2010/05/24 00:00
DAVID BYRNEが、TALKING HEADSの1985年のシングル「ROAD TO NOWHERE」を許可もちゃんとしたライセンスもないまま使用していたとしてフロリダ州知事を訴えている。
BYRNEは、フロリダ州知事であり同州の元司法長官だったCHARLIE CRISTと彼の選挙運動本部が今年初頭にウェブサイトとユーチューブの広告で当時の共和党の第一の敵対者だったMARCO RUBIOを攻撃する際にこの歌を使ったことに対し、100万ドルの損害賠償を求めている。CRISTはその後方針を変え、現在は独立候補として運動している。
訴訟は5/24昼過ぎにタンパにあるフロリダ州地方裁判所に提出された。
BYRNEによると、彼はニューヨークの友人からCRISTの広告のことを知らされたという。「それにはかなり腹が立ったよ」というBYRNEがワーナーブラザーズ・レコードにコンタクトを取らせると、CRISTの陣営はすぐに広告を中止した。しかし「僕の考えでは、そこに出てしまったことですでに
損害がもたらされたということになる。僕の知ってる人々はその広告を見ていたんだから、もう広まっちゃったわけだよ。訴訟は政治とは関係ない。著作権の問題であり、僕が彼に許可を与え、支持しているように思われるという事実の問題なんだ」
「ROAD TO NOWHERE」はTALKING HEADSの1985年のアルバム『LITTLE CREATURES』に収録され、BILLBOARDのメインストリーム・ロック・トラックスで25位になり、1986年のMTVミュージック・ビデオ・アウォードでベスト・ビデオ・オブ・ザ・イヤーにノミネートされた。また、『REALITY BITES』や『RELIGULOUS』などいくつかの映画にも登場している。TALKING HEADSの他のメンバーは誰も訴訟に関与していない。
BYRNEの弁護士は2008年に共和党の大統領候補、JOHN MCCAINがJACKSON BROWNEの曲を無断で使ったときの裁判を勝利に導いたLAWRENCE ISERだ。
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