2020/12/09
新型コロナウイルスの危機の中、米政府による景気刺激策の遅れで家賃を滞納してるアメリカ人にスポットライトを当てた米ワシントン・ポスト紙の記事を読んだテイラー・スウィフトが、二人の母親のGoFundMeページに13,000ドル(約135万円)ずつ寄付したことが米ビルボードの取材でわかった。
米ナッシュビル在住のシングルマザーのニッキー・コーンウェルは家賃を5,000ドル(約52万円)滞納しており、自分の子供たちが今年クリスマスを迎えることができるかわからないと共有した。「今年は私たちにとって最悪な年です」と本来であれば5月から働く予定が、新型コロナウイルスの検査で陽性とわかったため白紙になったことを言及しながら、自身のGoFundMeページに記入した。「仕事を探しているのは私だけではないので大変です。どんな助けでも私の家族は感謝いたします。私は間違いなく奇跡を祈っています。皆さんに神のご加護を」と続けた。
テイラーは寄付と共に、「ニッキー、あなたに関する記事をワシントン・ポスト紙で読みました。自分の境遇を共有するのはとても勇気があると思いました。今年、あなたが経験したすべてのことが気の毒です。私からあなたにギフトを贈りたいです。ナッシュビルの私から、ナッシュビルのあなたへ。愛を込めて テイラー」という感動的なメッセージを送った。
米ミシガン州のシェルビー・セレウスキ(Shelbie Selewski)は、「新型コロナウイルスの感染が広がる直前の12月に気胸の病気を持って生まれた娘が2か月間入院し、退院後は娘のために家にいる必要がある」ため、春に職を失ったことを共有した。「私は婚約者と一緒に絶え間なく仕事を見つけようとしましたが、娘には肺の機能障害があり、7歳の娘はヴァーチャル・スクールのため、働くことは非常に難しいです」と自身のGoFundMeのページに綴った。「私たちは売れるものはすべて売却し、可能な限り支払いを行いましたが、毎日思いがけない出費があるような感じがします」と説明した。
テイラーは「シェルビー、あなたのことをワシントン・ポスト紙で読み、このギフトを贈ります。あなたに課せられたようなストレスを、誰も感じるべきはありません。あなたとあなたの家族が素晴らしいホリデー・シーズンを過ごせることを願っています。愛を込めて テイラー」というメッセージと共に13,000ドル(約135万円)を寄付した。
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