Billboard JAPAN


NEWS

2020/11/09

フィニアス、ダークな新曲「Where the Poison Is」でトランプ大統領を痛烈批判

 米大統領選挙においてジョー・バイデン候補の勝利が確実となった現地時間2020年11月7日、シンガー・ソングライターでミュージック・プロデューサーのフィニアスが「Where the Poison Is」(毒があるところ)と題されたダークでタイムリーな新曲を発表した。

 妹のビリー・アイリッシュと共に、民主党のバイデン候補を支持していた彼だが、この曲の歌詞では敗北した現職のドナルド・トランプ大統領に対する怒りが辛辣な歌詞で表現されている。

 フィニアスは、リアリティー・ショー時代のトランプ氏の決め台詞だった「You’re fired.」(お前はクビだ)と添えて新曲を公開した。この曲には、星条旗が取り除かれた模型のホワイトハウスの窓から、黒い染みがじわじわと広がっていくという不穏な動画が添えられている。

 「Where the Poison Is」では、「僕の友人たちが皆病気になったら、それは大統領の責任だ/僕の友人たちが皆病気になったら、それは彼の政府の責任だ」、「毒があるところに連れて行ってくれ/毒を持つものの実態を表面化させるために/やられる側の気持ちを彼にちょっと味わわせるために/(自分が)大統領だと思い込んでる蛇がいる」などと、米政府の新型コロナウイルス感染拡大に対する無策ぶりを批判するような歌詞などが並んでいる。

 バイデン候補の勝利を受けて、ビリーは、「信じられない、すごく嬉しい」などと歓声を上げながら話している動画をインスタグラムに投稿し、投票したファンに感謝した。

ACCESS RANKING

アクセスランキング

  1. 1

    <インタビュー>YUTA(NCT) ミニアルバム『Depth』に込めたソロアーティストとしての挑戦――「たくさんの経験があったから今がある」

  2. 2

    和楽器バンド、活休前最後のツアーが開幕 10年分の感謝をこめた渾身のステージ

  3. 3

    <インタビュー>米津玄師 新曲「Azalea」で向き合った、恋愛における“距離”――「愛情」の源にある“剥き身の生”とは

  4. 4

    ロゼ&ブルーノ・マーズ、11/22大阪開催【MAMA】で「APT.」世界初披露へ

  5. 5

    <ライブレポート>ano「次に会う時まで必ず生きて」――ツアー追加公演完走、音楽でたどり着いた“絶対聖域”

HOT IMAGES

注目の画像