2020/08/21
作曲家コミュニティであり、クリエイター集団である「Co-Writing Farm」が、8月15日に完全オンラインでのコライティングキャンプを開催した。
Co-Writing Farmは現在(2020年6月)、約140名のプロ作曲家が所属し、コーライティングの手法を取り入れて楽曲提供等の創作活動をしている音楽クリエイターコミュニティ。「コーライティング」とは一人一人の強みを活かすことで、ケミストリー(化学反応)を起こし、効率よくクオリティの高い楽曲を作るいう音楽制作手法で、これまで5年にわたり神奈川県真鶴町でCo-Writing Farm主催のライティングキャンプが行われてきた。
今回、コロナウイルスの感染拡大に伴い、ZOOMとMessenger、さらにコーライティング用のシステムであるCo-Writing Studioを活用して、合計27名の作曲家が7つのチームに分かれてそれぞれの自宅からインターネット経由で同時に参加。朝10時から夜18時までの8時間でコーライティングにより1曲を完成させるというキャンプが行われた。その後、18時には全チームの楽曲が集まり、完成楽曲の試聴会とオンライン懇親会も実施された。
参加者からは、「普段の制作環境そのままで、特に大きな問題も無く曲を完成させる事が出来た」や、「住んでいる場所を問わないので、気軽にコーライト出来る1つの新しいスタイルとしてもっと普及していけば」など、喜びの声が寄せられた。
なお、9月25日にはインディーアーティスト向けに"複業"としての作曲家・コーライティングという道を提案するオンラインイベント【インディーアーティストの“複業”としての作曲家とコーライティング活用法】を開催。10月10日、31日の2日間で、実際にインディーアーティスト向けのコーライティングのワークショップも予定されている。
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