2020/12/19
今週の洋楽まとめニュースは、ビリー・アイリッシュに関する話題から。ビリー・アイリッシュが、2020年12月25日に放送される『ミュージックステーション ウルトラSUPER LIVE 2020』に出演する。2019年3月に発売したデビュー・アルバム『WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?』が英米を含め全世界18か国で1位を獲得、2020年1月のグラミー賞主要4部門を独占した時にはさらに大きな話題となったビリー・アイリッシュ。今までも日本ではインタビューでのテレビ露出は過去にはあったが、日本でテレビパフォーマンスを披露するのは今回が初となる。出演は現地ロサンゼルスからのリモート出演が予定されている。『ミュージックステーション ウルトラSUPER LIVE 2020』は12月25日の午後5時~夜11時10分の放送を予定している。
ビリー・アイリッシュ、クリスマスに日本のテレビ初パフォーマンス
音楽関連の株価が再び急騰している。Spotifyの株価は、3月中旬から3倍になり、iHeartMediaは回復傾向にあり、米ライブ・ネイションでさえ2020年の最高価格に近づいている。しかし、一部の株式アナリストは、今後の株価の上昇はないと考えている。アナリストの平均目標株価と比較すると、7つの主要な音楽関連株のうちの4つ(Spotify、米ライブ・ネイション、iHeart、Tencent Music Entertainment)は、下落傾向にある。今年6月から26.2%上昇し、12月14日時点で株価が325.83ドル(約33,670円)のSpotifyの場合、同社による競争上の優位性や利益率の改善を示唆するニュースに基づいて、投資家は株を購入している。しかし、30人のアナリストは平均目標株価は232.63ドル(約24,040円)としている。ただし、アナリストは全ての音楽関連の株が過大評価されていると考えていない。ワーナー・ミュージック・グループ、マディソン・スクエア・ガーデン・エンターテインメント、SiriusXMに対するアナリストの平均目標株価は、今後の大幅な上昇が予想されている。
ポスト・マローン、ジャック・ハーロウ、スティーヴ・アオキが、【Bud Light Seltzer Sessions Presents New Year's Eve 2021】と題されたコンサートを大晦日にライブ配信することになった。このインタラクティブな配信イベントは、リリー・シンが司会を務め、MGMリゾーツと共同で開催される。また、21歳以上のファン同士でチャットしたり、パフォーマーと会ったり、賞品を獲得するチャンスがある。真夜中ちょうどにステージに立つ予定のポスト・マローンは「私の友達たちとBud Lightと共に2021年を迎える準備はできています」と声明で述べた。ライブ配信は、米東部標準時12月31日午後10時30分から始まり、コンサートはBud Lightの公式ホームページやソーシャル・メディアでも視聴できる。また、追加出演者も今後発表される予定だ。
ポスト・マローンが大晦日ライブを生配信、スティーヴ・アオキ/ジャック・ハーロウなど出演
さて、今週の米ビルボード・ソング・チャートでは、マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」が、約1年ぶりに首位復帰を果たした。昨年の12月21日付チャートで首位に到達した「恋人たちのクリスマス」は、翌12月28日、2020年1月4日の計3週トップを維持し、ホリデー・シーズンの終了と共にチャートから姿を消したが、今年も11月中旬あたりから勢いを増し、先週は2位まで上昇していた。首位復帰までの期間としては、チャビー・チェッカーの「ザ・ツイスト」が記録した1年3か月3週間(1960年9月19日から1962年1月13日)に次ぐ歴代2番目の長期記録となる。今回の首位獲得を受けマライアは、2020年12月14日にTwitterで反応。「WOW!これは全く予想していませんでした!」と、さまざまな笑顔の絵文字をつけてツイートした彼女は、「この曲の持続的な成功に永遠に感謝しています。“I don’t want a lot for Christmas……”(クリスマスに多くは望んでいない)、ただもう少しだけ喜びとホリデー・スピリットを全ての人が得られればと思います、特に今年は。メリー・クリスマス!」と、歌詞の一部を引用して綴っている。
【米ビルボード・ソング・チャート】「恋人たちのクリスマス」が約1年ぶり首位、5曲のクリスマス・ソングがTOP10入り
マライア・キャリー、「恋人たちのクリスマス」首位獲得に反応「喜びとホリデー・スピリットを全ての人が得られれば」
そしてアルバム・チャートでは、ショーン・メンデスの新作『ワンダー』がNo.1デビューを飾った。『ワンダー』の初動ユニットは89,000で、そのうちアルバム・セールスが54,000、アルバム・ストリーミング(SEA)が34,000、トラックごとのユニット数(TEA)が1,000だった。本作からは、ソング・チャート“Hot 100”で18位を記録したタイトル曲「ワンダー」と、同チャート8位、ポップ・ソング・チャート19位にデビューしたジャスティン・ビーバーとの初コラボレーション「モンスター」がヒットし、アルバムのプロモーションに繋げた。また、当週はTOP10に5作以上クリスマス・アルバムがランクインしており、これは2013年12月21日付チャート以来7年ぶり。クリスマス・アルバムが上昇したことでその他のアルバムが一掃され、ポップ・スモークの『シュート・フォー・ザ・スターズ、エイム・フォー・ザ・ムーン』 が5位から6位に、 ミーガン・ジー・スタリオンの『グッド・ニュース』は7位から9位にそれぞれダウンした。
【米ビルボード・アルバム・チャート】ショーン・メンデス4作連続No.1、計5作のクリスマス・アルバムがTOP10入り
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