2020/08/25 16:15
新型コロナウイルス感染拡大により、ファッション業界ではコレクション発表のスケジュールに大幅な狂いが生じるなど前代未聞の事態が生じている。とはいえ、全てのブランドが完全に停止してしまったわけではなく、2020年8月上旬には中国の上海でルイ・ヴィトンの2021年春夏メンズ・コレクションのショーが行われた。メンズ部門のクリエイティブ・ディレクター、ヴァージル・アブローによる大胆な模様のスーツなどに注目が集まる中、当日のもう一つの目玉がローリン・ヒルによる6曲のライブ・パフォーマンスだった。
このショーで上映されたライブ動画が、2020年8月22日にルイ・ヴィトンの公式YouTubeで公開され、「エックス-ファクター」、「ロスト・ワンズ」、「エヴリシング・イズ・エヴリシング」、「ドゥー・ワップ」、「ブラック・レイジ」、そして『クイーン&スリム』(2019年)のサウンドトラック曲「Guarding the Gates」のパフォーマンスを披露するヒルの姿がモノクロ映像で捉えられている。Naima Ramos-Chapmanが監督した、約20分の動画は、7月31日に米ニュージャージー州のMLHスタジオで撮影された。大半が室内の演奏シーンから構成されているが、「エックス-ファクター」の時にヒルが森の中を歩いている場面も含まれている。
あまり表舞台に出ないことで知られるヒルは、新型コロナのパンデミックが始まってからもその姿勢に変わりはないが、8月20日にリリースされたマライア・キャリーの新曲「Save the Day」にゲストとしてフィーチャーされている。
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