2011/11/14 00:00
11月9日に待望のニューシングル『オキドキ』をリリースしたSKE48だが、今回の選抜メンバーの中に、桑原みずきという19歳の女の子がいることをご存知だろうか。彼女が今、いわゆるアイドルとは一線を画する人気を集めつつあるのだ。
一期生としてSKE48に参加した彼女は、1stシングル『強き者よ』、そして4thシングル『1!2!3!4! ヨロシク!』以降の全作で選抜されている中心メンバーのひとりだ。SKE48参加前、地元 高知のミュージカル劇団で鍛えたというダンススキルを持つ。『オキドキ』のミュージックビデオ撮影時には、ダンス対決シーンの振付を考案するなど、実力派メンバーとしてチームを牽引する姉御的存在といえるだろう。
しかし、一番の魅力は他にある。SKE48の劇場公演などでは率先してMCを担当する彼女は、メンバーの特徴をデフォルメした顔マネや、キレのあるトークで爆笑を取ることができる大きな武器を持っているのだ。そうした愛嬌も込めてのことだろう。ファンからは彼女の地元に因んで“カツオ”の愛称で親しまれている。その支持は同僚からも厚く、先日のじゃんけん大会では、彼女が勝ち上がったことを、中心メンバー 松井珠理奈が涙を流して喜んだほどだ。
そんな“カツオ”の魅力は、自身のブログやSKE48選抜メンバー専用ブログにも反映されている。他のメンバーから「どこで撮ったのか分からないような写真を、隠し撮りされてたりする」、「ちょっと変な顔に写っちゃった写真を、忘れた頃にアップしてくる」とボヤかれる投稿の数々は、他メンバーファンからも注目を集めているという。
当初はアイドルらしからぬ内容のため、スタッフから書き直しを指示されることもあったというが、「最近は殆どOKになってきた」そうだ。自身は「私のキャラができてきたっていうのが、スタッフの方にも浸透してきて」と述懐するが、彼女と仲の良いメンバー 小木曽汐莉に言わせれば「みずきさんに関しては放任主義なんですよ!」。自由な存在として、運営陣からも大目に見られるキャラクター性を持っているのだ。
その上、最新作『オキドキ』では、イントロで流れるファルセットボイスのコーラスパートを担当するなど、美声まで併せ持っているというのだから驚きだ。
前述のじゃんけん大会では、SKE48メンバーで唯一勝ち残り、自身初のAKB48選抜メンバー入りも果たした。さらなる注目度上昇にも期待はかかるが、当時の模様はシングル『オキドキ』[TYPE-C]盤付属のDVDに、“特典映像III「AKB48 24thシングル選抜じゃんけん大会~密着!SKE48~」として収録されているので、気になる方はチェックしてみよう。
いずれは人気メンバー松井玲奈のソロ曲にして、清楚で薄幸な雰囲気を持つ『枯葉のステーション』すらをも歌ってみたいと豪語する彼女。一方で、現在絶賛オンエア中の冠番組「SKE48のマジカル・ラジオ」では、「全身タイツを着たい」「悪役をやりたい」と笑顔で語れるその懐の広さは、今後のSKE48を思う上でも大きな武器となりそうだ。
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