2020/12/28
ADAM atが、今年5月に発表した6thアルバム『零』を引っ提げた全国ツアー最終公演にて、活動10周年イヤーに初となる大ホール公演を行うことを発表した。
10月9日の浜松窓枠公演からスタートし、新型コロナウイルスの影響により仙台、札幌公演は延期となったものの、12月27日に福岡DRUM LOGOSにて行われた公演で無事にツアー終了となった今回のツアーでは、アルバム『零』に参加したコヤマシュウ (SCOOBIE DO) (Vo.) も東京、横浜、名古屋、大阪公演に出演、同じくアルバムに参加したMAKOTO (JABBERLOOP) (Tp.)は全公演に出演する等、豪華なツアーとなった。
ツアー最終日となる福岡公演でのステージは、今年5月に発表した最新アルバム『零』に収録された「最終電車」からスタート。軽快なMCも挟みながら、同じくアルバム『零』に収録されている「My Escape Plan」、「Town Still Turns」、「幻想陰翳ディストピア」をグルーヴ良く披露していく。10曲目には本邦初公開となる新曲を披露。小気味良いピアノのコードと流麗なメロディが絡み合う、実にADAM atらしい楽曲だ。11曲目にはMAKOTO (JABBERLOOP) (Tp.)がステージ上に登場し「Silent Hill」を披露し大いに盛り上がる。
ここで重大な発表が。2021年12月から活動10周年イヤーをむかえるにあたり、2022年1月15日に初の大ホール公演となるライヴを、地元アクトシティ浜松 大ホールで行うことが発表された(詳細後報)。その後、「声は出せないけど踊る事はできる!」という玉田のMCのもと、「ジャズ・ザ・リッパー」、「零」、「Oi-Majika」等の楽曲を怒涛のパフォーマンスで披露。
本編最後には再びMAKOTO(JABBERLOOP)が登場し、ミュージックビデオも公開されている「Dancer In The Lake」をパフォーマンス。元々今年7月に予定しており延期となった自身が主催する地元浜松の野外フェス【INST-ALL FESTIVAL2020】の最後を飾る考えだった楽曲だ。声は出せないが、手を振り、拍手をし、オーディエンスの盛り上がりも最高潮の中本編の幕を閉じた。
アンコールでは、新型コロナウイルスの影響により延期となった仙台、札幌のリベンジ公演(札幌公演2月13日、仙台公演2月21日に振替)を発表。新型コロナウイルスの影響で元々の予定から変更はあったが、無事にツアーを遂行し、福岡に来ることができた感謝をメンバー全員から述べられた。その後人気曲「五右衛門」、「六三四」、「MONOLITH」を披露し、最後は同じみの「ToT」で締めた。アーティストもオーディエンスも一体となって、感染対策のルールをしっかり厳守したうえで、最高の空間を作り上げたステージとなった。
2021年年末には活動10周年に入るADAM at。来年以降も新作アルバムを予定しており、より一層活動を活発化させていくことになりそうだ。
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