2020/10/22
ゲキ×シネ『偽義経冥界歌(にせよしつねめいかいにうたう)』の舞台あいさつが21日、東京都内で行われ、出演者の生田斗真、中山優馬、藤原さくらが登壇した。
本作のモチ-フは、“奥州藤原三代”と“義経黄金伝説”。源義経が、実際に奥州にかくまわれていたという史実をベ-スに、ファンタジ-をちりばめて作られた舞台公演を編集して上映する。劇団☆新感線の中島かずき作、いのうえひでのり演出。
昨年、大阪、金沢、松本で公演を行い、今年は、東京、福岡での公演が予定されていたが、コロナ禍により、東京は一部中止、福岡は全公演中止となっていた。
主演の生田は「アニメでもバンバン戦っていますが、こっちは人間がバンバン戦っています。アニメも面白いけど、演劇はもっと面白い」と、大ヒット上映中の『劇場版『鬼滅の刃』無限列車編』に引っ掛けてあいさつした。
義経の偽物という役どころについては、「ばかで、情熱的で、愛情深くて、とんでもなく強い。劇団☆新感線のヒ-ロ-像そのものという気がして、舞台に立てていることの喜びを感じられる役だったと思います」と語った。
一方、中山は「稽古でも斗真くんはいつも全力で演じられていたので、その姿を見て、自分も、もっと頑張らないと、という思いに駆られていました」と稽古を振り返った。
生田とは本作が初共演となったが、「公演や稽古が終わったら、ご飯を食べにいくこともよくありました」と明かし、「今、世の中の、この苦しい状況を見ていると、ああいうことも幸せだったなって脳裏に焼きついています」と懐かしんだ。
映画は24日から公開。
(左から)藤原さくら、生田斗真、中山優馬(撮影:阿久津知宏)
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