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2010/05/26 00:00

アリゾナ州法に反対キャンペーンを展開

RAGE AGAINST THE MACHINEのリード・シンガー、ZACK DE LA ROCHAは、最近アリゾナ州が制定した移民法に反対するためのキャンペーン『ザ・サウンド・ストライキ』に参加するよう呼びかけており、すでに多くのミュージシャンや活動家の賛同を取り付けている。アリゾナ州議会を通過した法律、SB1070は、正式書類がないと疑われる移民の入国権利を地元当局に決定させるというもの。

CYPRESS HILL、JUANES、CONOR OBERST、LOS TIGRES DEL NORTE、RAGE AGAINST THE MACHINE、CAFÉ TACUBA、KANYE WEST、CALLE 13といったグループや、アカデミーを賞受した映画監督で活動家のMICHAEL MOOREなどが今日thnesoundstrike.netで発表されたキャンペーンに参加している。

「我々の音楽や物語、映画、言葉のファンが、肌の色の違いや話し方、聞いている音楽の違いによって毎日差別されたり苦しめられたりされかねない」とDE LA TOCHAはキャンペーンを発表する公開書簡の中で書いている。「貧しい人々は、かつての我々がそうだったようにただ仕事を探したりなんとか生き延びるためにできることをしているだけでもつねに恐怖にさらされて生きなくてはならない。この法律は彼らにとって、悪くするとある日突然の強制送還をも意味するものになりかねない」

ウェブサイトはアリゾナのボイコットに賛同するアーティストを求めており、法律の取り消しを求めるオンライン署名にサインするように呼びかけている。

『THE SOUND STRIKE』にすでに参加したその他のアーティストは、JOE SATRIANI、SERJ TANKIAN、RISE AGAINST、OZOMATLI、SABERTOOTH TIGER、MASSIVE ATTACK、ONE DAY AS A LION、STREET SWEEPER SOCIAL CLUB、SPANK ROCK、SONIC YOUTH、TENACIOUS Dなどだ。

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