2020/10/20
ラッパーで実業家の50セントが、民主党のジョー・バイデン米大統領候補の選挙陣営が打ち出している租税政策案に不満があるとして、ドナルド・トランプ大統領の再選を支持すると2020年10月19日に表明した。
バイデン政権になった場合の、年収40万ドル(約4,200万円)以上の米国人がカリフォルニア州、ニュージャージー州、ニューヨーク州/市でそれぞれ支払うことになる税率を示したテレビ画面のスクショを投稿した50セントは、「WHAT THE F*CK(なんてこった)! (トランプに投票しろ)俺は出て行く、F*CK NEW YORK(ニューヨークなんてクソ食らえ)、(NBAチームの)ニックスはどうせ全然勝てねーし。トランプが黒人嫌いでもどうでもいいや、62%だって、頭いかれてんじゃねーの」と怒りをぶちまけた。
50セントは昨年、『レイトx2ショーwithジェームズ・コーデン』に出演した際に、50万ドル(約5,500万円)と引き換えにトランプ大統領の2017年の就任式への出席を打診されたが断ったことを明かしていた。当時は「すべての金が良い金じゃない」と、大統領と距離をとっていた彼だったが、今年の7月に応じた米ビルボードのインタビューでは、一転してトランプ大統領の悪びれない言動を称賛し、彼のように自身の青写真に基づいて行動することにしたと語っている。
50セントのファンの多くは、ブラック・アメリカンのために人種間の平等を実現することを彼がないがしろにしていると批判しているが、保守系コメンテーターのトミ・ラーレンは“Amen!!!(そのとおり!)”、“トランプ・トレインへようこそ!”と、彼のインスタグラムのコメント欄に書き込んでいる。
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