2020/12/22 17:50
Disney+で配信中の『スター・ウォーズ』初の実写ドラマシリーズ『マンダロリアン』シーズン2がエピソードを追うごとに世界中を熱狂に包んでいる。
『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』や『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』に登場した人気キャラクターのボバ・フェットに続く新たな賞金稼ぎマンダロリアンと、フォースの力を秘めた子ども“ザ・チャイルド”の危険な冒険を描く『マンダロリアン』は全世界で絶大なる注目を集め、メディアや批評家から絶賛を浴びている。
※以下シーズン2のネタバレを含む
これまでジョージ・ルーカスが創りあげた『スター・ウォーズ』の物語では、主人公アナキンがダークサイドに陥り、悪の皇帝ダース・ベイダーとなったことや、出生が不明だったレイが実は銀河帝国皇帝パルパティーンの孫であったなど数々のサプライズで世界中のファンを驚かせた。『スター・ウォーズ』をこよなく愛する製作総指揮のジョン・ファヴローは本作でもその驚きに満ちたストーリーを継承しているようで「チャプター形式だから、まるで良質な本のようで、毎週読んでいるような感じだね。展開してゆくストーリーのヒネリやサプライズが互いに影響し合うことが大切だと思うんだ」と予測できないサプライズを大切にしていることを明かす。「たとえばジョージ(・ルーカス)もクリフハンガー(絶体絶命のピンチでエピソードを終えること)をヒントにしていたよね。彼はそういう番組を観て育ったんだ。必ずしもアクションのクリフハンガーである必要はない。キャラクターの心のクリフハンガーであっても良いわけで、実はそれが人を惹きつけているんだ。私は一人の視聴者の立場に立ったとき、予測不可能性に何よりも大きな価値を見出しているんだ。」と、ルーカスが観客にもたらしてきた『スター・ウォーズ』ならではの物語の魅力を分析する。
ファヴローの言葉を裏付けるように、シーズン2でも数々のサプライズが話題を呼んだ。『ジェダイの帰還』で死んだと思われていたボバ・フェットの復活や、『クローン・ウォーズ』でアナキンのパダワンとして人気を集めたアソーカ・タノや戦闘民族マンダロリアンの伝説的存在であるボ=カターンの初実写化、そしてザ・チャイルドの本当の名はグローグーで、ジェダイ聖堂で育ち、長年数多くのマスターに訓練を受けていた過去、さらに何者かによってジェダイ聖堂から連れ去られたことで、記憶も失っていたことなどエピソードを追うごとに新事実が明かされた。
配信されたばかりの最終話では、恐怖の悪役モフ・ギデオンにザ・チャイルドを連れ去られたマンダロリアンはボバ・フェットの力を借りながら救出作戦を遂行。果たしてマンダロリアン一行はザ・チャイルドを無事に救い出すことができるのか!?
先日行われたルーカスフィルム プレゼンテーションで、ダース・ベイダーとオビ=ワンが登場する『スター・ウォーズ:オビ=ワン・ケノービ(原題)』やアソーカ・タノが主人公の『スター・ウォーズ:アソーカ(原題)』といった豪華ラインナップがDisney+で独占配信されることが発表され、世界中が興奮に包まれている。今後、さらなるビッグ・サプライズが待ち受けているのか? 『スター・ウォーズ』の世界観とスピリットで描かれる壮大かつエモーショナルな『マンダロリアン』シーズン2はDisney+で独占配信中。
◎作品情報
『マンダロリアン』
Disney+で独占配信中
(C)2020 Lucasfilm Ltd.
※記事初出時に誤りがございました。お詫びして訂正致します。
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