2020/08/18
電子チケット販売プラットフォームを提供するZAIKO株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:Malek Nasser)が、シリーズAラウンドにおいて、North Base Media社、マネックスベンチャーズ株式会社を引受先とする第三者割当増資による、総額100万米ドル(約1億530万円)の資金調達を実施した。
ZAIKO株式会社はイベント主催者及びデジタルメディア企業向けのホワイトレーベル電子チケット販売プラットフォーム「ZAIKO」を運営するITベンチャー企業だ。リアルイベントのチケット販売における初期費用やランニングコストは不要。ブラウザベースでリアルタイムでの発券・管理に加え、ライブ配信中のオーディエンスのSTICKITS(投げ銭)やコメント機能などチケット購入者とのコミュニケーションツールもある。日・英・中・韓の多言語対応で多数の提携メディアやオウンドメディアを通して世界中の人々へのチケット販売を可能にしている。
コロナ禍でエンターテインメント業界全体が打撃を受ける中、ZAIKOは2020年3月6日に業界でいち早くローンチした有料ライブ配信機能を通じて、およそ4ヶ月間で1,500本近くのライブ配信イベントを開催し、日本国内だけでなく世界30ヵ国以上のユーザーへのチケット販売を実現した。2020年7月時点で、ZAIKOでの配信チケット販売枚数はおよそ50万枚にのぼり、イベント事業者やアーティストを含む、エンターテインメント業界全体への支援に繋がったと同時に、ライブ事業における新たな可能性を生み出した。
新型コロナウイルスの収束後にはオンライン配信イベントのみならず、オフラインイベントへの需要回復が予想されることから、今回新たに調達した資金を活用し、双方に対するニーズへの的確なサービス向上を図っていく。ZAIKOは2021年初頭のシリーズBラウンドのクローズを目指し、新技術の開発とさらなる事業の成長に取り組んでいくとのことだ。
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