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2020/12/25 09:45

『ソウルフル・ワールド』日本版サントラ発売、トレント・レズナー&アッティカス・ロスによるスコアも収録

 2020年12月25日からディズニー公式動画配信サービスのディズニープラスにて配信開始されるディズニー&ピクサー最新作『ソウルフル・ワールド』。こちらの日本版オリジナル・サウンドトラックが発売となった。アルバムには人気声優・俳優・ラッパーである木村昴が歌う楽曲も収録されている。
 
 木村が歌う楽曲は、彼が演じるキャラクターのポールが歌う「ラッピン・セド」というラップ曲で、今回サウンドトラックに収録されたのはそちらのエンドソング・バージョン。本作の主人公のジョー・ガードナーが学生時代に組んでいたラップ・グループが歌っていた曲という設定だが、今回この曲の日本語詞も木村が担当。得意のラップがさく裂した、非常にキャッチ―な楽曲となっている。
 
 主人公の音楽教師ジョー・ガードナーがジャズ・ミュージシャンを夢見ているということもあり、作品には音楽の要素がたくさんちりばめられている。そのため、サウンドトラックの内容も非常に充実しており、前述の「ラッピン・セド」はもちろん、日本語吹替版のエンドクレジットで流れるJUJUの「奇跡を望むなら...(ソウルフル・ワールドver.)」や、瑛人が歌う劇中歌「愛に満ちた世界」に加え、【グラミー賞】にもノミネートされたジョン・バティステ作曲と編曲のジャズ音楽、さらにトレント・レズナー&アッティカス・ロスによるテーマ曲(スコア)などを一挙収録している。
 
 『ソウルフル・ワールド オリジナル・サウンドトラック』は、ディズニー&ピクサーの映画ファンのみならず、音楽ファンにとっても見逃せない、骨太な収録内容。今までジャズ音楽の世界になじみがなかった方にとっても非常に耳なじみがよく心地よい内容になっている。
 
◎リリース情報
『ソウルフル・ワールド オリジナル・サウンドトラック』
 UWCD-1096 / 2,750円(tax incl.)
https://umj.lnk.to/Soul_OST