2020/12/25
ピッチフォークが公開した動画で、サム・スミスが好きなヴォーカル・パフォーマンスのリストを紹介しながらその理由について説明しており、中でもセリーヌ・ディオンによる1996年の「イッツ・オール・カミング・バック・トゥ・ミー・ナウ」に大きな影響を受けたと明かしている。
サムはこのパワー・バラードについて、「楽曲として、とんでもないと思います。あまりにもドラマチックで。ヴォーカル・パフォーマンスはこの世のものとは思えないくらいです」と紹介している。
さらにサムは、「私が歌を本格的に始めたのはミュージカル・シアターでした。セリーヌ・ディオンには、そこを満足させる何かがあるんですよね。きちんとした歌唱です。腹の底から出ています。ヴォーカル的に、彼女はある種のトーンを持っているというか、声に鋭さがあるんですよね。それに(聴く者が)つらぬかれます。そして彼女の歌からは彼女の性格が聞こえてきます。すてきな人なんですよ」と絶賛している。
この映像が公開された直後にセリーヌが、「えー、どうもありがとうサム・スミス。昨年ロンドンでお会いできて嬉しかったですよ。そして私のことはいいのよーーあなたこそ実に素晴らしいわ!元気でね……近々またお会いできるといいわね」とTwitterにメッセージを投稿した。
それぞれが【グラミー賞】受賞者であるこの二人は、2019年7月にもSNSでお互いを褒め合ったことがあった。当時サムは、「セリーヌ・ディオンは私の人生を変えた」と、フェスでセリーヌのパフォーマンスに感激している自身の映像と共に投稿し、このツイートにセリーヌが、「私のショーに来てくれてありがとうサム・スミス。お会いできて嬉しかったわ」と返していた。
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