2020/10/12 16:00
世界メンタルヘルスデーにあたる2020年10月10日に、カミラ・カベロが心の健康を維持するために実践しているいくつかの方法について、約7分の動画で詳細に語った。
インスタグラムに投稿された動画には、「トラウマになるような体験、心理的虐待、心をむしばむような環境に置かれることなど、私たちのメンタルヘルスに影響を及ぼすものがあまりにも多くあります。体系的な抑圧、差別、不平等などがあまりにも長く続いているだけでなく、世界的なパンデミックにより悪化した金銭的な問題や、数えきれないほどほかのことが私たちの心の健康に影響していますが、私自身が辿った道のりや、自分の力を取り戻す手助けをしてくれたツールをシェアしたいと思いました。治癒は大変ですが、“無理だ”なんて誰にも言わせないでください、今はそう思えてしまっていても。あなたはこれによってより強く、賢く、より思いやりのある人間になれる筈です」とコメントが添えられている。
動画で彼女は、「すごく大変だし、努力もいることだし、苦しんでいる人それぞれが自分にとって最善の決断を下すということは言うまでもないけれど、これが私の旅路であり、自分を助けてくれたことだったりするよ」と語り、“マインドフルネス”の実践、意識して運動すること、自分に向ける言葉に気をつけること、日々感謝していることをリストアップするなど、自身が実践していることをいくつか紹介した。
ウィキペディアによると、マインドフルネスとは“今現在に起こっている経験に注意を向ける心理的な過程”で、“瞑想およびその他の訓練を通じて発達させることができる”技法であり、カミラはこれに毎日少なくとも10分ずつ集中して取り組んでいたそうだ。「開始してから1年半、毎日(継続した)。マインドフルネスを1日も欠かしたことがないのは、自分の呼吸に集中して、より客観的な視点から自分の思考を眺めることができるから。自分が考えていることが全て真実であると信じることが、自分が抱えている不安の大きな源だったと思うのね」と彼女は説明し、「瞑想は確実に一番(効果的)だった。10分間瞑想することは、“今の瞬間に身を置くこと”に自分の心と体を集中させる10分間のトレーニングでもある。不安感って、自分ではコントロールできないことに集中してしまうことであって、その多くが未来に起きるかもしれないことだったりするよね。マインドフルネスはそこをすごく助けてくれた」と述べている。
また、体も毎日動かすようにしているという彼女は、悩みを抱えているときは運動で発散できるエネルギーを、頭で考えることに集中させてしまっていたことが多かったからだと説明している。「運動したくないときは、曲をかけて部屋の中で狂った人みたいに30分間ただ踊りまくって汗をかくの。汗をかいて、鼓動を早めるだけで、自分の体の状態を知って余計なエネルギーを発散させることができるんだ。私はちょっとありえないくらい活発な人間だから、動いていないと、脳内に集中しすぎて人生をダメにしてしまうタイプなのね」と自己分析している。
彼女はさらに、自分自身を罵倒するのはやめようと呼びかけている。「脳内で自分に語りかける際のやり方を変え始めたのは確かだよ。自分に対する思いやりという資質を学んだんだ。自分を叱りつけたところで気持ちが楽になることはない。痛みや悩みを、自分の赤ちゃんであるかのように抱いてあげないと」と彼女は語りかけている。
ほかにも彼女は、神経を調整するためにシャワーのあとに冷水を浴びることや、感謝できることを毎日10個ずつ書き出してみることなどを勧めている。「小さなことでいいの、肌に日光があたったとか、足の裏で地面を感じたとか、そんなことで」と彼女は説明している。
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