナ・ロスがSNSにコメントを発表した。「ついさっき目覚めた時にこのニュースを知りました。メアリーのご遺族にお悔やみを申し上げます。一日一日が贈り物であることを実感します。私たちが一緒に過ごした時間の素晴らしい思い出がたくさんあります。シュープリームスは私たちの心の中で生き続けます」と彼女は9日にツイートした。
ロスとウィルソンは、フローレンス・バラードと共に米デトロイトでシュープリームスを結成し、1961年1月にモータウンと契約した。ロスはソロ活動のために1970年にグループを去り、ウィルソンは1977年にグループが解散するまで在籍した。
ザ・ハリウッド・リポーター誌が2021年1月に公開したインタビューで、ウィルソンはシュープリームスの再結成について、2000年に実現しそうな瞬間があったことを明かしていた。“誰かがダイアナを説得した”そうだが、結局条件が合わずに実現しなかった。「創設メンバーの一人だった私に、まともなギャラを支払う気がないことが分かった時点で交渉が決裂したのよ」と彼女は語っていた。
それからはもう再結成はないだろうと思っていたと彼女は続けており、「いつ終わりが来るかなんて分からないじゃない。もう76歳半だし、ぼーっと何かが起こるのを待つなんてことはしない。生きがいやら幸せなことがありすぎるから」と語っていた。
モータウンの創設者、ベリー・ゴーディは声明で、ウィルソンを“先駆者”と称賛し、彼女がいなくなったことを“とても寂しく思う”とコメントした。
I just woke up to this news , my condolences to you Mary's family ,I am reminded that each day is a gift ,I have so many wonderful memories of our time together "The Supremes " will live on ,in our hearts
— Ms. Ross (@DianaRoss) February 9, 2021
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