2020/08/13
先月末に公開された22歳の双子のYouTuberによる動画が話題となり、フィル・コリンズによる1981年の楽曲「In the Air Tonight」(邦題:「夜の囁き」)の全米でのストリーミングとセールスに加え、彼の過去作の人気も急上昇している。
双子のティム&フレッド・ウィリアムズは、『TwinsthenewTrend』と題された自身のYouTubeチャンネルで、ドリー・パートン、スティーヴィー・ワンダー、クイーンなどの名曲を初めて聴いた際の反応を投稿しており、ほぼラップしか聴かずに育ったという彼らのプライスレスなリアクションやユーモラスな見解は多くの反響を呼んでいる。
現地時間2020年7月27日に公開されたビデオで、フィル・コリンズの「In the Air Tonight」を初めて聴いた双子は、「まるでWWEの入場曲みたいだ、選手がリングに向かって歩く様子が想像できる」、「曲が始まって3分経ってからビートをドロップするなんて、これまで聞いたことがない」とその“ユニーク”さに触れており、現在までに動画は490万回以上再生されている。
ニールセン・ミュージック/MRCデータによると、双子の動画がバズった8月7日から3日間のコリンズによるソロ楽曲のダウンロード数は11,000で、この前の3日間(8月4日から6日)に比べると602%増となった。その内、「In the Air Tonight」のDL数は6,000で、上記3日間と比較すると1,516%増となった。次週発表の8月22日付の米ビルボード・チャートデジタル・セールス・チャート“Digital Song Sales”の集計期間は8月7日から13日となっており、この期間における「In the Air Tonight」の総DL数によってはTOP10に入る可能性もありえる。
「In the Air Tonight」に続いて人気なのは、1984年に米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で3週にわたり首位に君臨した「Against All Odds (Take a Look At Me Now)」(邦題:「見つめて欲しい」)で、8月7日から9日の間に1,000ダウンロードを売り上げ、422%増となった。
全米でのオン・デマンド・ストリーミングにおいてコリンズの過去曲は、8月4日から6日の総再生回数が300万回だったのに比べ、8月7日から9日は380万で27%増となった。その内「In the Air Tonight」のストリーミング数は110万回で、8月4日から6日の768,000から46%伸びている。
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