2021/01/19
2020年大河ドラマ『麒麟がくる』の全111曲にも及ぶオリジナル・サウンドトラックを完全網羅したコレクターズ・アイテム『完全盤』と、その中から18曲を厳選した『The Best』が2021年2月24日に発売される。
現在放送中の大河ドラマ第59作目の音楽は、近代的なハリウッド・サウンドを紡ぎだすベテラン作曲家として、ハリウッド映画音楽業界でも一目置かれる存在であるジョン・グラムが担当する。「メインテーマ Warrior Past」は広上淳一指揮(NHK交響楽団)、林 英哲(和太鼓)による絢爛豪華な演奏だ。劇中音楽はブルガリア、米ナッシュヴィル、米ロサンゼルスでレコーディングされた。両作には堀澤麻衣子、ジェイク・シマブクロ、川井郁子による「麒麟紀行I~IV」も収録される。
『完全盤』には、メインテーマのミニ・スコアとジョン・グラム自身による楽曲解説を掲載したブックレットが付属。『The Best』は大河サントラ史上初のSA-CDマルチ・ハイブリッド盤でリリースされ、4K放送用に制作された5.1chのサラウンド音源で、ハリウッド基準ともいえる迫力のサラウンド・サウンドが体感できる。
また配信限定で『PLUS』も同日リリース。こちらには『完全盤』からDISC 4~6までのCD 3枚分が収録されている。さらに堀澤麻衣子がフィーチャーされた「悠久の灯 feat. 堀澤 麻衣子」が、最終回放送直前の2月3日に先行配信することも決定。ジョン・グラム作詞・作曲による天上から降り注ぐ聖なる響きに満ちた美しい楽曲は、堀澤によってどこまでも儚く、繊細に、透明に歌い上げられ、喪失の感情を呼び起こしながら、歌に宿る種々の感情へと聴くものを誘う。
応仁の乱後の荒廃した世を立て直し、民を苦しみから解放してくれるのは、誰なのか? 王が仁のある政治を行うときに必ず現れるという聖なる獣の麒麟はいつ来るのか? 戦国時代を初めて4Kでフル撮影された『麒麟がくる』をお見逃しなく。
◎ジョン・グラム コメント
『麒麟がくる』に、これほどの表現の広がりを与えているのは、輝かしい脚本、制作陣の驚くべき妙技、そしてキャストの目覚ましい名演にほかなりません。関係者全員が一丸となって、一つの物語を、それにふさわしいスケールと芸術的手腕によって紡いでいます。私は今回、第一線で活躍する沢山の方々と仕事を共にできたことを喜び、光栄に感じています。このドラマをご覧になれば、もれなく作品の隅々まで、どれほどのエネルギーが注がれ、どれほどの配慮と注意が払われているか、おわかりいただけると思います。この作品には、衣裳、馬、武器、照明、撮影など、各分野で「麒麟チーム」を支える一人ひとりの、この上ない想いと努力が注がれています。素晴らしいチームの一員になれたことを、心から幸せに思います。皆さまに、この音楽をお楽しみいただけることを願いつつ。
◎リリース情報
『NHK大河ドラマ「麒麟がくる」オリジナル・サウンドトラック 完全盤』(完全生産限定盤)
SICX-30090~95 15,000円(tax out.)
※Blu-Spec CD2
『NHK大河ドラマ「麒麟がくる」オリジナル・サウンドトラック The Best』
2021/2/24 RELEASE
SICX-10010 3,200円(tax out.)
※SA-CDマルチ・ハイブリッド盤
『NHK大河ドラマ「麒麟がくる」オリジナル・サウンドトラック PLUS』
2021/2/24 DIGITAL RELEASE
※『完全盤』からDISC 4~6までのCD 3枚分をまとめて配信
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