2020/09/26
理想と現実の差のもどかしさを歌ったセイレム・イリースの「Mad at Disney」がTikTokやSpotifyで順位を上げている。
米カリフォルニアで生まれた現在21歳のシンガー・ソングライターのセイレムは、言葉が話せるようになるや否や、ぬいぐるみや幼稚園で好きな男の子のことについて歌っていたという。12歳の頃からすでに音楽の才能を発揮していたセイレムは、バークリー音楽学校を中退後、ロサンゼルスを拠点に活動をスタート。2019年に一緒にソングライティングをしていたジェイソン・ハースが呟いた「I’m really mad at Disney」というフレーズからインスピレーションを受け、幼い頃からディズニーの大ファンでありながら、敢えて“白馬に乗った王子様が自分を助け出してくれることを夢見ていたのに、実際には好きな男の子にデートをすっぽかされてしまう、理想と現実の差”を「Mad at Disney」に込めている。
この曲のキャッチーなフレーズと<星に願いをかけたのに、真実の愛のキスなんて嘘>という歌詞に合わせたミームが、日本を含む世界中のTikTokユーザーの間で爆発的に拡散。8月末からストリーミングが急上昇し、9月に入ってSpotifyグローバルバイラルトップ50で遂に国内1位を獲得したばかりだ。本曲を使用したTikTokコンテンツが全世界において合計140万以上投稿されている(2020年9月18日現在)。本曲はデジタル配信されているため、気になる方はぜひチェックして欲しい。
◎リリース情報
「Mad at Disney」
2020/7/24 DIGITAL RELEASE
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