2020/11/15
TOIL&MOIL所属アーティストのフラチナリズム、ミオヤマザキ、まなみのりさ、チロル、1-SHINE、海羽が出演した配信ライブ【TOIL&MOIL Fes“thanks morph-tokyo”】が、2020年11月12日に開催された。
今回のライブは、TOIL&MOILのグループ会社でもあるライブハウスmorph-tokyoがコロナ禍の影響により11月末に閉店してしまうことを受け、今までの感謝の意を込めて企画された。ステージの転換中は別スタジオで音楽番組形式のコーナーを配信。「イントロクイズ」や「即興替え歌対決」「誰が一番海羽のお兄ちゃんにふさわしいかを決める対決」など、バラエティに富んだ企画を転換の度に送り続けた。
トップバッターを務めたのは、今年の9月に新しくTOIL&MOILに仲間入りしたばかりの新進気鋭のシンガーソングライター海羽。海羽の歌声は今にも消えそうで儚くも力強く、彼女の歌を初めて聞く人にも印象に残るような存在感があった。合計4曲を披露し、10代最後となるライブを全力で伝えた。
2番手を務めたのは、メロディとラップのツインボーカルが特徴の5人組ロックバンド1-SHINE。2月15日に今回の会場でもあるmorph-tokyoでワンマンを行って以降、新型コロナウイルス感染が拡大しライブ活動ができず、なんと約9か月ぶりのライブ出演となった。
「2020」「TOKYO」と重厚なサウンドで画面越しでも熱気を感じられるアッパーチューンから始まり、自分たちのバンド人生を救ってくれたmorph-tokyoへ感謝の言葉を伝えた後、最後はバラード曲「Only Human」で締めくくった。
次に登場したのは藤沢発スリーピースガールズバンドのチロル。チロルは中村恵美(b)が脱退することになり、現体制で送る最後のライブとなった。大竹智紗の熱のこもったボーカルから始まる「ぼくのうた」でライブがスタート。MCでは多くを語らず、音楽に自分たちの想いをすべて込め、3人で活動してきた10年間の集大成を今まで応援してきてくれた人たちへ送った。
4番手は結成13年目を迎える3人組アイドルグループまなみのりさ。8月には2日間にわたり13公演連続ライブをmorph-tokyoで行うなど所縁の深い彼女たち。しなやかさと強さを感じられるコンテンポラリーダンスを披露し、1曲目の「花びら」から最後の曲「かかとを鳴らして」までノンストップで駆け抜けた。曲が終わり、息を切らしながらもmorph-tokyoへ感謝の言葉を伝えライブを終えた。
5番目に登場したのはミオヤマザキ。先日、2020年12月24日Zepp Tokyo、2021年1月10日なんばHatchで、最新アルバムのリリースとデビュー6周年を記念した東阪ツアーを発表した彼女たちだが、実は“ミオヤマザキ”の名前で初めてライブをした思い出の場所がmorph-tokyoだった。
「ミオヤマザキです。はじめます。」という掛け声から、「正義の歌」でライブがスタート。その後も「ぴえん」「un-speakable」とアップテンポな曲が続き、画面越しにいるファンの熱気を最高潮まで高めていった。最後には8月にリリースした「メンヘラ幸福論」をライブ初披露。圧巻のパフォーマンスで、思い出の地でのラストライブを締めくくった。
TOIL&MOIL Fesの最後を務めるのはフラチナリズム。事務所では一番の先輩になる彼らも、所属のきっかけはmorph-tokyoでのライブだった。2曲目に披露した「World End Serenade」ではmorph-tokyoでMVを撮影するなど、“モーフ愛”を強く持つ彼らのライブパフォーマンスは、圧倒的な歌唱力と演奏力で、バンドのクオリティの高さを見せつけた。最後は「KAN&PAI -THE WORLD-」を演奏し、morph-tokyoでの事務所を挙げたラストライブは大団円で終わった。
◎配信ライブ情報
【TOIL&MOIL Fes “thanks morph-tokyo"】
2020年11月19日(木)21:00までアーカイブ配信チケット販売中
配信チケット:3,000円
出演アーティスト:フラチナリズム/ミオヤマザキ/まなみのりさ/チロル/1-SHINE/海羽
https://bit.ly/38IALgB
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