2020/11/24
米誌Esquire最新号の表紙を飾ったBTSが、韓国・ソウルからZOOMで応じた巻頭インタビューで、「Dynamite」の予想外の成功やニュー・アルバム『BE』などについて語った。
グループにとって初の米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”No. 1ソングとなった「Dynamite」だが、新型コロナウイルスのパンデミックがなければ制作していなかったかもしれないと彼らは明かしている。
RMは、「新型コロナがなければ、“Dynamite”は存在していなかっただろうね。この曲に関しては、イージーに、シンプルに、ポジティブに行きたかったんだ。こう、深いヴァイブスとか影とかじゃなく。とにかく気楽な感じで行きたかった」と語っている。
ジンも、「僕らは、癒しや慰めのメッセージをファンに届けようとしていた。“Dynamite”を出した時、実は世界的ヒットを目指していたわけではなかったんだよ」と述べている。
また、11月20日にリリースされた『BE』に関してもRMは、「このアルバムには、社会問題を批判している楽曲は含まれないと思う。今は誰もが大変な時期を過ごしている。だからあまりアグレッシブな曲は入っていないと思うよ」と、リリース前に行われたインタビューで語っていた。5作目となる韓国語アルバム『BE』には、最新シングル「Life Goes On」のほか、「Blue & Grey」、「Stay」、「Fly To My Room」など8曲が含まれている。
2020年11月22日に開催された【2020 アメリカン ・ミュージック・アワード】(AMAs)で、ポップ/ロック部門の<フェイバリット・デュオ/グループ賞>、<フェイバリット・ソーシャル・アーティスト賞>を受賞した彼らは、いまだにインポスター症候群と格闘しているという。RMが“マスク・コンプレックス”と呼ぶ、自分の能力や実績を認められない状態に終止符を打つためにも、そしてグループが米国でさらに尊敬を得るために勝ち取りたい次なる大きな目標は【グラミー賞】であるとメンバー全員が認識しているようだ。
「(BTSの)アメリカン・ジャーニーの最終章、最後のパートは【グラミー賞】だと思っているよ。だからそうだな……そのうち分かることだよね」とRMは語っている。
Introducing Esquire's Winter cover starring @BTS_twt. The biggest band in the world has ascended to the peak of pop, redefined fame, and challenged traditional masculinity. So what do they want now? They told @DaveHolmes all about it. https://t.co/eFhP1ZAv15 pic.twitter.com/Jiv9PpJSgE
— Esquire (@esquire) November 23, 2020
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