2021/02/01 13:45
新型コロナウイルス感染拡大に歯止めがかからないことから、昨年に引き続き2021年も【コーチェラ・フェスティバル】(Coachella Valley Music & Arts Festival)が中止されることが明らかになった。同フェスが毎年開催されてきた米カリフォルニア州リバーサイド郡の公衆衛生当局者であるキャメロン・カイザー医師がTwitterで発表した。
同じコンサート・プロモーターであるGoldenvoiceが運営するカントリー・ミュージック・フェス【ステージコーチ・フェスティバル】(Stagecoach Festival)も中止になった。【コーチェラ2021】は4月9日~11日と16日~18日、【ステージコーチ】は4月23日~25日に行われる予定だった。
新型コロナの影響で【コーチェラ】が延期または中止になったのはこれで3度目で、昨年4月の日程の延期が、感染が拡大しつつあった3月に発表されたあと、10月に再調整された日程も6月に中止が発表された。2020年のヘッドライナーはトラヴィス・スコット、フランク・オーシャン、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンが予定されていた。
昨年【コーチェラ】が開催されなかったのは、2000年以来初めてのことだった。1999年に始まった同フェスは、2000年のギャップ・イヤーを経て2001年から再開した。
今年は英国の【グラストンベリー・フェスティバル】も、6月23日~27日に開催予定だった日程を中止にしているほか、米マイアミの【Ultra Music Festival】も3月26日~28日の日程を中止にしたと米ビルボードが伝えた(フェスティバル側からの正式発表はまだ出されていない)。Goldenvoiceの関係者によると、【コーチェラ2021】は、パンデミックの状況次第では、2021年10月に開催される可能性がまだ残されているとのことだ。
関連記事
最新News
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像