2020/12/07
PJハーヴェイのデビュー作『Dry』が、オリジナルUK盤LPをミニチュア化した初の紙ジャケット仕様、および最新リマスター音源を使用した高音質CDにて、来年1月15日に再発されることが決定した。
【マーキュリー・プライズ】史上唯一、2度の受賞を果たし、英Q誌の選ぶ“歴史上最も偉大な100人のシンガー”の一人にも名を連ねるUKシンガー・ソングライター、PJハーヴェイ。1992年にトリオ編成のバンド名義としてリリースされた『Dry』は、パティ・スミスとベッシー・スミスを引き合いにオルタナティブでサディスティック、そして鉄の匂いがするブルーズが炸裂するバンド・サウンドに、愛、希望、汚い夢、セックスを歌う衝撃的な内容で圧倒的な評価を獲得。初期の代表曲「Dress」や「Sheela-Na-Gig」を擁しつつ、90年代ガールズ・ライオットの発火点、カート・コバーンの生涯の愛聴盤として語り継がれるのみならず、数え切れないほど多くの後続アーティストたちへ影響を与えた。
今回のリイシューにあたり、当時の共同プロデューサーでPJハーヴェイの初期作品はもちろん、レコーディングおよびライヴ・エンジニアとしてオノ・ヨーコ、ポール・ウェラー、ニック・ケイヴ、トム・ヨーク、マッシヴ・アタック、ジェイムス・ブレイクといった錚々たるアーティストたちの音響を支えてきた、重鎮ヘッドことハワード・ブリヴァントがマスタリングを担当。最新リマスターが施された音源は初CD化であり、本作品の日本盤CDが発売されるのは実に25年ぶりとなる。
PJハーヴェイ伝説の処女作『Dry』の日本独自再発盤CDは、解説・歌詞対訳に加え、日本盤オリジナル特殊帯が付いた初回生産限定盤となる。
◎リリース情報
アルバム『Dry』
2021/1/15 RELEASE
PURE10CDJP(数量限定盤) 2,500円(tax out)
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