2021/02/04
米女優のエヴァン・レイチェル・ウッドをはじめとする女性数名が、過去にマリリン・マンソンに虐待されたとカミングアウトした件について、1997年から2001年にかけてマンソンと交際し、短期間婚約もしていた女優のローズ・マッゴーワンが女性たちを支持するコメント動画をSNSで発表した。
女性の権利を熱心に訴えてきたことでも知られる彼女は、「私と一緒にいた頃は、彼はそのような人ではありませんでした。でもそれは彼が(私と付き合う)前、そして後に他の人たちに対してどうであったかについては何の関係もありません」と述べている。
「(虐待について)申し出るには時間がかかります。再度言います、私は(女性たちを)誇りに思います。虐待する者に立ち向かう女性を、立ち向かう誰についても、私は誇りに思います」と彼女は述べ、マンソンに関わってきたレーベル、PRチーム、エージェント、弁護士、代理人なども彼の行動を助長させていた”共犯者”として批判している。
2021年2月1日にSNSで公開されたウッドの主張を受け、マンソンの所属レーベルであるLoma Vista Recordingsは、バンドの新作のプロモーションを停止し、将来的にも仕事をしないと発表した。CAA(クリエイティブ・アーティスツ・エージェンシー)もマンソンとの提携を断っている。米カリフォルニア州のスーザン・ルビオ議員は、米司法省に対し、女性たちによる告発を捜査するよう求めた。
マンソンはインスタグラムに、ウッドの主張を”現実をひどく捻じ曲げている”として否定している。
The Cult of Hollywood, fame & the music industry must be stopped from protecting predators and selling their sickness to the world. Their sickness has a farther reach than a nuclear bomb. When those at the top help monsters for profit they hurt us all. pic.twitter.com/udhxygWhSy
— Rose McGowan (@rosemcgowan) February 1, 2021
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