2020/09/02 16:20
9月2日はTOTOのオリジナル・メンバーとして知られるキーボーディスト、スティーヴ・ポーカロの63歳の誕生日。
スティーヴ・ポーカロは1957年9月2日、アメリカ・コネチカット州生まれ。同じくTOTOのジェフ・ポーカロ、マイク・ポーカロを兄に持ち、結成から1986年までバンドのキーボーディスト/ボーカリストとして活躍した。スティーヴの奏でる浮遊感あふれる煌びやかなシンセサイザーの音色は、TOTOのサウンドの特徴のひとつであり、バンド脱退後もTOTOの新作レコーディングに参加。難病ALSを患った兄マイクの救済のために行われた2010年の再結成コンサート以降は、事実上バンド復帰を果たしている。
また、TOTOとしての活動のほか、マイケル・ジャクソンやイエス、ジェファーソン・エアプレインなど多数のアーティストのレコーディングや楽曲制作に携わり、マイケル・ジャクソンの「ヒューマン・ネイチャー」の作編曲を手がけたことでも知られる。2016年には40年近いキャリア史上初となるソロ・アルバム『Someday / Somehow』を発表。80年代から制作を続けてきたという同作には、亡き兄2人をはじめ、TOTOのメンバーほか、マイケル・マクドナルド、マーク・ボニーラらが参加し話題となった。
2018年にはデビュー40周年を記念した大規模なワールド・ツアー【40TRIPS AROUND THE SUN TOUR】をスタートさせ、翌19年2月には17回目となるジャパン・ツアーも実現させたTOTOだが、昨年10月をもって同ツアーは終了。メンバーの健康上の問題もあり、現体制での活動を終え、当面の間、活動休止期間に入ることを発表している。
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