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2013/01/17

マンUのリオも絶賛、X-Factor審査員が落選を悔やむ異色ラッパーが話題に

 ロンドンのフィッシュ・マーケットから飛び出した、異色の魚売りラッパー ワン・ポンド・フィッシュマンが、現在ヨーロッパ各国をはじめ全世界で話題を呼んでいる。

 ワン・ポンド・フィッシュマンこと、31歳のムハマド・シャヒード・ナジーは故郷のパキスタンを離れ、妻と4人の子供に良い生活をさせるためロンドンに出稼ぎへ。そしてフィッシュ・マーケットで魚を独特の歌とともに売り始めた彼は、やがて地元の人間や観光客の人気者になり、遂にはイギリスの人気オーディション番組『X-Factor』への出演を果たす。

 残念ながら番組のオーディションでは落選してしまったものの、それを見ていたワーナーミュージックのスタッフが気に入り、レコード契約を発表。フィッシュ・マーケットで生み出したリリックを、ダンス・ビートに乗せた楽曲は今、欧州で社会現象となるほどの大ヒットを記録し、YouTubeにアップされているPVも1,500万ビューを超え急速に数字を伸ばしている。

 Twitterでは、テイク・ザットのメンバーで『X-Factor』審査員であるゲイリー・バーロウが「俺はまだ、ワン・ポンド・フィッシュを口ずさんでる。しまった! 彼をX-Factorで合格させるべきだった! 失敗」と呟き、名門サッカークラブ マンチェスター・ユナイテッドのリオ・ファーディナンド選手は「ワン・ポンド・フィッシュマンはギャングスタだぜ! 次のヒットはこれだ!!!」とお気に入りの様子。ここ日本でも、日本テレビの人気番組『ZIP!』で取り上げられ、話題を呼んでいる。


◎「ワン・ポンド・フィッシュ」のミュージックビデオ
http://youtu.be/G_miGclPFGs

◎デビュー前に掲載された動画
http://youtu.be/ETSl8gWsFZ0

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