2020/10/19
sumikaが【第99回全国高校サッカー選手権大会】の応援歌を担当することになった。同大会のために書き下ろされた新曲「本音」は、作詞を片岡健太(Vo/Gt)、作曲を小川貴之(Key/Cho)が手掛けている。
なお、「本音」について片岡健太は以下のように語るとともに、大切な時間を奪われてしまった高校生たちへメッセージを寄せている。
- 今年は、人に会えない時間が長かったので、人の本音が見えづらい部分があったかと思います。この高校サッカーを通して、みんなが本音で言い合えるような時間や瞬間が訪れてくれたらいいなという思いを込めて作りました。「ありがとう 本音だから」という歌詞は、面と向かっては照れくさくて言いづらいけど、曲なら言える。音楽だからこそ、素直になれる特別なフレーズです。
それから、以前、ロッカールームの映像を見た時に、監督が選手に対して、「ありがとう」と言っていたのが、印象的でした。今回は更に、「開催してくれてありがとう」と思う方もいるかと思いますので、たくさんの「ありがとう」という感謝の言葉を伝えていきたいです。-
◎高校生たちへのメッセージ
僕は、高校1年生の時に軽音楽部に入って、その時のご縁が繋がり、このメンバーに出会えました。
当時の時間がなければ、僕は今の人生を歩んではいないと思います。その大切な時間を奪われてしまった2020年、あるべきだったはずの出会いを取り戻せるように、力になりたいです。僕たちも春から予定していたアリーナツアー全公演が見合わせになり、絶望していたのですが、高校生たちの諦めずに前を向いている姿勢、監督やマネージャー、選手を支えるご家族の方の願いを力に変えて、前に進んでいこうとする選手たちが、僕たちの力にもなっています。
片岡健太
◎sumikaの起用に関して 日本テレビスポーツ局 岡本和孝プロデューサー
全国高校サッカー選手権大会の応援歌は、選手たちが仲間とともに厳しい練習や高校生活の悩みなど、苦しい時を乗り越えるための支えとなってきました。そして、その後の人生のステージで苦しい時や行き詰った時の「心の応援歌」「人生の応援歌」として、選手たちの心の中でずっと生き続けています。
そしてそれは全国大会に出場した選手だけでなく、会場に応援に来てくださった方やテレビで応援してくださった方々、全国全ての高校生たちにとっても同じです。
今回、sumikaの皆さんに高校サッカー応援歌を書き下ろして頂きました。この曲が、全ての高校生たちにとって「一生の宝」となるだけでなく、この大会に携わった全ての人にとっての人生の応援歌となることを期待しています。
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